今回はスノーピークが発行を開始するスノーピークカードについてご紹介します。ゴールドカード・プラチナカードのみのラインナップとなり、非常に興味深いクレジットカードとなりますので是非最後までご覧ください!
スノーピークについて
スノーピークカードは新潟に本社を構えるいわずも知れたアウトドア商品の製造販売会社になります。
スノーピークの商品は高品質高性能な事からビギナーからプロまで愛用する非常に人気の高いアウトドア商品を多数販売しているほか、近年はキャンピングオフィス事業、複合型リゾート事業、アウトドア研修にも力を入れている事から非常に期待値の高い企業でもあります。
スノーピークカードについて
スノーピークカードはスノーピークが『三井住友カード』と提携発行を開始するクレジットカードです。
日々のご利用でスノーピークポイントが貯まる他、クレジットカードの付帯サービス等も利用可能になっています。スノーピークカードの特徴は『ゴールドカード・プラチナカードのみ』になっている所にあり、一般カードがラインナップされていない当たりがハイブランドらしいランク展開になっています。
スノーピークカードは全2ラインナップ
前述の通りスノーピークカードはゴールドカードとプラチナカードのみの展開となり、一般カードを含めスタンダードカードはラインナップされていません。
また年会費を含め全てのスペックが一般的なゴールドカード・プラチナカードを大きく凌駕する性能になっているのが特徴です。基本的なスペックについては以下のグラフでご確認して下さい。
スノーピークカード ゴールド | スノーピークカード プラチナ | |
年会費 | 本会員:33,000円(税込) 家族会員:1人目無料、2人目以降1,100円(税込) | 本会員:88,000円(税込) 家族会員:無料 |
申し込み条件 | スノーピークポイント会員で原則として満20歳以上で、 ご本人に安定継続収入のある方 | スノーピークポイント会員で原則として満20歳以上で、 ご本人に安定継続収入のある方 |
ポイント還元率 | 1.0% | 1.5% |
獲得ポイント | スノーピークポイント | スノーピークポイント |
発行会社 | 三井住友カード | 三井住友カード |
スノーピークカードの特徴
スノーピークカードは最低でも年会費が33,000円かかるかなりハイレベルなクレジットカードになります。
基本還元率は1.0%、三井住友カードが審査発行をする事からApple PayやGoogle Pay等の電子マネーにも対応しています。
クレジットカード会社の中でもトップクラスの最新鋭カードをベースに使っている為利便性は非常に高いでしょう。
また家族カード・ETCカードは全て発行可能になっています。ゴールドカードの場合は1人目無料、2人目以降は1,100円で発行可能です。
プラチナカードは全ての家族カードが無料で発行可能になります。
iD専用カードや家族カード等のサービスは一通り利用可能になっていますが、銀聯カード等のサービスは利用出来ません。
スノーピークカードの旅行保険
スノーピークカードには国内外の旅行保険が付帯します。
付帯内容は以下の表にまとめておきます。
付帯保険の内容としては『割高』感が否めませんが、三井住友カードは旅行保険が強いので有名なクレジットカード会社です。傷害治療補償や疾病治療補償等も手厚く保証してくれるのは大きなメリットになります。旅行保険の付帯区分についてはゴールドカードは利用付帯、プラチナカードに関しては基本的に自動付帯となっています。
<海外旅行保険> | スノーピークカード ゴールドカード | スノーピークカード プラチナカード |
死亡・後遺障害補償 | 最高5,000万円(利用付帯) | 最高1億円(自動付帯) |
傷害治療補償 | 最高300万円 | 最高500万円 |
疾病治療補償 | 最高300万円 | 最高500万円 |
賠償責任費用 | 最高5,000万円 | 最高1億円 |
携行品損害費用 | 年間50万円 (免責3,000円) | 年間100万円 (免責3,000円) |
救援者渡航費用 | 最高500万円 | 最高1,000万円 |
<国内旅行保険> | スノーピークカード ゴールドカード | スノーピークカード プラチナカード |
死亡・後遺障害補償 | 最高5,000万円(利用付帯) | 最高1億円(自動付帯) |
入院補償 | 5,000円/日 | 5,000円/日 |
通院補償 | 2,000円/日 | 2,000円/日 |
<その他旅行関連保険> | スノーピークカード ゴールド | スノーピークカード プラチナ |
航空便遅延費用特約(海外) | ー | 航空便関連保険(自動付帯) ・乗継遅延費用:2万円 ・受託荷物遅延費用:2万円 ・受託手荷物紛失費用:4万円 ・出向遅延・欠航・搭乗不能費用:2万円 |
