今回はJALカードの審査について紹介します。
JALカードを作りたいと思っている方、審査に落ちた人、JALカード発行手順について知りたい方は、是非最後までご覧下さい!
JALカードとは
JALカードは日本航空株式会社が発行しているクレジットカードです。
日本航空の航空券購入時にマイルが貯まったり、日本航空のサービスが受けられたりと日本航空を中心に利用している方には非常にお得なカードです。
JALカードは種類が多い
JALカードは5つの国際ブランド、5のランクからなる非常に種類の多いカードです。
今回は簡単に紹介します。
- JALプラチナカード
JAL JCB カード
JAL アメリカン・エキスプレス・カード - JAL CLUB-A CARD ゴールド
JAL マスターカード
JAL VISAカード
JAL JCBカード
JALカード Suica
JALカード TOKYU POINT Club Q DC VISAカード
JALカード TOKYU POINT ClubQ DC MasterCard
JALカード OPクレジットJCB
JALアメリカン・エキスプレス・カード - JAL CLUB-Aカード
JAL マスターカード
JAL VISAカード
JAL JCBカード
JALカード Suica
JALカード TOKYU POINT Club Q DC VISAカード
JALカード TOKYU POINT ClubQ DC MasterCard
JALカード OPクレジットJCB - JAL 普通カード
JAL マスターカード
JAL VISAカード
JAL JCBカード
JALカード Suica
JALカード TOKYU POINT Club Q DC VISAカード
JALカード TOKYU POINT ClubQ DC MasterCard
JALカード OPクレジットJCB
JALアメリカン・エキスプレス・カード - JAL学生カード
JALカード navi VISA・MasterCard
JALカード navi JCB
※①上記のカードに「CLUB EST」オプションが存在する為、正確には上記カード数の倍の種類になります。( JALカードnaviにはCLUB ESTオプションがありません)
※② JALの上級会員「JAL global Club」は上記「CLUB-Aカード以上のカードに追加できます。
カードスペック自体は同じですが、年会費が変更になる為正確には違うカードになります。
JGCは殆どの方が加入しないので今回は完全割愛させてもらいます。
年会費などを詳しく紹介したいところですが、今回は審査会社についての記事ですので割愛します。
JALカードの審査手順
JALカードはカード発行能力を持っていません。よって発行自体は提携カード会社に委託しています。そのため基本的には提携カード会社が審査、その後JALカードが審査をして問題がなければ発行する手立てになっています。
提携カードならではのワンアクションあるのがJALカードの特徴です。
※ と言う事は提携カード会社によって審査落ちするパターンと、JALカードによって審査落ちするパターンがあるという事です。
審査発行プロセス
JALカードの場合 |
申込み |
↓ |
提携カード会社審査 |
↓ |
JALカード審査 |
↓ |
発行 |
カード別審査会社
ここからは審査の話になります。
カードのブランド別審査発行会社を紹介します。
自分の申込みたいカードはどこ発行のものか見てみてください
カードブランドごとです。ランクは関係ないです。
- JALカード VISA・Masterカード 審査発行会社:DCカード(三菱UFJニコス)・ JALカード
- JALカード JCBカード 審査発行会社:株式会社JCB・ JALカード
- JALカードアメックス 審査発行会社:MUFGカード(三菱UFJニコス)・ JALカード
- JALカード Suica 審査発行会社:株式会社viewカード・ JALカード
- JALカード TOKYU POINT ClubQ VISA・Masterカード 審査発行会社:DCカード(三菱UFJニコス)・ JALカード・東急カード
- JALカード OPクレジット 審査発行会社:小田急電鉄・株式会社JCB・ JALカード
基本的にVISA・MasterCardは三菱UFJニコスが担当しJCCBブランドは株式会社JCBが担当しているのが分かりますね。またJALアメックスの場合審査はMUFGカードになります。よって審査基準などは異なる物の基本的には三菱UFJニコス審査です。
(余談)
ANAカードの審査発行はアメリカン・エキスプレス・ジャパン本体です。
※重要※
JALカード SuicaはJCBブランドのカードですが、審査は株式会社JCBではなく株式会社ビューカードです。
各カード会社の特徴を紹介
