そろそろ対策する?? セゾンプラチナが年会費を改定、還元率が上がるけどどう??

セゾンアメックスを発行するクレディセゾン株式会社は同年8月4日以降に年会費を引き落し分から年会費を改定すると発表した。
従来の22,000円かr33,000円に上がった年会費だが還元率アップやセゾンプラチナビジネスアメックスとの併用で年会費優遇措置を行うなど魅力的な特典も用意してきた。
今回はお得なのかと効率の良い使い方をご紹介する。

概要

年会費アップは以下のカード

・セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
・セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

年会費改定は以下の通り。

本会員家族会員
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード22,000円→33,000円(税込)3,300円→3,300円(税込)
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード22,000円→33,000円(税込)3,300円→3,300円(税込)

<家族会員は年会費据え置き>

今回は本会員の年会費が改定されましたが、家族会員に関しては年会費据え置きに。
家族会員が複数人いて追加カードを複数枚発行されている方にとっては魅力ポイントになる事は間違いなし。

個人的には…

個人的には家族会員の年会費を少し上げ、サービスを充実させてほしいのが本音。
同じセゾングループのUCカードが発行するUCプラチナカードは回数制限があるが家族カードにもプライオリティ・パスが付帯。
(ちなみに年会費は税込¥16,500円と据え置き)

ここからは新しく始まるサービス

その1
<セゾンデジタルコンシェルジュ>

この春からセゾンカード専用アプリ「セゾンポータル」からコンシェルジュを利用できるようになる。
これは非常に使い勝手が良いサービスになる事が予想される。
従来通り電話やメールでの問い合わせにも対応するらしい。
ちなみにコンシェルジュサービスは今までと変わりない「TEN グループ」が運営するとのこと。

その2
<還元率アップ>

セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードの国内還元率は0.75%、永久不滅ポイント計算でポイント1.5倍であった。
6月1日以降は永久不滅ポイントが2.0倍となり還元率が1.0%にアップする。
これは今までの海外利用特典に匹敵する還元率となる為、国内でカード決済金額が多い方にはとっては非常にお得になるのではないか?

改定前改定後
国内利用時還元率永久不滅ポイント1.5倍
(0.75%還元)
永久不滅ポイント2.0%還元
(1.0%還元)
海外利用時還元率永久不滅ポイント2.0%還元
(1.0%還元)
永久不滅ポイント2.0%還元
(1.0%還元)

海外利用時還元率は同じ

今回国内還元率はアップしましたが海外利用還元率は変わらず。
国内需要を上げたい狙いがあるのかもしれませんが手数料が上昇している今海外利用還元率が上がらないのは少し寂しい。
※SAISON MAIL CLUBに入会している場合には還元率に変更なし。

その3
<新保険サービス「Pサポ」が追加>

全員元警察官の専門相談員が「騒音」や「迷惑行為」などのトラブルの解決を支援します。
近隣トラブルで頭を抱えユーザーが多いことから追加されたそうですが、どのような特典になるのかはまだわかりません。



Pサポは前述の通り近年増加している近隣トラブルに対応した保険になります。
保険と言うよりは有料相談窓口と言ったほうが良いですね。
元警察官の相談員が電話相談にのってくれます。また専門機関の紹介や専門家の相談、また生活再建の為の保険など多種多様なサービスを展開しているサービスになります。
(今回の特典とは別に単独入会が可能です、月額は550円(税込)となっています。)

個人的には期待のサービス

近頃のプラチナカード特典は飽和状態。
還元率をあげるかボーナスポイントを付与するかの2択になっている状態で。
このようなサービスを大衆プラチナカードサービスに取り入れてくるのは非常に魅力的かつ期待が持てるサービスと個人的には感じる。

その4
<プライオリティ・パスがデジタル化>

今回のリニューアルで最も多くの方が歓喜したサービスと言える。
ついにプライオリティ・パスがデジタル化する。
アプリ上で表示可能な上、Apple Pay対応になるのでこれまに比べて利便性は大きく向上する事間違いなし。
サービス開始は今年の秋から。
特段ほかのサービスと変わらないと予想するので先行してデジタル化している楽天やエポスを参考にするとよい。

<余談>
セゾンプラチナアメックスはプライオリティ・パス全面押しに

円安の影響で各社がプライオリティ・パスの利用制限をしていた中、セゾンは従来通りの利用規定を貫いてきた。
また今回のリニューアルでも飲食店やスパの利用制限などを設けない方向とのことなので、今後のセゾンプラチナ目玉特典はプライオリティ・パスになる事間違いなし。
しかしながら会員数が多いセゾンプラチナがなぜ耐えれたのか??
そんな話はまた今後。