航空便遅延費用特約(国内) | ー | 航空便関連保険(利用付帯) ・乗継遅延費用:2万円 ・受託荷物遅延費用:2万円 ・受託手荷物紛失費用:4万円 ・出向遅延・欠航・搭乗不能費用:2万円 |
スノーピークカードの旅行保険はかもなく不可も無くです。
特段キャンプ保険などの保険は付帯していませんので旅行保険の観点から考えるとかなり割高でしょう。
プラチナカードの旅行保険は『家族会員分も自動付帯』となります。無料で発行可能な事を考えると発行枚数を増やせばお得にはなるでしょう。
特典・優待サービス
スノーピークカードには『スノーピークの特典』と『三井住友カードの特典』と2種類の用意があります。
今回は個別にご紹介します。まずはスノーピークの特典から
<スノーピーク優待> | スノーピークカード ゴールドカード | スノーピークカード プラチナカード |
公式オンラインストア送料無料 | ◯ | ◯ |
先行アパレルセールのご案内 | ◯ | ◯ |
直営キャンプフィールドの先行予約 | ◯ | ◯ |
直営キャンプフィールドチェックイン優待 | ◯ | ◯ |
ノベルティを毎年プレゼント | ー | ◯ |
続いて三井住友カードの優待特典をご紹介します。
銀行系クレジットカードの中でも圧倒的なシェアを誇る三井住友カードの充実した特典をほぼ全て利用可能なのはスノーピークのメリットの1つです。
<ゴールドカード特典>
- 国内空港ラウンジサービス
- ゴールドカードデスク
- その他ゴールドカード優待
<プラチナカード優待>
- 国内空港ラウンジサービス
- 海外空港ラウンジサービス
- プラチナカードコンシェルジュ
- VISAプラチナカードサービス
スノーピークカードの注意点
ここからはスノーピークカードの注意点についてご紹介します。
クレジットカードは注意点こそがカードを発行する上でのポイントとなりますので是非最後までご覧ください。
<年会費が高額です>
スノーピークカードは最低でも33,000円の年会費が発生する高額クレジットカードカードになります。
1万円台でもプラチナカードが発行されているこのご時世に3万円オーバーのゴールドカードを持つメリットは無いと言っても過言ではありません。
スノーピーク特典であるオンラインストアの送料優待やキャンプ場の予約優待等を活用出来る方にとってはメリットが大きいですが、スノーピークポイント目当てで発行するにはかなり高いクレジットカードです。
<ポイントはスノーピークポイント固定です>
スノーピークカードはスノーピークポイントしか貯まりません。ポイント移行や商品券交換等も出来ないのが注意点です。
月々10万円以上利用される場合、年間で12,000pt〜18,000ptが溜まりますが、スノーピークの商品にしか交換できません。色々なキャンプ用品ブランドを購入したい方や
ポイント使用用途を決めていない方は注意して下さい。
<スノーピーク利用時もポイント還元率は上がりません>
スノーピークカードはスノーピーク利用時もポイント還元率が上がりません。
ゴールドカードは100円で1.0pt、プラチナカードは100円で1.5ptです。通常独自カード発行の場合は他社クレジットカードに比べていくらかは還元率が上がる物です。
ですが、このスノーピークカードに関しては一切あがりません。
まとめ
『スノーピークカードの特徴』
年会費は高額ですが、キャンプ場優先予約やオンラインストアの送料無料サービス等を利用可能ですので
スノーピークを頻繁に利用する方にとってはベネフィットを受けられるでしょう。また一般的なゴールドカード同様のゴールドカードサービスを受けられる為持っていて不満を感じる事は無いでしょう。
『スノーピークカードの注意点』
年会費は目を見張る物があります。ゴールドカードはともかくプラチナカードは88,000円と庶民には到底発行不可な年会費なっています。
クレジットカードとしてのベネフィットが欲しい方におすすめ出来ません。また三井住友カードのコンビニ優待等の特典もこのカードは対象外となります。様々なブランドキャンプ用品を購入している方はよく考えて発行して下さい。
最後に
今回はスノーピークカードについてご紹介しました。
いかがでしたでしょうか?クレジットカードとしての魅力に加えてスノーピークユーザーには嬉しい特典が追加されたクレジットカードだと私は感じましたが、高額な年会費やポイント還元率等の事も考えて発行するべきカードな事には間違いないとも思いました。
キャンプ用品購入を検討している方やスノーピークのヘビーユーザーの方は是非ご検討ください!!
以上KOUがお送りしました。最後までご覧くださりありがとうございました。
参考サイト