三菱UFJニコス(DC・NICOS)
三菱UFJニコスは大元が三菱UFJ銀行です。よってこのカード会社は「銀行系クレジットカード会社」に分類されます。よって JALカードのVISA・MasterCardブランドは JALカードの審査基準にしているとは言え銀行系クレジットカード色の強い審査になります。
三菱UFJニコス(DC・NICOS)の特徴
- 多重申込みに厳しい
- クレヒスが重要
三菱UFJニコス(MUFG)
三菱UFJニコスは元々DCカード・NICOSカード・MUFGカードが合体した会社です。
DCカード・NICOSカードに関しては前述した通り多重申込みに厳しい銀行系クレジットカード臭全開のカードです。一方MUFGカードの場合はアメリカン・エキスプレス・カードの代理発行役を行なっている為、本家アメリカン・エキスプレス・カードの風潮を多く取り入れた審査基準になっているようです。年収や安定収入などが必要な分、以前の延滞履歴や自己破産等のブラック情報があっても今現在の状況を判断する傾向にあります。
三菱UFJニコス(MUFG)の特徴
- 高いスペックを求められる
- 今現在のスペックを尊重する
株式会社JCB
株式会社JCBは基本的には銀行系クレジットカードと同等の審査難易度があると考えて良いです。
審査難易度は基本的に高く、むやみやたらに申し込んで通るカード会社ではありません。
しかしJAL 一般JCBカードなどの下位カードはそこそこの年収と延滞などの支払いマイナス情報がなければ審査は基本的には通過します。上位カードが欲しい方で審査に不安な方は先に下位カードを作った後にアップグレードすることをオススメします。
またJCBは多重申込みを非常に嫌います。すでにJCBブランドのカードを持っていても多重申込み時には容赦なく審査落ちしますので注意が必要です。
株式会社JCBの特徴
- 多重申込みに厳しい
- クレヒスが重要
- 使用履歴を重視
株式会社ビューカード
株式会社ビューカードはJR東日本のクレジットカードを中心に発行しているカード会社です。
株式会社ビューカードは謎審査で有名なカードであり、支払い能力に長けている方でも審査落ちをする珍しいカード会社です。ビューカード は既存のカードユーザーに比較的寛容な傾向にある為すでにビューカード発行のクレジットカードを持っている方はJALカードを発行しやすい傾向にあるでしょう。
株式会社ビューカードの特徴
- クレヒスを重視
- 既存ユーザーに優しい
JALカードが作れない方
JALカードは申込み数が多く、審査通過する方が大勢いれば審査落ちする方も大勢います。
今回はJALカードに審査落ちする方の原因と改善方法を紹介します。
理由① 多重申込み
多重申込みはカード会社によって基準が大きく異なります。基本的に多重申込者は「お金が無い、お金に困っているのでは?」→「お金関係がだらしない」と捉えられます。よって銀行系クレジットカード会社を中心に多重申込者を極端に嫌う風習があります。その為銀行系クレジットカード会社にとっての多重申込みボーダーラインは「半年以内の申し込み件数が0件〜4件ほど」です。これ以上は多重申込者と捉えられ少なからず審査に通り辛くなり始めます。
※注意※
申込者の属性が非常に高い場合(医者や弁護士、公務員役員等)は多重申し込みでも問答無用で審査通過する場合があります。しかしそれらの場合はレアケース、基本的には審査通過率が低くなり始めます、多重申込み者でも審査通過例はいます。
改善方法
半年間はクレジットカードの申込みをやめましょう。
収入もあり定職についていて支払い遅延も無し、そんな状態で審査落ちした場合、高確率で
多重申し込みによる審査落ちです。
まずは多重申し込みから脱却すべく半年間のクレジットカード申し込みをやめましょう。
半年間たち再度申し込みをしてみてもダメな場合は別の可能性があります。
理由④とその改善方法を参照して下さい。
理由② 提携カード会社の既存カードでブラック
理由②としては提携カード会社で過去に何かやらかしたケースです。
JALカードと言っても実は三菱UFJニコスやJCBカードに委託しているので過去にニコスやJCBなどで長期延滞や自己破産等で強制解約などの措置をとられた方は同じ同じカード会社のJALカードを発行するのは難しいでしょう。特例としてMUFGカードの場合はアメリカン・エキスプレス・カードの風潮を多く取り入れているので他のカード会社に比べて可能性は高くなります。
改善方法
別のカード会社で発行できるかキャンレンジしましょう。一度強制解約等の措置をとられると
社内ブラックと呼ばれ社内でのブラックリスト入りされます。社内ブラックリスト入りをすると
最低10年間、長いと30年近く情報が保存されます。既存カードでそのような措置が取られている場合、まずは別のカード会社のJALカードを申し込みましょう。
