ニコスカード 徹底解説

今回は銀行系クレジットカードである「ニコスカード」を徹底解説します。
ニコスカードは銀行系クレジットカードの中ではかなり有名です。
カードを所有している方も多いでしょう。今回はそんなニコスカードについて徹底的に解説します。

銀行系クレジットカード会社とは

銀行系クレジットカードとは「主に銀行が発行しているクレジットカード」の事を指します。
有名な銀行系クレジットカードとしては

  • 三井住友カード
  • 三菱UFJニコス

などがあげられます。
(みずほ銀行は自社グループ内にカード発行会社を持っていません。)

銀行系クレジットカードの特徴

審査難易度が高い

銀行系クレジットカードは銀行系列が発行している為審査難易度が高めに設定されているケースが多いです。またこれは「都市銀行」>「地方銀行」>「ネット銀行」の順で審査難易度が高いです。

ステータスカードである場合が多い

銀行系クレジットカードは発行難易度が高い事に加えて「プラチナカード」などのハイステータスカードを発行しています。ですので全体的に銀行系クレジットカードはコストパフォーマンスよりも
ステータス重視のカードが多いです。

サービスが充実している

銀行系クレジットカードは基本的にサービスが充実している事が多いです。
三菱UFJニコスのカードは基本的に「ショッピング保険」「海外旅行保険」が付帯しています。
年会費は多少かかりますが、スタンダードカードでも充実したサービスを提供してくれるのが銀行系クレジットカードの特徴です。

三菱UFJニコスのカード発行状況

  • 全カード枚数   95枚
  • プロパーカード枚数 (MUFGカード) 7枚
  • プロパーカード枚数 (DCカード) 2枚

三菱UFJニコスの中には「プロパーカード」が3種類存在する

三菱UFJニコスは「ニコスカード」「DCカード」「MUFGカード」などが合わさってできた会社です。
よって連結する前から発行していたカードはプロパーカードになります。
よって「ニコスカード」「DCカード」「「MUFGカード」のそれぞれがプロパーカードを発行しています。

MUFGカードブランド

最近券面デザインを変更したMUFGカード、シンプルかつ高機能な為非常に人気のクレジットカードになっていますカード番号は裏面に移動し、セキュリティー対策を行ったMUFGカードですが、人気はどうなのでしょうか?

DCカードブランド

DCカードは良く言えばクラシカルなデザイン、悪く言えば古臭いデザインです。
しかしそんなカードデザインが歴史を物語っているようにも感じます。
またDCカードはJALカードの発行を行っています。JALカードを申し込んだときはDCカードが審査を行っています。

ニコスカードブランド

ニコスカードは様々なデザインでカードを発行しています。
三菱UFJニコスの中でも特にデザインカードが多い印象です。

三菱UFJニコスカードの特徴

旅行保険が充実している

三菱UFJニコス発行のクレジットカードは旅行保険が充実しています。
スタンダードカードである「三菱UFJカード」は海外旅行保険が付帯、「三菱UFJカード スマート」であれば国内旅行保険も付帯します。
銀行系クレジットカードはサービスが充実している傾向にありますが、ここまで旅行保険が充実しているクレジットカードは早々ありません。

ショッピング保険が全てのカードについている

三菱UFJニコス発行のクレジットカードは全てショッピング保険がついています。
いざという時にあると助かるショッピング保険ですが、年会費無料のクレジットカードでショッピング保険が付帯しているクレジットカードはあまりありません。

VISA、MasterCardブランドはタッチ決済対応

三菱UFJニコス発行のクレジットカードはAMEXブランドを除いてコンタクトレス決済が可能です。
最近はコンタクトレス決済対応のお店も増えてきているのであると助かる機能がついているのはありがたいですね

銀聯カードが発行可能

銀聯カードは主に中国で利用できるクレジットカードです。
日本国内でも多少使える場所はありますが、中国メインのカードですので中国に行くときには非常に重宝できるクレジットカードです。
同じ銀行系クレジットカードである三井住友カードでも発行されますが、三菱UFJニコスでも発行出来ます。

三菱UFJニコスカードの弱点

還元率が低い

三菱UFJニコスのカードは基本的に還元率が低いです。
1,000円利用で約4円還元、還元率は0.4%になります。
今回紹介するカードの中で唯一VIASOカード」のみ0.5%還元になりますが、VIASOカード以外は0.4%還元になります。三井住友カードは最低でも0.5%還元、カードによっては1%還元になります。
カード還元率を気にする方は三井住友カードも検討してみるとよいですね。

交換できるポイントが少ない

三菱UFJニコスのカードは基本的に1,000円で1ポイント、1ポイント4円相当で使用することができますが、交換できるポイントが少ないのが弱点です。

おすすめカード6枚を紹介

今回は数ある三菱UFJニコスカードの中からおすすめのカードを6種類紹介します。
今回紹介するカードはこちら

  • 三菱UFJカード
  • 三菱UFJカード ゴールドプレステージ
  • 三菱UFJカード プラチナアメリカン エキスプレスカード
  • 三菱UFJカード VIASOカード
  • 三菱UFJカード スマート
  • 三菱UFJカード ゴールド

