今回はクレジットカードのセキュリティーについて解説します。
最近大型ECサイトからクレジットカード情報が漏れ出す事故が多数確認されています。大型サイトだと安心しがちですが油断は禁物です。
皆さんの大切なクレジットカードを情報漏洩、不正利用から守るにはどうすれば良いのでしょうか?
まずは「2段階認証」
現在発行されているクレジットカードはほぼ全てのカードが2段階認証に対応しています。2段階認証とは暗証番号を入力した後に再度暗号化された番号を打ち込む事で認証するもの。
これにより不正利用の確率は一気に下がります。
また2段階認証設定をすると2段階認証設定利用下で不正利用に遭った場合、不正利用金額が保証される確率が上がります。
まずは2段階認証設定を行なって下さい!
2段階認証のメリット
- 不正利用の確率1000分の1以下
- カード保証対象になる
2段階認証のデメリット
- 毎回パスワードを打ち込むのが手間
- SMSを使用する場合、通信圏外だと2段階認証不可
エポスカードの2段階認証設定方法
https://www.eposcard.co.jp/3d/
セゾンカードの2段階認証
https://www.saisoncard.co.jp/service/3d-secure/
三井住友カードの2段階認証
https://www.smbc-card.com/mem/service/sec/secure02.jsp
その他クレジットカードサイトには必ず認証設定方法が記載されています。必ずご覧下さい。
次に対策は「利用通知設定」です。
利用通知とはカードを利用した場合、設定されたメールアドレスやスマホに通知がくるサービスです。
このサービスはカード会社によって対応している場合と対応していない場合がありますが対応している場合不正利用の発見が非常に簡単になります。
利用通知設定対応カード
- JCBカード
- 三井住友カード
- 三菱UFJカード
- セゾンカード
- エポスカード
そのほかにも対応しているカードはたくさんありますが、今回は僕が利用しているカードの中で使いやすいと感じたサービスを紹介します。
個人的におすすめは「エポスカード」
エポスカードは利用通知設定においてトップクラスの時間差で通知が来ます。エポスカードの利用通知設定はカード利用から約15秒後程度でスマホ上に通知が来ます。ちなみに三井住友カードはナンバーレス仕様ですと1分後、それ以外ですと1分〜2分後に来ます。セゾンカードも同様のタイムです。
利用通知設定が無い方には「利用目安額設定」がおすすめ
リアルタイムの利用通知設定が無い方におすすめなのは「利用目安額設定」です。これは1ヶ月間の利用額をあらかじめ設定しておき、目安額に達した段階で通知をしてくれるもの。このサービスはかなりのカード会社が提供しています。
普段は使用しないサフカードなどは不正利用に築くのが遅れて手遅れになる可能性が高いです。その為サブカードや使用頻度の低いカードには利用目安額設定をかけて不正利用を発見しやすくしましょう。
本当に使わないカードは「利用停止設定」
クレジットカードを不正利用から守る最終手段は「カードの利用停止設定」です。クレジットカードにはカードの一時停止と利用再開システムがあります。通常はカード盗難時に使用する物ですが、カードを使わないのであれば一時停止をしても構いません。
一時停止の最大停止期間は半年です。それ以上停止し続けているとカード会社からあまり良く見られません。
1年に一度しか使わないようなカードがある場合は最初にカード会社に連絡をして停止してもらいましょう。
1年以上放置しているカードは「解約」
クレジットカードは普段使う物以外のカードは解約するのが適切です。机に入れっぱなしの死像カードなどは早めに解約するようにしましょう。むやみやたらに入会と解約をする物ではありませんが、ずっと利用しないカードはかなり危険です。このカード使ってないなと判断したら解約も視野に入れてみましょう。
まとめ
クレジットカードはお金を立て替えられる非常に便利な物です。
便利な物には危険が付き物です。クレジットカード会社は最善を尽くしてくれてはいますが、結局の所、自分の身は自分で守るのが一番重要です。
不正利用はお金が帰ってきても不安感や返金にかかる時間などは帰ってきません。是非不正利用対策を自身でやってみてはいかがでしょうか?
エポスカードの公式サイトはこちら
https://www.eposcard.co.jp/index.html
三井住友カードの公式サイト