理由③ 他社でキャッシングを行なっている
クレジットカード審査時に最大のネックポイントになるのが「現金での借金」です。
クレジットカードのリボ払いや分割払い等で未納入金がある方は大勢いますが、キャッシングで未完済の方は少ないです。その為「現金での借金ある=お金に困っている」と捉えられます。
この手の未完済情報には全てのカード会社が厳しい対応をとります。
改善方法
キャッシングは完済しましょう。
キャッシングは完済すると比較的すぐに完済マークが付きます。
カード会社はキャッシングの有無を把握しています。キャッシングをおこなている場合は速やかに完済しましょう。キャッシング額が多くすぐには完済できない方は理由④を参照しましょう。
多少のキャッシングでも作れる方法を紹介しています。
理由④ 属性不足
JALカードの提携会社は銀行系、信販系とかなり発行難易度の高いカード会ばかりです。
イオンカードやエポスカード等の流通系クレットカードのようにはいきません。
JALカードの普通カードは「年収100万円〜」ゴールドカードは「年収300万円辺りから」プラチナカードはそれ以上です。もちろんカード会社ごとの支払い実績や利用実績によって発行難易度は異なります。しかし一暗的には難しいとされているカード会社ですので多重申込みや事故歴なしで審査落ちした場合は属性図速の可能性があります。
改善補法
クレジットカード会社が発行を躊躇うのは申し込み者の属性を知らないからです。
きちんと支払いを行い、不正利用などを行わなければカード会社からの信用は上がります。
特に銀行系クレジットカードなどは最初の発行が難しい分、一度発行するとその後は既存ユーザーには優しい傾向にあります。JALカード審査落ちの場合は自身の落ちたカードを発行している提携カード会社のエントリーカードなどを作ってみる事をオススメします。
例えば
三菱UFJニコスの場合:VIASOカード、リボ専用カードなど
JCBの場合 :リボ専用カード、JCB CARD Wなど
ビューカードの場合 :JREカードなど
理由⑤ ショッピング枠の過剰貸付
クレジットカードのショッピング枠は現金化できない物の借金可能額と同じです。
よって年収を遥かに超える額のショッピング枠を現時点で保有していたり、複数のカード会社のカードを所持していたりするとカードを発行するのみで全然利用してくれない=キャンペーン目当てのユーザーという捉え方をされます。
改善方法
まずは使わないカードを解約しましょう。
クレジットカードの保有枚数ま利用状況等は全て情報機関に登録されています。
使わないカードは解約する、また小額決済しか行わないカードに関してはショッピング枠の限度額を下げる(ショッピング枠の回復)などすれば比較的カード発行をつながる可能性があります。
※補足※
株式会社JCBは過剰貸付に非常に敏感です。ビューカードもあまり歓迎はしません。
一方三菱UFJニコスは銀行系クレジットカードにしては寛容な方です。
最後に
クレジットカードには相性がある言われていますが、こちらからアクションをすれば発行できる可能性のあるカードが多いです。一度審査落ちをしてもきちんと自身のクレカ情報を見直せば発行できる可能性が高いですので是非チャレンジしてみて下さい!
提携カード会社の審査難易度が低いカードを集めました。
参考程度にご覧ださい!
VIASOカード
VIASOカードは三菱UFJニコス発行のクレジットカードです。
このカードはニコス発行のリボ払い専用カードを除くクレジットカードとしては最も作りやすいカードです。年会費は永年無料、家族カードの発行が可能な他ETCカードなども作成できます。
このカードはニコス一押しのカードですのでJALカードの前に作っておくと便利かもしれませんね。
JCB CARD W
JCB CARD WはJCB一押しのカードです。
最も魅力的なJCBカードと言っても過言ではありません。年会費は永遠無料、カード還元率1%のこう還元率でポイントがどんどん貯まるカードです。
JCB CARD W自体の審査は簡単ではありませんが、JCBの中では比較的作りやすいカードです。
自身の申込み件数などと相談しながら申し込んでみてください!!
JREカード
JREカードはビューカード発行のクレジットカードです。
Suica内蔵型を選択する事が出来るほか、JR東日本施設を中心にお得になるカードです。
ビューカードSuicaは審査が厳しい物のJREカードやビックカメラSuicaカード、ルミネカードなどは審査難易度が低い傾向にあります。
初めてのビューカードを作成するのであればJREカードがおすすめです!
JALカードは日本航空を利用する上では欠かせないクレジットカードです。
海外旅行にくもよし国内旅行に行くもよし、上級会員を目指すも良し、様々名場面でお得になるカードです。是非日本航空を利用するので有れば所持してみてはいかがでしょうか?