最高のステータスカード「ANAプレミアムカード」とは

今回はANAカードの最上級クレジットカードである「ANAプレミアムカード」を紹介します。
ANAの最上級カードとは一体どのような物なのでしょうか、それでは行きましょう！

ANAカードについて

ANAカードは全日本空輸株式会社（ANA）とクレジットカード会社が提携し発行しているクレジットカードです。2022年現在ANAと提携をしているクレジットカード会社は「三井住友カード」「JCB」「AMERICAN EXPRESS」「ダイナースクラブ」など様々なカード会社が提携し発行を行なっています。カードランクは「一般（スタンダード）」「ワイド（スタンダード+）」「ワイドゴールド（ゴールド）」そして「プレミアム（プラチナ&ブラック）」です。一般のクレジットカードとは少々呼び名が異なるので注意が必要です。

ANAプレミアムカードとは

ANAプレミアムカードとはANAカードの最上級カードです。
充実したサービスに地域を超えたおもてなしを受ける事ので出来る非常にハイステータスなクレジットカードになっています。基本となるクレジットカードは各カード会社のプラチナカードまたはブラックカード、そこにANAの上級サービスが追加されたプレミアムなカードになっています。

ANAプレミアムカードの特徴を紹介

ANAプレミアムカードは色々な意味でぶっ飛んでいるカードです。
全てにおいてハイステータスなクレジットカードの特徴を簡単に紹介します。

発行ブランドは4ブランド

ANAプレミアムカードは全4ブランド展開となっています。
VISA、JCB、AMERICAN EXPRESS、ダイナースクラブです。
また各ブランドのよって発行会社が異なります。これはANAプレミアムカードの特徴と言えます。
VISAは三井住友カード、JCBはJCBカード、AMERICAN EXPRESSとダイナースクラブはそれぞれ自社発行しています。

ブランドごとに違う年会費

ANAプレミアムカードはカードブランドによって年会費が大きく異なります。
具体的な年会費は以下の通りです。

ANAプレミアムカードの年会費

ANA JCB プレミアムカード　年会費77,000円
ANA VISA プレミアムカード　年会費88,000円
ANA・アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード　年会費165,000円
ANA ダイナースクラブ・プレミアムカード　年会費170,500円

JCB、VISAはともかくAMERICAN EXPRESSとダイナースクラブに関しては尋常ではない年会費ですね。VISA、JCB、AMERICAN EXPRESSは直接の申し込みが可能なカードです。ダイナースクラブカードはベースとなるクレジットカードに「ダイナースクラブ　プレミアムカード」を採用している為招待制のクレジットカードになります。

ANA loungeが利用可能

ANAプレミアムカードは国内線のANA loungeが利用可能になります。
ANA loungeはANAの主要空港に設置されているANA専用の空港ラウンジです。
通常はANAのプレミアムメンバーまたは「premium class」搭乗者のみの専用ラウンジになります。ANAプレミアムカードの場合、航空券の搭乗クラスに関係なく国内線ANA loungeの利用が可能です。
注意点としては国際線ANA loungeは「利用不可」となっています。

ANA航空券購入時最大100円につき4マイル獲得

ANAプレミアムカード一番の特徴はマイル還元率の高さあります。ANAの場合航空券購入でマイルを獲得できるのはANAカードのみになります。ANA普通カードの場合は100円につき1.5マイル（合計）、ワイドゴールドカードで2マイルから3マイル、そしてプレミアムカードの場合は3マイルから4.5マイルになります。100円で4.5マイル獲得は、40.000円の航空券を購入した場合1,800マイルが貯まる事になります。ANAの航空券を購入する事で非常によくマイルが貯まるカードなのがANAプレミアムカードの特徴です。

カード別マイル還元率

ANA JCB プレミアムカード　還元率100円につき3マイル
ANA VISA プレミアムカード　還元率100円につき3.5マイル
ANA・アメリカン・エキスプレス・プレミアムカード　還元率100円につき4.5マイル
ANA ダイナースクラブ・プレミアムカード　還元率4.5マイル

100円につき4.5マイルを獲得できるのは超高額年会費組です。しかしVISAやJCBブランドでも100円につき3マイル以上貯まる非常に高還元クレジットカードです。

