こどもりびんぐ(東京都千代田区)のリサーチ事業「シルミル研究所」は2022年度版の女性が選ぶおすすめの商品やサービスを様々な切り口で調査し、結果をランキングにして発表する「ウーマンリサーチ」において「女性が選ぶクレジットカード」の結果をを発表、結果は以下の通りになりました。
満足度ランキング1位は「auPAY カード」
女性が選ぶクレジットカード 総合満足度トップ3 | 前年度 |
「auPAYカード」 | ランキング外 |
「楽天カード」 | 1位 |
イオンカードセレクト」 | ランキング外 |
1位は「auPAYカード」がランクイン2位は安定の楽天カードがランクインしました。また3位にはイオンカードセレクトがランクイン、前年度でランクインしていた「VISA LINE Pay クレジットカード」や「ヤフーカード」などは還元率の低下やカード廃止によってランキングから姿を消しました。
au Payカードはauユーザーでなくても十分にお得なクレジットカードですね。
昨年ランキングではランク外でしたが今年は楽天カードを押さえて堂々の1位です。
利用率では「楽天カード」がトップを独走
女性が選ぶクレジットカード2022 利用率トップ3 | 前年度 |
「楽天カード」 | 1位 |
「JCB一般カード」 | ランキング外 |
「イオンカードセレクト」 | 2位 |
2022年度の満足度ランキングはau PAYカードが1位でしたが利用率では以前楽天カードがトップを独走しています。楽天カードは度重なる還元率ダウンや楽天経済圏の縮小により利用者が減少する傾向にはあるものの、以前高利用率を保持している事がわかります。
2位はJCBプロパーカードの「JCB一般カード」がランクイン、女性向けのクレジットカードに力をいれている同社としてはかなり嬉しい内容なのでは無いでしょうか?
イオンカードセレクトは前年度2位でしたが、JCB一般カードにシェアを奪われた形になります。
個人的にはJCB一般カードが意外でした。イオンカードセレクトを押さえての2位となるとかなりの方が利用しているでしょう。イオンカードセレクトに関しては安定の人気を誇るクレジットカードです。主婦層に限って言えばイオンカードは最強ですが、全世代の女性となるとまた話が変わって来る事が分かりますね。
[/word_balloon]還元率ランキングトップは「dカード」
女性が選ぶクレジットカード2022 還元率トップ3 | 前年度 |
「dカード」 | ランキング外 |
「楽天カード」 | 3位 |
「PayPayカード」 | 2位 (前年度はヤフーカード) |
2022年の還元率トップは「dカード」でした。dカードは最小100円からポイントが貯まり、さらにはdポイントとのコンビで尋常で無いレベルのポイントが貯まるクレジットカードです。
docomoユーザー、ahamoユーザーの他にも多くの方に利用されているのが分かります。2021年の還元率ランキングトップだった「VISA LINE Payクレジットカード」は還元率ダウンに影響によりランキング外になりました。もとよりLINEポイントの影響力が低くなってきたのも影響してそうです。
やはり携帯系と組み合わせたdカードの勢いが強いみたいですね。
しかし昨年はランキング外だった事を考えると来年はまた違うカードがランクインしそうな感じがします。楽天カードは安定の2位、PayPayカードはヤフーカードからの切替ユーザーが多そうですね。PayPay関連のサービスでは最強のカードですのでランクインするという事はその分PayPayの普及が進んでいる事を意味します。
今回の結果
女性が選ぶクレジットカードランクング2022年は「スマホ決済」や「ポイント還元率」などと提携しているクレジットカードが上位を占め、ステータスやカッコよさなどよりも還元率やコスパを優先して発行している事が分かります。
また「楽天カード」「イオンカード」「dカード」「au Payカード」などと「ポイント提携店舗」が多いクレジットカードがより多く発行され利用されている傾向な事も判明しました。
2023年も「ポイント勢」が優勢か
2020年頃から調査されている「女性が選ぶクレジットカードランキング」
調査開始時からやはり「ポイント還元率」が重視されている事がわかります。その観点から缶ゲルと2023年以降もポイント還元率が高いクレジットカード、ポイント加盟店の多いクレジットカードが優勢になるのでは無いでしょうか?
今回はここでお話にしようと思います。
それではまた!
シルミル研究所 「シルミル研究所」では、全国の女性、子育てファミリー(ママ・パパ)、保育士等の有資格者に対し、Web調査を行っています。普段よく利用する商品やサービスについての「満足度」や「リピートしたいか」「他の人にもおすすめしたいか」といった「使った人、買った人にしかわからない本音」の部分にまで踏み込んだ内容です。 アンケートは「実利用」や「実感」を中心に集計し「ウーマンリサーチ」「こどもリサーチ」「保育士リサーチ」「小学生リサーチ」として発表。リアルなコメント紹介で、消費者のインサイトに迫ります。 詳しくは公式サイトまで!! https://kodomoliving.co.jp/research/