MileagePlusの魅力をご紹介。ANAマイルや JALマイルと比較しよう!

今回はアメリカ大手航空会社「ユナイテッド航空」のマイレージプログラム「MileagePlus」についてご紹介します。この記事は今後掲載する「MileagePlusセゾン」や「MileagePlus JCBカード」などに繋がる非常に重要な記事です。気になる方は是非最後までご覧下さい!

この記事でわかる事

  • MileagePlusの特徴
  • MileagePlusの弱点
  • MileagePlusの貯め方

それでは行きましょう。

ユナイテッド航空とは

ユナイテッド航空はアメリカの最大手航空会社の1つと言っても良い非常に大きな航空会社です。
保有機体数は400機以上、日本で1番の全日本空輸(ANA)でも215機ですのでおおよそ倍の機材を保有している航空会社です。就航都市は210都市以上、毎日4,500便以上を運行させています。
またユナイテッド航空は世界最大の航空連盟「スターアライアンス」に加盟しており、ANAやタイ航空、ドイツのルフトハンザ航空ともコードシェア便を運行しています。

MileagePlusとは

MileagePlusとはユナイテッド航空のマイレージプログラムの事です。ユナイテッド航空を始めとするスターアライアンス加盟航空会社に登場する事で獲得する事が可能です。またMileagePlusは日本発行のクレジットカードでも貯める事が可能な為ユナイテッド航空の搭乗回数が少ない方でもマイルを貯める事が可能です。

MileagePlusの特徴は6つ

  • 有効期限無し
  • 燃油サーチャージ不要
  • 残席数に関わらず予約可能
  • スターアライアンス加盟航空会社でも利用可能
  • マイル購入可能
  • 誰でも利用可能

有効期限無し

MileagePlusにはマイルの有効期限がありません。
一度貯めたマイルは自身のマイル口座を削除するまで失効する事がないのが特徴です。
またスターアライアンス加盟航空会社で貯めたマイルも失効しないのが特徴です。エコノミークラスはともかくビジネスクラスともなるとかなりのマイルを消費する為、長期間マイルを貯める事が出来るのは非常にありがたい特典です。

燃油サーチャージ不要

MileagePlusで特典航空券を発券すると燃油サーチャージがかかりません。一度マイルを貯めれば燃油サーチャージ代を気にする事無く利用する事が出来るのが特徴です。

<東京ーホノルル間 3月13日〜3月17日 で特典航空券予約をした場合>

ANA

MileagePlus

ANAの場合は「40,000マイル+75,670円」一方MileagePlus経由で予約すると同じ便に搭乗しても「60,500マイル+6,770円」になります。ANAマイルに比べておおよそ1.5倍のマイルが必要ですが、その他必要経費は10分の1になります。
マイルを大量に利用したい方なのか、それともマイルを出来るだけ利用せずに特典航空券を発券したいのかは個々によって事なりますが1マイルの獲得金額はMileagePlusの方が安い為総合的に計算するとMileagePlusの方がお得に利用する事が可能になっています。

残席数に関わらず予約可能

MileagePlusを利用して特典航空券を手配する場合、利用便の残席数に関わらず予約する事が可能になります。ANAや JALは一便あたりの特典航空券利用可能者数が限られており、乗りたい便の席が空いていても特典利用可能席数が残っていなければ利用出来ません。
その点MileagePlus経由で予約する場合、「残り1席でも空席があれば特典利用が可能」になっています。お盆、お正月、その他繁忙期でも利用可能な場合が多いのがMileagePlusの特徴です。

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注意点として
MileagePlusの場合時期によって必要マイル数にかなりの差が生まれます。
ANAマイルにもローシーズンやハイスーズンなどがありますが、MileagePlusの場合はより躊躇になりますので注意が必要です。

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スターアライアンス加盟航空会社での利用も可能

MileagePlusはユナイテッド航空便以外にもスターアライアンス加盟航空会社内であれば利用可能なマイルになっています。その為アメリカ国内はユナイテッド航空、アジア圏はANAやタイ航空、ヨーロッパはルフトハンザ航空など実質的に世界中どこでも利用可能なのが特徴です。

<MileagePlusはANA国内線でも利用可能>

MileagePlusはANA路線でも利用可能ですが、魅力的なのが「ANA国内線でも利用可能」な点です。羽田発の路線は5,000マイルから、キャンペーンや近距離路線であれば「1,500マイル」から発券可能な脳が特徴です。
MileagePlusとANAマイルは非常に広範囲で相互利用が可能になっているので問題なく利用出来るのが特徴です。

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MileagePlusを利用して発券した場合、他社マイレージサービスより多めに支払う必要がある場合が多々ありますが、MileagePlusには燃油サーチャージ代などの諸費用も込みになっている為本家マイレージサービス利用時よりお得になる場合があります。

