今回はクレジットカードの「キャッシング」と「審査」の関係性についてご紹介します。
キャッシングをした状態でクレカ申し込みしたけど審査落ちしてしまった…、そんな方向けにどうすれば審査を突破出来るのか、とっておきの情報をご紹介します。
クレジットカードの審査について
クレジットカード審査で一番重要な項目は「お金を返してくれる可能性について」です。
ゴールドカードやプラチナカードの審査が厳しいのは利用金額や高い支払い能力を求められるからであり、単にステータス面や属性のみで審査していないのがクレジットカードの審査です。
申込者の支払い能力を把握するには「年収」や「属性」の他に「預貯金額」「借入額」などが参考にされます。年収や属性は個人の申告状況によってバラつきがありますが、借入額に関しては信用情報登録機関が記録していますので全クレジットカード会社が共通の資料を参照する事が可能になっています。
よってクレジットカードにおいて借入額の金額はかなり重要な参考資料になります。
キャッシングを利用中が意味する事とは
クレジットカード・カードローン、なんでも良いです。
他の機関からお金を借りている方は以下2つの可能性について予想されます。
- 借りてすぐ返している方→その場でお金が無くてキャッシングをしたと予想
- 借りてまだ返していない方→お金が無い方と予想
よってキャッシングの金額や利用状況によってカード会社の対応が大きく異なるのがキャッシングの利用中が意味する事です。これからパターン別にカード会社の対応をご紹介します。
ご自身がどちらのパターンに当てはまるかご確認下さい
1「借りてすぐ返している方」
キャッシングをしてすぐに返済している方、これはクレジットカードの申し込み時には
「影響しないもしくはプラスに働く場合があります」。
クレジットカード会社はキャッシングや分割払いの手数料で成り立っています。
少額だったり短期間であったりと手数料が取りづらい状況にはなりますが、キャッシングをしているという事はカードを発行したらキャッシングしてくれるかも??、と言う予想になる事が多いです。
キャッシング枠の額にもよりますが、基本的にはクレジットカードの審査には影響しない事が多いです。
しかしここがポイント
【申し込み時点でのキャッシング利用金額ゼロ】
これが重要です。
借りたお金は全て返しているよ!と言うアピールをしなくてはいけません。
1万円でも2万円でも借入金額があるとマイナスに働く場合があります。
(少額であれば問題ないケースも多いです。)
2「借りて返していない方」
キャッシングをして間もない方、または返済し切っていない方、要するに「借入金額がまだある方」は
クレジットカードの審査はかなりハードルが上がるでしょう。
と言うのもキャッシングでお金をガンガン借りている=お金が無い or お金が必要、と言う予想をするからです。でも良く考えてみたらそうですよね。お金が無くて複数の会社から借入している方にはお金を貸したくないですよね。
まあそんな訳でキャッシング利用中のにはカード会社はかなり厳しい目を向けます。
キャッシングをしている最中だけどカードが欲しいそんな方にポイントなのが
【お金を少しでも返す】
キャッシングの金額や残高などは全て信用情報登録機関に保存されています。
その為キャッシング利用日、利用金額、残高などは全て事細かに記録されています。ここで重要なのが「少しでも返済しておく事」これをする事によって「私はお金を返す意思があります」と言う意思表示を示す事が出来ます。
これはかなり重要な事ですので頭に入れておいて下さい
キャッシングをしていてカードが欲しい方
そんな時の対処法をご紹介
キャッシングをしていて返済の目処は立っているけどいますぐは無理、だけどカードが欲しい、必要、そんな時に役立つ情報を今回はいくつかご紹介します。
是非悩んでいる方はご参考にしみて下さい
1「カード会社の入会案内デスクに連絡する」
クレジットカードを申し込む上で最も正確に情報を伝える手段は「電話」です。
殆どのカード会社が設けている「新規入会デスク」に連絡する事で状況を事細かに伝える事ができます。
新規入会デスクの方に今の現状を説明すると、おすすめの入会方法や記入方法などを紹介してくれます。
通常、新規入会デスクの方は個人的な意見を述べる事が禁止されています。
その為「私は○○だと思いますよ!!」と言う返答は聞く事ができませんが、
キャッシングの額と返済状況が審査にどのような影響を及ぼすのか程度は教えてくれる場合が多いです。