搭乗ボーナスマイルは50％

ANAプレミアムカードはANA路線への搭乗で50z％のボーナスマイルを獲得できます。
搭乗ボーナスマイル50％というのは獲得マイルを単純に1.5倍にします。羽田ー沖縄路線を
ANAマイレージクラブカードでマイル登録した場合970マイルを獲得できます。一方ANAプレミアムカードで同じ路線を購入した場合1470マイルにアップします。

全カード「プライオリティ・パス」無料付帯

ANAプレミアムカードは全カードに海外空港ラウンジ利用サービスである「プライオリティ・パス」のプレステージ会員権が無料付帯します。プライオリティ・パスは全世界1300ヵ所以上の有料ラウンジを利用可能なサービスです。またANAプレミアムカードに付帯する会員種別は「プレステージ会員」
通常年会費429ドル（日本円で50,000円ほど）する非常に高額な利用権です。

ベースとなるクレジットカードのサービスはほぼ利用可能

ANAプレミアムカードは特性上「ANAプレミアムサービス」＋「提携プラチナ&ブラックカード」の構成となっています。その為ベースとなるクレジットカードのスペックが高いAMERICAN EXPRESSやダイナースクラブカードの場合は

ANAカードのサービスを活かせる人は？

ANAプレミアムカードは非常にハイステータスかつプレミアムなカードです。しかし高額な年会費がゆえ誰にでもおすすめできすカードではありません。今回はANAプレミアムカードの恩恵を受けられるケースと受けられないケースを紹介します。

ANAプレミアムカードを活かせるケース

国際線利用者

ANAプレミアムカードは搭乗ボーナスマイルが50％も着く非常に優秀なカードです。またこれは搭乗した路線のマイルの50％アップですので長距離路線の方が効率が良いです。またプレエコ、ビジネス、ファーストと搭乗クラスが高くなるほどにボーナスマイルの量が多くなります。
国際線を利用される方であればANAプレミアムカードを活かすことができるでしょう。

搭乗回数が多い方

ANA プレミアムカードはANA loungeの利用が可能です。ANA路線に頻繁に登場される方、ANA loungeを利用したい方にはおすすめです。ちなみにANA loungeは3,300円を支払えばANA loungeを利用できます。複数回登場させる方にはANAプレミアムカードを活かせるでしょう。

ロマン重視の方

ANAプレミアムカードの年会費は超高額です。7万円8万円なたともかく16万オーバーの年会費となると何も気にせず所持できる方は少ないでしょう。しかしこのカードでもとを取ろうとするのを諦めるのであれば非常にハイステータスなクレジットカードになります。ANAのサービスをたまに利用する方でもロマン重視のクレジットカードが欲しいのでアであればこのカードはおすすめです。

アナプレミアムカードを活かせない方

ANAプレミアムメンバーの方

ANAプレミアムカードはプレミアムなカードであってプレミアムメンバーと同様のサービスを受けることが出来るわけではありません。「ANAプレミアムカード」＋「プレミアムメンバー」である事がANA一番のステータスではあるものの、基本的にANAプレミアムメンバーの方は全て方がとは言いませんが、あまりANAプレミアムカードのサービスを活かせない方がいるでしょう。

国内線ばかりの人

ANAプレミアムカードは登場ボーナスマイル50％の非常にマイルが溜まりやすいクレジットカードですが、基本となる獲得マイルが少ないとあまり効果を発揮できません。特に国内線に関しては羽田ー沖縄路線でもプラス600マイル程度、かなりの頻度でANAに登場しないと搭乗ボーナスマイルの恩恵を受ける事はできないでしょう。

ANAプレミアムカードは高いすぎるけど、ステータスカードが欲しい方には「ANA ワイドゴールドカード」がおすすめ

ANAプレミアムカードは非常に充実したサービスを提供してくれますが、なんにせよ年会費が高すぎます。そこでANAのステータスカードが欲しいけど、プレミアムカードは無理という方には「ANA ワイドゴールドカード」がおすすめです。ショッピングマイルプランが無料で登録できるほか、ANAの優待を受ける事が出来ます。下にリンクを貼りますので気になる方は是非ご覧下さい。