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マイルの購入が可能

MileagePlusには不足分のマイルを購入する事が可能なサービスがあります。
これは日本の航空会社マイレージサービスには無い画期的な方法ですね。最小購入マイル数は2,000マイルで約1万円、最高で97,000マイルまで一度に購入可能です。マイル購入に関しては常に何らかのキャンペーンが行われており、最安で1マイルあたり2.8円〜3.0円での購入が可能です。
マイル還元率が良いといっても10,000マイル貯めるにに60万円以上利用しなくてはいけません。5,000マイル足りない!!そんな時に非常に役に立つのがマイル購入サービスです。

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MileagePlusのマイル購入サービスは2,000マイル〜97,000マイルまで1,000マイル単位で購入が可能になっています。
一度に購入するマイル数が多ければ多い程にマイル単価は下がります。
少し足りないから購入するとかなりマイル単価は悪くなります。最後の最後に少し購入するとかなり痛手ですので、思い切って購入しておくのも1つの手です。

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誰でも利用可能

MileagePlus最後の特徴は「誰でも利用可能」な点です。
ANAマイルや JALマイルは本会員を含める最大6人までしか利用出来ないほか2親等以内であるという制限があります。その為グループ旅行やカップルなどではマイルを利用する事が出来ません。
一方MileagePlusの場合は本会員以外の誰でも特典航空券の予約が可能なっています。卒業旅行やグループ旅行、その他冠婚葬祭等の際に複数人でも利用可能なのが特徴です。

以上が大まかな特徴になります。
いかがでしたでしょうか?日系航空会社のマイルとはだいぶ性質が違う事がわかるかと思いますが、
好みは人それぞれだと思います。
ここからはMileagePlusの弱点についてご紹介します。

MileagePlusの弱点は2つ

  • ビジネスクラスはかなり割高
  • 航空券以外の交換方法は皆無

ビジネスクラスはかなり割高

MileagePlusは基本エコノミーでするものなのかビジネスクラスの発見には非常に大量のマイルを消費する事になります。東京ーニューヨーク間はおおよそ20万マイル必要になります。
かなり割高感に感じますよね。20万マイルをクレジットカードで貯めようとすると「1300万円以上」利用する必要があります。
庶民には無理な話です。

航空券以外の交換方法は皆無

MileagePlus最大の弱点として挙げられるのが「航空券以外に利用出来ない点」です。
ANAの国内線特典航空券で利用は出来るものの、飛行機に乗る以外での利用はほぼ出来ないのが弱点です。MileagePlusの有効期限は無期限ですので失効する心配はありませんが、飛行機に乗れないのであれば貯める意味がありません。
自分や親しい人へのプレゼントやツアー代金、ホテルもセットでマイル予約したい方などにとっては日系航空会社のマイレージプログラムの方に軍配が上がるようです。

以上がMileagePlusの弱点です。
以上の点が気にならない方もいれば致命的な欠陥と考える方もいると思います。
ここからはMileagePlusの貯め方についてご紹介します。

MileagePlusの貯め方

MileagePlusは日系マイレージプログラムの為、貯める方法は非常に限られたものとなります。
日本在住の方が効率良く貯める事が出来るのは「ユナイテッド航空及びスターアライアンス加盟航空会社に乗る」または「クレジットカードで貯める」です。
これ以外の方法はほぼありません。

ユナイテッド航空及びスターアライアンス加盟航空会社に乗って貯める

ユナイテッド航空のMileagePlusは基本ユナイテッド航空搭乗時に付与されますが、ユナイテッド航空便以外でもスターアライアンス加盟航空会社に搭乗すればMileagePlusを貯める事が出来る場合もあります。ユナイテッド航空に限った話をすると獲得出来るマイル数は支払った料金に比例する為格安航空券で発券した場合はあまりマイルを獲得する事が出来ません。
頻繁にスターアライアンス加盟航空会社に登場する方以外はあまりオススメ出来ない方法です。

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ANAは国際線利用時にANAマイレージ会員で無い方のみ選択する事が可能です。
航空会社によって獲得マイレージ数が異なる事はありません。

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MileagePlusはユナイテッド航空に乗らなくても貯められる

MileagePlusの弱点は「マイルを貯める事の難しさ」だと思う方も少なくないはずですが、
実はMileagePlus、日本国内でもガンガン貯める事が可能なのをご存知ですか?
今回は効率良くマイルを貯める為の方法をご紹介します。

MileagePlusを効率良く貯める方法

それは

クレジットカード会社発行の「MileagePlusカード」を利用する事です。

日系航空会社の場合は他社ポイントを移行したり関連サービスを利用する事で簡単にマイルを貯める事が可能ですが、MileagePlusの場合はそう行きません。他サービスやポイント移行が大々的に利用出来るのはアメリカ本国のみになり、基本的にはユナイテッド航空及び日本発行のMileagePlusカードを利用する必要があります。