DCカード・ニコスカードは今回は割愛します。

三菱UFJカード

このカードは三菱UFJニコスで最もスタンダードなカードの1枚です。
年会費は1,375円、ネット申し込み限定で初年度年会費無料特典が付きます。
家族カードは発行可能ですが、年会費が524円かかります。ETCカードは年会費無料ですが、新規発行手数料が1,100円かかります。

三菱UFJカード スマート  <当サイトイチ押し!>

このカードはポイント自動キャッシュバック機能付きのクレジットカードです。
年会費は1,100円ですが、年1度の利用で翌年度年会費無料になります。家族カードも発行可能です。
カード還元率は三菱UFJカードと変わりませんが、ポイントではなく自動キャッシュバックです。
またこのカードは国内旅行保険が付きます。金額は最高2,000万円です。

三菱UFJカード ゴールド

このカードは銀行系クレジットカードの最安ゴールドカードです。
年会費は2,095円、家族カードは1枚目無料です。
カード還元率はスタンダードカードと変わりません。
このカードの特徴は海外旅行保険が自動付帯になる事、国内旅行保険は利用付帯ですが、格安ゴールドカードで保険自動付帯はかなり珍しいです。
またこのカードは年会費が2,095円ですが国内空港ラウンジが利用できます。
同じような価格帯のゴールドカードだと「楽天ゴールドカード」がありますが、あちらは年間2回の利用のみです。一方三菱UFJカード ゴールドは利用回数無制限で利用できます。

三菱UFJカード ゴールド プレステージ

このカードは三菱UFJかードのゴールドカードです。年会費は11,000円と高価格帯になりますが、
ショッピング保険が年間300万円付帯したり、海外・国内旅行保険金額が最高5,000万円に増額します

三菱UFJカード プラチナ アメリカン エキスプレスカード

このカードは三菱UFJカードのプラチナカードです。
年会費は22,000円とプラチナカードにしてはかなり安い方です。休めのプラチナカードですが家族カードは1枚目無料、海外旅行保険は1億円、国内旅行保険も5,000万円付帯と非常にコストパフォーマンスの良いカードになっています。

三菱UFJカード VIASOカード

このカードは三菱UFJカードのスタンダードカードです。
年会費は無料、家族カードも無料、また三菱UFJカードの中で最もポイントが貯まりやすいカードになています。年会費無料のカードですが、海外旅行保険は最高、2,000万円利用付帯します。

三菱UFJニコスの審査難易度について

三菱UFJニコスは冒頭でも説明した通り、銀行系クレジットカードです。
発行難易度は割と高い傾向にあります。
ですが限られた人しか発行できないようなステータスカードではあまりありません。
発行難易度に関しては三井住友カードの方が若干高いです。
条件を満たせばある程度の方は発行出来るでしょう。

三菱UFJニコスは「多重申し込み者」に厳しい

銀行系クレジットカード会社は基本的に多重申し込み者に厳しいです。
特に三菱UJニコスは多重申し込み者に厳しいです。
直近6か月以内にクレジットカードを5枚以上申し込んでいる方は審査通過率が低くなります。
三菱UFJニコス発行のカードが欲しい方は他のカードを出来るだけ発行しないようにしましょう。

また信用情報に傷がある方はまず発行出来ません。
信用情報に傷がある方は銀行系クレジットカードに限らずクレジットカード審査通過率が著しく低くなります。が特に三菱UFJニコスは厳しいです。
同じ銀行系クレジットカードであれば「三井住友カード(NL)」の方が審査通過率が良いです。

こんな人にはこのカード!

学生の方には「三菱UFJカード スマート」

このカードは自動キャッシュバックのクレジットカードです
年会費は1,100円ですが年1回の利用で翌年度年会費無料になります。
実質年会費無料のクレジットカードですが、海外・国内旅行保険が共に最高2,000万円まで付帯します。海外旅行保険はともかく、国内旅行保険が付帯するのはかなり珍しいです。

手軽にゴールドカードが持ちたいなら「三菱UFJカード ゴールド」

三菱UFJカード ゴールドは年会費が2.095円ですが、国内空港ラウンジの利用が可能な上、国内旅行保険が付帯します。手軽にゴールドカードに持ちたい方、空港ラウンジを利用したい方などにおすすめのカードです。
<ポイント>
三菱UFJカード ゴールドは一定の収入のある方なら発行してくれる可能性が高いカードになります。
スタンダードカードからのアップグレードならより発行難易度は下がるでしょう。
学生の方は申し込めませんが、アルバイト・パートの方は申し込めます。
アルバイトで収入のある方は是非チャレンジしてみてください

プライオリティパスが欲しいなら「三菱UFJカード プラチナ アメリカン エキスプレスカード」

三菱UFJカード プラチナ アメリカン エキスプレスカードはお手頃な価格ですが、プラチナカードとしては非常に優秀なカードです。
プライオリティーパスが無料で付帯するほか、専用コンシェルジュデスクが付きます。
カード還元率は今1つですが、プライオリティパスが欲しい方やお手頃価格でプラチナカードが欲しい方は是非検討してみて下さい!

目次

まとめ

今回は三菱UFJカードを紹介しました。
銀行系クレジットカードとしてはかなり優秀なカードです。
三菱UFJ銀行の口座をお持ちの方、充実したサービスが欲しい方は是非検討してみて下さい!


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