今回はクレジットカードの支払い遅延についてご紹介します。一般的には「延滞」と呼ばれる支払い遅れをシチュエーション別にご紹介しますので気になる方は是非最後までご覧下さい!
それではいきましょう!
今回のトピックはこちら
- いつから遅延になるの?
- 延滞を重ねた行先とは?
- 延滞を防止する方法とは?
以上の3点に注目してご紹介します。まずは1つ目「いつから遅延になるの?」からご紹介します。
『いつから遅延になるの?』
クレジットカードは通常「口座振替」または「ATM入金」や「コンビニ支払い」などで支払います。支払日はカード会社によってまちまちですが、基本的には「10日」または「26日」「27日」になるケースが多いようです。
一般的には口座振替、イオンカードやEPOSカード等の自前でATMを保有しているカード会社はATM支払いも可能です。
支払い方法によって遅延確定までの時間は異なりますが、今回は最も多くの方が利用しているであろう「口座振替」のケースをご紹介します。
<遅延確定までの日数は大体3日間>
クレジットカードの口座振替は支払日の0時00分に行われます。
深夜の0時になんか入金できません。よって前日までに入金していないと基本的には支払い遅延となります、ですが、そんなの忘れる方が続出するのでカード会社も対応をとっている場合が多いです。
それが「当日〇〇時までの入金で支払い遅延対象外」や「当日中の振込で支払い遅延対象外」といった内容です。
これはカード会社によって対応異なりますので注意が必要です。
<代表的なカード会社の対応>
カード会社 | 対応 |
三井住友カード | 翌日引き落とし |
セゾンカード | 翌日引き落とし |
JCB | 月末まで毎日引き落とし |
AMERICAN EXPRESS | 3日間連続引き落とし |
EPOSカード | ペイジーまたはエポスATM入金 (再度引き落としは実施していません) |
ビューカード | 銀行振込または駅ナカATM入金 (再度引き落としは実施していません) |
上記のように支払日から数日間の対応はカード会社によって異なります。
翌日引き落としの場合は基本的にセーフです。EPOSカードやビューカードなども銀行振込や専用ATMを利用すれば問題ないです。
<延滞を重ねた行く末とは>
ここからはクレジットカードの遅延を連続して行うとどうなるのかをご紹介します。いくつかのキーワードに分けてご紹介します。
クレジットカードの遅延を連続して行うと「信用を失います」
クレジットカードの遅延を連続して行うと基本的には「信用を失います」
これは皆さんご想像の通りですよね。
クレジットカード会社からの信用を失う行為は「限度額アップ」や「キャッシング利用制限」などの制限に繋がります。
基本的には一度も遅延は起こさないのがベストですが、一度や二度のミスは付き物です。クレジットカード会社の場合、基本的に一度や二度の遅延は大目に見てくれる場合が多いです。
ですが、2回連続、3回連続などで延滞を行うとクレジットカード会社も黙っていません。最速の連絡が届くまでの日数が極端に短縮されます。
ここがポイント「長期延滞と連続延滞の違い」
クレジットカードの支払い遅延には3つのタイプがあります。1つ目は「長期延滞になり長期間支払いを行わないタイプ」2つ目は「連続延滞になり毎回延滞するタイプ」そして3つ目は「長期延滞かつ連続延滞になり、実質いつの支払いを行なっているのかわからないタイプ」です。
ブラックリストに乗るようなタイプは「1つ目と3つ目」になり、実は2つ目の連続延滞はあまりブラックリスト入りしない事が多いです。
カード会社から手紙が届き次第すぐに支払っているような方は良くはありませんが、即時強制解約のような案件ではないです。
<ポイント>
長期延滞をするなら連続延滞のほうがマシ、支払い能力の有無と支払い能力の有無を出来るだけ伝える
延滞を防止するには?
最後に支払い遅延を起こさないような対処法をご紹介して終わりにします。
クレジットカードの支払い遅延は出来れば一度も起こしてほしくありません。
クレジットカードの遅延に限らず全ての支払いに当てはまりますが、今回はクレジットカードの支払い状況を確認する簡単な方法をご紹介します。
その1『支払日当日の銀行口座確認』
これはクレジットカードの引き落としを確実を確認する事が可能な手段の1つになります。クレジットカードの支払日は基本的に「2日」「3日」「4日」「10日」「26日」「27日」のどれかです。全ての支払日が当てはまるかたは非常に稀だと思いますので基本的には上記の日程の中から2つか3つが当てはまる形になると思います。
ですので支払日の当日に引き落とし口座を確認してみてくださいね。
これを行うだけでまず遅延は起こしません。
その2『引き落とし口座の1本化』
支払い遅延を起こす方の多くは引き落とし口座の複数所持による物です。
複数の支払い口座を管理するのはかなり難しく、忘れる可能性も高いです。
支払い遅延を起こしたくない方は「引き落とし口座の1本化」を行う事を強くお勧めします。
その3『家計簿アプリの導入』
クレジットカードを複数枚所持している方には「家計簿アプリの導入」を強く勧めています。というのも家計簿アプリはクレジットカードの利用金額と口座残高の不足分連絡等を自動的に行なってくれる方です。
クレジットカードの利用金額をいちいち確認するのがめんどくさい方は一度お試しで導入してみてはいかがでしょうか?
<個人的なお勧めは「マネーフォーワード」>
ここで私おすすめの家計簿アプリをご紹介します。
私おすすめの家計簿アプリは「マネーフォーワード」です。
なんだ大手じゃんと感じるかもしれませんが、私は一番使いやすと感じるのがマネーフォーワードです。特にクレジットカードを複数枚持っている方には効果を発揮するでしょう。今の負債額や支払いスケジュール等も提供してくれます。
最後に
今回はクレジットカードの遅延についてご紹介しました。
いかがでしたでしょうか?クレジットカードの遅延を経験した事ない方や連続遅延している方など、様々な方がいられると思いますが、遅延せずクレジットカード会社と良い関係を築く為にも遅延する事なくコンスタントに支払いを行えるようにしましょう!
参考サイト
マネーフォーワード
三井住友カード