その5
<スマートフォン保険が追加>

今回のリニューアルであらたにスマートフォン保険が追加。
自己負担金10,000円で最大50,000円まで補償されるとのこと。詳しい補償内容は6月1日に公開予定。

スマートフォン保険は最近のトレンド

近頃、スマートフォン保険増えてきた。
個人的には自己負担金1万円も取るなら10万円ぐらいは補償してもらいたいものだが、そうもいかないのが現実。
ちなみにデビットカードやプリペイドカードでもスマートフォン保険付帯の物が出ている。

ちなみに。

セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードは今後。

セゾンプラチナビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードに入会すると

<年会費が無料になる>

これはまた今度話すが、

簡単な話「プライベート」と「ビジネス」をどっちともにセゾンカードにすると一枚当たり「16,500円」でプラチナカードを保有する事が可能になる。

これは経営者や個人事業主にとっては非常に魅力的なのではないか?

ここからが本題。

「お得なのか?」

だが

個人的には「お得」だと思う。

SAISONカード=JALマイルで判断している方が多いと思うが、還元率1.0%となればそこらへんのクレジットカード同様になる事は間違いない。

またセゾンのコンシェルジュを運営するTENグループはコンシェルジュの中でも圧倒的なサービス対応と対応力を持つ業界屈指のコンシェルジュサービスだ、そんなコンシェルジュ唯一の弱点であるチャット非対応を今回克服したとなればそのサービス対応力は業界トップになる事間違いないだろう。
10万、20万と出せば優秀なコンシェルジュが付くのは当たり前だが、数万円クラスの大衆プラチナで実現してこそ優秀なコンシェルジュと言えるんではないかと考える。

お得な使い方について

プラチナカード級になると本当に色々な使い方をする人がいる。
本当に大金を使う人、海外のみ利用する人、セゾンは会員数が多いだけに多種多様な方がいると思うが、多くは月数百万円も使う方ではないと思う。どこのサービスが高いのか、
利用金額と獲得ポイントまた付随サービスの一般利用金額なども加味して計算してみる。

利用金額獲得ポイント数還元率
100万円利用2,000pt(1万円相当)1.0%
200万円利用4,000pt(2万円相当)1.0%
300万円利用6,000pt(3万円相当)1.0%

セゾンはボーナスポイントが無い為、特段還元率に大きな差は生まれず。

次に各サービスの利用料金
特に今回追加されたサービスや目玉サービスの金額を予想していく。

  • プライオリティ・パス  <約65,000円>
    これが一番お得感の強いサービスになっている。
    セゾンプラチナの会員種別はプレステージ会員、年会費469米ドル(本日の日本円換算で67,520円)となる高額サービスだ、
    これを会員は回数無制限で利用可能になる。
  • スマートフォン保険  <約5,000円>
    これはサービスによって様々な金額があるが自己負担金が高い事、また補償金額が低い事を加味するとおおよそ月額400円程度、年額で5,000円程度のサービスになると予想される。
  • Pサポ  <約6,000円>
    これは公式サイトが月額料金を発表しているので助かる。
    通常入会だと月額550円、年額ベースで6000円程度のサービスになる。
  • 空港サービス  <約1,500円>
    セゾンプラチナには手荷物宅配サービスやクロークサービスなどがあるが、正直あまり利用しているのを見たことが無い。
    サービス料はどれも大体1,000円から2,000円になる。
    月に何回も利用する方にとってはお得だろうが、これは他のプラチナカードにもあるサービスなので正直、お得なサービスとは言い切れないのが現状。
  • セゾンコンシェルジュ  <多分30,000円以上>
    これはセゾンが提供しているサービスなので金額の着けようがないが、同様のサービスを得ようとすると3万円以上は必ずかかるので3万円にしておく。

これら加味すると

セゾンプラチナをお得に、元が取れるような使い方をするのであれば、LCCや格安運賃で頻繁に海外旅行される方の国内利用カードがベストだと考える。

セゾンプラチナは海外利用をするには少し物足りないし、国内に関してもボーナスポイントがあるわけではない。
しかしながら私生活を多方面からカバーするような特典を提供してくれるセゾンプラチナは持っていて損はしない非常に優秀なカードだといえる

まとめ

今回はセゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードの年会費改定と新サービスについてご紹介した。
個人的には魅力的なサービスが増えているので歓迎したい一方、還元率やポイント関連に関してはまだ弱いところがあるので改善してもらいたいと感じた。
セゾンプラチナは業界屈指の高サービスカードなので今後もさらなるサービスの向上に期待したい。

今回は以上で終了になる。
最後までお付き合いいただいたこと感謝する。

参考サイト

セゾン公式HP

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