日本国内のMileagePlusカード発行会社はこれ

  • クレディセゾン(MileagePlus saison)
  • 三菱UFJニコス(MileagePlus MUFJカード)
  • 株式会社ジェーシービー(MileagePlus JCB)
  • ダイナースクラブジャパン(三井住友トラストクラブ)

今回はそんな中でもコスパの良い「MileagePlus saison」をご紹介します。

「MileagePlus SAISON」

クレディセゾンはユナイテッド航空と提携して3枚のMileagePlusカードを発行しています。
セゾンカードから発行されているMileagePlusカードはこれ

  • MileagePlusセゾンカード
  • MileagePlusセゾンゴールドカード
  • MileagePlusセゾンプラチナカード

MileagePlusセゾンの特徴は「プラチナカードも発行している点」です。
日本発行のMileagePlusカードでプラチナステータスを有するクレジットカードを発行しているのはセゾンカードのみになります。

『MileagePlusセゾンカード』

MileagePlusセゾンカードはセゾンカード発行のMileagePlusカードの中で最もリーズナブルかつ発行枚数の多いMileagePlusカードになります。
年会費は1,650円(税込)家族カード、ETCカードの発行も可能になっているカードです。通常マイル還元率は0.5%となり1,000円につき5マイルを獲得する事が可能になっていますが、年会費5,500円(税込)のマイルアップオプションに加入する事でマイル還元率を1.5%にする事が可能です。マイルアップオプションの還元率アップ上限である年間30,000マイル(年間200万円利用まで)であれば最もコスパ良くマイルを貯める事が可能になっているカードになります。

『MileagePlusセゾンゴールドカード』

MileagePlusセゾンゴールドカードはセゾンカード発行のゴールドカードになります。
年会費は22,000円(税込)となっており、手っ取り早くマイルを貯めたい方に人気のクレジットカードになります。MileagePlusセゾンカードでは有料だったマイルアップオプションがMileagePlusセゾンゴールドカードは無料で利用出来る他、年間75,000マイルまではマイル還元率1.5%で利用可能なっている為年間約450万円〜500程を利用する方にとっては最も効率良くマイルを貯める事が出来るクレジットカードになっています。

『MileagePlusセゾンプラチナカード』

MileagePlusセゾンプラチナカードはダイナースクラブカードを除けば日本発行のMileagePlusカードとしては唯一のプラチナカードになります。年会費は55,000円(税込)とかなり高く、簡単に手が出せる物では無いのが分かると思います。MileagePlusセゾンプラチナカードに関してはマイル還元率1.5%の還元上限はありません。無限に1.5%還元で利用出来るのが特徴です。

MileagePlus SAISONカードのスペック表

MileagePlus
カード
MileagePlus
ゴールドカード
MileagePlus
プラチナカード
年会費(本会員)1,650円(税込)22,000円(税込)55,000円(税込)
年会費(家族会員)3,300円(税込)9,900円(税込)
申し込み条件18歳以上の電話連絡
が可能な方(高校生を除く)
20歳以上の社会的信用が
ある方(学生を除く)
20歳以上の社会的信用が
ある方(学生を除く)
基本還元率0.5%1.5%1.5%
国際ブランドAMERICAN EXPRESS
VISA
master
AMERICAN EXPRESS
VISA
master
AMERICAN EXPRESS
VISA
年間獲得上限(1.5%還元)30,000マイル
※マイルアッププログラム適用時
75,000マイル
※75,000マイル以降は0.5%還元
無制限
海外旅行保険最高3,000万円(利用付帯)最高5,000万円(利用付帯)最高1億円(利用付帯)
国内旅行保険最高5,000万円(利用付帯)最高1億円(利用付帯)
国内空港ラウンジ本会員同伴者1名無料
海外空港ラウンジユナイテッドクラブ
ショッピング保険年間200万円まで年間300万円まで
追加オプション・マイルアッププログラム(5,500円)
・エクスプレスパス(1,100円)
・エクスプレスパス(1,100円)・エクスプレスパス(1,100円)
サンクスマイル500マイル(アメックス限定)1500マイル(アメックス限定)5,000マイル

個人的なオススメは「MileagePlusセゾンカード」

私個人的なオススメMileagePlusカードはやはり「MileagePlusセゾンカード」です。
マイルアップオプションに加入してもトータル年会費は7,150円(税込)です。利用金額が年間200万円以下と予想される方は是非このカードで固定費等を支払うと効率良くマイルを貯める事が可能です。

まとめ

今回はユナイテッド航空のマイレージプログラム「MileagePlus」についてご紹介しました。
いかがでしたでしょうか?
有効期限無期限、誰でも使える非常に優秀なマイレージプログラムですが、もちろんデメリットもたくさんある事がわかってもらえたら幸いです。
今回は以上で終了になります。最後までご覧下さりありがとうございました。

参考サイト

ユナイテッド航空HP

https://www.united.com/ja/jp/

セゾンカード

https://www.saisoncard.co.jp

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