迷ったら一度新規入会デスクにご連絡する事をおすすめします。
2「消費者金融系クジレットカードを申し込む」
クレジットカードには発行元によってカード会社の属性があります。三井住友カードや三菱UFJニコスは銀行系、JCBやセゾンカードは信販系、先日ご紹介したエポスカードやイオンカードなどは流通系クレジとカードを呼ばれます。またその中に消費者金融が発行している「消費者金融系クレジットカード」と言う分類が出てきます。
どのようなカードが発行されているのは、インターネットで検索すれば全ての種類が出てきますが、今回は割愛します。
消費者金融系クレジットカードはクレジットカード界隈の中でも最も作りやすいと言われているカードです。利用限度額や支払い方法に制約がある場合が多いですが、単純にクレジットカードが欲しいと思うのであれば申し込んでみるのも1つの手です。
3「リボ専用カード」
大手クレジットカード会社には必ずある「リボ払い専用カード」
これはリボ払いしか選択出来ない恐怖のクレジットカードですが、手数料を踏んだくる気で来る為発行難易度はかなり低めになっています。
またリボ払い専用カードで実績を積み、その後一般カードにアップグレードしたケースも多く存在します。その為クレジットカードが欲しいのであれば一度リボ払い専用カードを申し込んでみてはいかがでしょうか?
4【1〜3全て行いダメだったら「デビットカード・プリペイドカード」で凌ぐ】
通常クレジットカード審査で最も審査ハードルが低いのが「リボ払い専用カード」と「消費者金融系クレジットカード」です。両者ともに門前払いを喰らう様なら「デビットカード」に逃げるしかありません。
デビットカードは高速料金の支払いやライブチケットの購入などが出来ないですが、逆に考えればそれ以外は全てデビットカードで事足ります。
キャッシングが少額なら「流通系クレジットカード」がおすすめ
キャッシング額が大した事無い方(10万円以下)の方は消費者金融系クレジットカード以外にも「流通系クレジットカード」などがおすすめです。
消費者金融系クレジットカードはベースが「リボ払い専用カード」の為手数料が知らぬ間に発生している可能性があります。その点、流通系クレジットカードは大手スーパーやデパート、商業施設などが運営している場合が多く、利用箇所や優待が非常に豊富なのが特徴です。
充実した優待特典や旅行保険などが付帯したクレジットカードが欲しい方はまずは「流通系クレジットカード」から申し込みをしてみて下さい
流通系クレジットカードなら「イオンカード」「エポスカード」がおすすめ
流通系クレジットカードで私がおすすめするのは「イオンカード」と「エポスカード」です。
両カード共に流通系クレジットカードの中ではかなり審査が簡単な方になり、初めてのクレジットカード、再スタートのクレジットカードには最適なカード会社になります。
気になる方は是非画像をクリックしてみて見てください!!
イオンカード
イオンカードはイオングループが発行しているクレジットカードです。
イオン系列点で優待があるほか、全国の提携店舗で割引サービスなどが受けられます。
イオン店舗内限定ですが、即日利用も可能な上、イオン銀行との提携によりキャッシュカード+クレジットカード+WAONが一体となった「イオンカードセレクト」も発行可能です。
エポスカード
エポスカードは流通系クレジットカードの中でも非常に人気なクレジットカードです。
大手商業施設である「マルイグループ」が発行している為全国のマルイ・MODIで優待割引を受ける事ができます。またエポスカードは店舗での即日発行が可能なクレジットカードとして有名です。
緊急でカードが必要な方や初めてのクレジットカード、またクレジットカードライフを見直したい方におすすめのクレジットカードです。
まとめ
今回はキャッシングとクレジットカード審査の関係性についてご紹介しました。
いかがでしたでしょうか?当たり前と言われれば当たり前ですが、クレジットカードの本質を知る上では重要だと私は思っています。
キャッシングが悪い訳ではありません。またクレジットカードが発行出来ないからといって弱者な訳でもありませんが、しかし関係性を知る事は重要ですし、さらなる負のスパイラルに突入する事を避ける事ができます。
キャッシングをしていてクレジットカードが欲しい方は是非参考にして見てください!!
今回はここで終了です。最後までご覧くださりありがとうございました。
参考サイト
エポスカード
https://www.eposcard.co.jp/index.html
イオンカード