Tsumiki証券徹底解説 2022年度版

エポスカードの付帯サービスの1つである「Tsumiki証券」について今回は徹底解説していきます。
積み立ての仕方、料金、サービスなど紹介します。是非ご覧ください!

目次

Tsumiki証券について

Tsumiki証券は丸井グループの子会社である「Tsumiki証券株式会社」が運営しているサービスです。
積み立てNISA対象投資信託商品を販売する事を目的とし、同グループ内である「エポスカード」と連携させることで手軽に投資信託商品を購入する事が出来ます。

Tsumiki証券の特徴

Tsumiki証券はエポスカードと連携する事を前提に作られたサービスです。
エポスカードのポイントを使用して投資信託商品を購入する事の出来る「ポイント投資」
積み立てNISA対応の投資信託商品をエポスカードを使用して購入する事が出来る「カード積み立て」を行う事できます。またエポスカードをすでに所有している方であれば必要書類をスマホでアップロードするだけで口座開設が出来る非常にスマートなサービスを提供してます。

今回の解説ポイントはこちら

  1. 口座開設方法
  2. Tsumiki証券の販売商品について
  3. ポイント投資について
  4. カード積み立てについて
  5. Tsumiki証券で積立をするメリット

それでは行ってみましょう。

1 口座開設方法

1-1 「エポスnetにログイン」

Tsumiki証券はエポスカードを持っていれば簡単に口座開設する事ができます。
エポスnetにログインしてTsumiki証券のページに行きましょう。

1-1-1 「口座のタイプを選ぶ」

Tsumiki証券は「積み立てNISA」対応です。
口座開設時に積み立てNISA口座にするかしないかを選ぶことができます。

1-2 必要書類準備

Tsumiki証券の口座開設にはいくつかの書類が必要です。
また書類によっては2つ以上提出する必要があります。

マイナンバーカードをお持ちの場合

マイナンバーカードのみです。

マイナンバーカードをお持ちでない場合

通知カードの他に「顔写真付き身分証明書」が必要になります。

顔写真付き書類
  • 運転免許証
  • 在留カード
  • 特別永住者証明書
  • 住民基本台帳カード
  • 障碍者手帳

1-3 「スマホでアップロード」

自分のスマホで書類のアップロードをしましょう。
先ほども書きましたが必要書類の数は書類によって異なります。
提出を要求された物を全てアップロードしましょう。

これで申し込みは終了です。
申し込み後完了メールが届きます。通常は申し込みから3日~5日程度で口座の開設が完了します。

1-4 「郵送で届いた書類を使ってログインする」

口座の開設が完了すると口座番号が書かれた書類が自宅に届きます。
Tsumiki証券のログインには書類に書かれている口座番号が必要な為書類が届くまで待ちましょう。
通常は2週間程度かかります。


1-5 「ログインする」

書類が届き次第ログインしましょう。
Tsumiki証券の店舗番号と口座番号を使ってログインします。

2 Tsumiki証券の販売商品について

Tsumiki証券は全部で5つの商品を販売しています。
Tsumiki証券の販売商品は殆どが「積み立てNISA」対応商品です。

  • セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
  • セゾン資産形成の達人ファンド
  • コモンズ30ファンド
  • ひふみプラス
  • まるごとひふみ15 ※積み立てNISA未対応

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドはセゾン投信株式会社が行っている全世界型の大型ファンドです。購入商品は「株式:50 債権:50」のバランス型です。
主な投資先としては「Apple・Microsoft・Nestle」などです。債権の購入比率が50%の為
商品全体としてはかなり安定していると言えるでしょう。

セゾン資産形成の達人ファンド

セゾン資産形成の達人ファンドはセゾン投信株式会社の「世界成長型大型ファンド」です。
投資先は100%株式投資、ハイリスク、ハイリターン商品です。主な投資先は「サムスン・Nike・ダイフク」などです。大型ファンドですのでそこまで危ない橋は渡らないようですが、投資先の影響はかなり受ける商品です。特に世界レベルで経済が低迷するとかなりのマイナス値になることがあります。

コモンズ30ファンド

コモンズ30ファンドはコモンズ投信株式会社の投信ファンドです。
投資先は100%日本国内株式の為、日本市場の影響を受けるファンドです。
主な投資先は「ヤマトHD・東京エレクトロン・ダスキン工業」など比較的安定している企業ばかりです。日本市場の影響を受けるとは言えトータルではかなり安定したファンドです。

