海外事務手数料って知ってる? 知らないと損する海外旅行でお得なクレジットカードをご紹介【2025年最新版】

今回は海外でクレジットカードを使う場合の事務手数料についてご紹介します。
円安の影響もありどんどん値上がりしている海外事務手数料ですが、今海外に行くならどのブランド・どのカード会社が安いのかご紹介します。
海外でショッピングをしたい方、海外旅行を検討している方は是非ご覧になってください!
それでは行きましょう!

海外事務手数料とは

海外事務手数料はクレジットカードやデビットカードなどを海外で使う場合にかかる手数料です。
正確には海外で決済する場合にかかる手数料ですので日本国内にいても海外ECサイト等で商品を購入する場合には手数料が発生します。
この海外事務手数料ですが一律課税ではなく、VISAやMasterCardのような国際ブランド、またカード発行会社によって異なるのが特徴です。
少額利用の場合にはあまりダメージを受けませんが、まとまった金額を支払うと、かなり大きな金額差になる為注意が必要です。

手数料にはかなりの差があり

海外旅行時に1万円や2万円で済む人はほぼいないでしょう。
10万円、20万円、人によっては100万円以上使う方もいると思います。
手数料が3.0%だった場合は10万円利用時に3,000円、20万円利用時には6,000円の差になります。
ちなみにデビットカードや海外利用専用のプリペイドカードなどを利用すると手数料をかけずに支払いが可能だったりします。

海外事務手数料のポイント点

<手数料と還元率の差>

多くのカード会社は海外利用時のカード還元率を上げています。
その為海外で決済すると国内決済よりも多くのポイントを獲得する事が可能でしょう。
しかして手数料と天秤にかけて差額を計算しないと損する可能性が出てきます。

<基準レートと請求レートの差>

海外事務手数料はクレジットカード発行会社が請求するものになり、提携カードなどで複数会社が絡んでいる場合には変動する場合があります。

《例》
 ・三菱UFJカードのJCBブランドカードの場合
 1.60%(JCB請求分)+0.44%(三菱UFJカード請求分)=2.04%

今回紹介するクレジットカード会社はこちら

  • 三井住友カード
  • dカード
  • 三菱UFJニコス
  • JCB
  • クレディセゾン
  • 楽天カード
  • アメックス
  • ダイナース
  • JALカード
  • ANAカード
  • イオンカード
  • エポスカード
  • オリコカード
  • ジャックスカード
  • UCカード
  • アプラスカード

<手数料一覧>

※ カードによって手数料が変動する可能性があります。
  提携カードの場合は手数料が変わっている可能性が高いので提携先に確認する事をお勧めします。

VISAMasterCardJCBAMEX/diners
三井住友カード3.63%3.63%
dカード2.20%2.20%
三菱UFJニコス3.63%3.63%2.04%
JCB1.60%
クレディセゾン3.85%3.85%3.85%3.85%
楽天カード3.63%3.63%3.63%3.63%
アメックス3.5%
ダイナース
(三井住友トラスト)
2.2%1.3%
JALカード※3.63%
(NICOS)
3.63%
(NICOS)
1.6%
(JCB)
2.2%(NICOS)
1.3%(diners)
ANAカード※3.63%3.63%1.60%3.5%(AMEX)
1.3%(diners)
イオンカード1.60%1.60%1.60%
エポスカード3.85%
オリコカード3.85%3.85%1.60%
ジャックスカード3.85%3.85%3.85%
UCカード3.85%3.85%
アプラスカード3.85%2.85%3.85%

※JALカード・ANAカードの発行会社について
 JALカード・ANAカードは両社共にAMEXブランドを展開していますが発行会社が異なります。
 ・JALカードAMEX → 三菱UFJカード
 ・ANAカードAMEX → アメリカン・エキスプレス・ジャパン
 ・JALカードdiners → 三井住友トラストクラブ
 ・ANAカードdiners → 三井住友トラストクラブ

どのカード会社が安い?

ここからはどんなカードがどの地域でお得なのか。
表をもとに簡単にご紹介していきます。
ここからのカードは「手数料が少ないカード」となり、総合的に見ておすすめするカードとは異なりますので注意してくださいね。

<現状の総合最安値は「イオンカード」>

現状の総合海外事務手数料最安値はイオンカードになります。
特にVISAブランドでも1.60%を維持しているのは非常にお得です。
イオンカードはVISA・MasterCard・JCBブランドを展開しており、非常にバリエーション豊富な為海外利用時にも困る事はないでしょう。

<東南アジアではJCBブランドが最強>

現在JCBブランドが力を入れているのが東南アジア、そのかいがあってドが力を入れているのが東南アジア、その甲斐あってか現在JCBブランドは東南アジアで結構使えるようになってきました。
そんなJCBブランドは海外事務手数料が1.60%、
提携カードに関してはこれに自社の手数料が乗っかるため実際にはもう少し手数料が上がりますが、オリジナルシリーズカード、JALカードやANAカードに関しては現状JCB一強になっています。
ステータスカードは還元率優遇などもあるのでさらにお得になりそうですね。

※注意点※

JCBブランドはカード会社によって手数料が異なります。
特に信販系クレジットカードはJCBブランドの手数料をVISA、MasterCardと同じに設定していますので注意してください。

<北米・欧州では「dカード」「三井住友トラストクラブ」「アプラス」が強い>

欧州や北米はVISA、MasterCardが一番力を入れている地域になります。
VISA、MasterCardの利用を前提に考えるとdカードや三井住友トラストクラブのカードが強いでしょう。
特に欧州においてはMasterCardの最大勢力地となりますのでアプラスカードも利用価値があります。

<手数料最安値はダイナースクラブカード>

手数料最安値はダイナースクラブカードです。
その値は1.3%とイオンカードやJCBブランドのクレジットカードよりも0.3%の差をつけての最安値値になります。
使えるところではダイナースクラブを使用すれば海外手数料を最小に抑えること可能です。

まとめ

地域や展開している国際ブランドの種類によっておすすめカードが異なるのは面白いですよね。
特にJCBブランドは東南アジアやこれから北米、欧州でも利用可能となる見込みですので期待大です。
一方VISAやMasterCardブランドは手数料がかなり高いですが、利用可能加盟店数が多いため外せない1枚になっています。
海外旅行時にはここに「旅行保険「ショッピングガード保険」「その他付帯特典」などどの項目が追加されますので、一概にも今回のカードがベストなカードとは限らないのが注意点です。
是非旅行先の決済サービスや今回の表を自身の旅程と照らし合わせ、最適なカードでお得に旅行に行ってくださいね。

今回は以上になります。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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