ひふみプラス

ひふみプラスはレオス・キャピタルワークス株式会社の日本向け大型ファンドです。
購入先は約90%が日本国内株式、海外は10%にとどまります。主な投資先は「ソニー・セリア・BILIBILI」などこちらも比較的安定したファンドです。

まるごとひふみ15

まるごとひふみ15は「レオス・キャピタルワークス株式会社の「安定型投資信託ファンド」です。
投資先は債権が85%とほぼすべてが債権購入に充てられます。債権は株式に比べてか価格変動が少ないので非常に安定している特徴があります。
まるごとひふみ15は殆どが債権の為商品としては非常に安定しています。
まるごとひふみ15の主な投資先は国債特に「日本・アメリカ・イタリア・ドイツポスト」などです。
このファンドは積み立てNISA非対応です。積み立てNISAの対象にはなりません。その分月の購入金額は33,333円以上購入する事が出来ます。

3 ポイント投資に関して

Tsumiki証券はエポスポイントによる「ポイント投資」が可能なサービスです。
1ポイント1円で投資信託の購入資金に回すことが出来ます。
2022年現在ポイント投資が可能な証券会社は「Tsumiki証券」と「セゾンポケット」のみです。
貯まったポイントは自動的に月々の積み立てに回すことが可能です。

ポイント投資の特徴

  • 上限金額はありません。年間60万円以上(60万ポイント以上)の投資も可能です。
  • つみたてNISAには対応していません。
  • がんばってるねポイントの加算対象外になります。
  • 好きなタイミングで売り買いできる

4 カード積み立てに関して

Tsumiki証券はエポスカードによるカード積み立てを行う事を目的とした証券会社です。
エポスカード発行のクレジットカードカードを使って上記5種類の商品を購入する事が出来ます。

カード積み立ての方法

積み立ての方法は簡単です。今回は積み立て方法を出来るだけ詳しく紹介して行こうと思います。

ステップ1 「積み立てる商品を選ぶ」

取扱商品一覧から商品を選択してください

ステップ2 「購入金額を決めてください」

取り扱い商品から商品を選択すると
「積み立て口座」
「積立金額」の設定が出来ます。
積み立てNISA用なのか、またいくら買うのかを決定します。

ステップ3 確認事項を読んで確定

申し込み後は最短3営業日で資産データに反映されます。
(土日祝日を挟むと反映まで時間がかかります。)

後はデータが反映され商品を購入するまで待ちましょう。
その間自分がする事は特にありません。具体的な購入プロセスはこちらです。

毎月27日までの申し込みであれば翌月の10日前後に積み立てが開始されます。
また初回のみ積み立て後に料金支払いを行います。2回目以降は事前に代金の支払いを行いその後積み立てを行います。

Tsumiki証券で積立を行うメリットとは

Tsumiki証券で積立を行うメリットはは「エポスカードの利用実績を積めるから」です。
Tsumiki証券で積み立てた投資信託の代金はエポスカードの利用実績としてカウントされます。
月々最大50,000円積み立てることが出来るので、MAX金額を毎月積み立てた場合は年間で60万円の利用実績を作ることが出来ます。
エポスカードの場合はエポスゴールドカードへのインビテーションがある為、利用実績を積みたい方にはおススメです。
またTsumiki証券で積み立てを行った場合でもエポスカードの利用限度額には影響しません
利用限度額を圧迫する事が無いので余裕をもって使う事ができます。

Tsumiki証券のボーナスポイントについて

Tsumiki証券には「がんばってるねポイント」があります。
年間の積み立て金額に応じてエポスポイントを獲得する事ができます。

この特典を受けるには毎月積み立てを行う必要があります。僕の場合は年間積立金額の0.1%がポイントとしてプレゼントされます。
年間60万円分の積み立てを行った場合は約600ポイントをポイントを獲得する事が出来ます。

がんばってるねポイントは積み立て1年目~4年目までは0.1%還元
5年目以降は0.5%還元です。
年間60万円積み立てを行った場合は約3,000ポイントを獲得できます。
長期的な投資信託を購入する場合には良いのではないでしょうか。

まとめ

Tsumiki証券はエポスカードを持っている方であれば非常にメリットが多いサービスです。
今エポスカードを持っていない人でも是非作って投資しましょうとは言えませんが、お金を銀行に入れておけば安心できる時代でもありません。少し貯金に余裕のある方、投資信託に興味のある方には是非おススメしたいサービスです。
エポスカードの事については別途記事に取り上げています。
是非そちらも読んでくださるとありがたいです。
では今回はここらへんで
良いキャッシュレスライフを!

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