AMEXが羽田空港にセンチュリオン・ラウンジをオープン‼

AMEXを発行するアメリカン・エキスプレス・ジャパンは7月16日より、羽田空港第3ターミナルの制限エリア内に同社発行の上位カード保有者のみが利用可能なラウンジ、「センチュリオン・ラウンジ羽田」をオーブンしたと発表した。

北米や欧州などにはあるセンチュリオン・ラウンジだが、東南アジア圏内には少なく今回は香港に次ぐ2拠点目となる。
もちろん日本は初上陸だ、
今回はサービス内容な利用条件などをご紹介する。

センチュリオン・ラウンジとは

センチュリオン・ラウンジはAMEXの最上位カードである「センチュリオンカード」から命名されたAMEXの上位カード保有者のみが利用可能なラウンジの事である。ラウンジ設置場所は主に空港となり、搭乗前に利用する事が可能だ、
現在は「センチュリオン・ラウンジ羽田」を含め世界30か所でサービスを提供している。

中東まで含めても4番目

センチュリオン・ラウンジ自体、非常に数が少ないのが特徴だ、
アジア圏は中東まで含めても4か所、残りはヨーロッパとアメリカになる。なお半数以上のラウンジがアメリカ本土ある。

ラウンジの立ち位置とは?

空港ラウンジは基本的にいくつかの分類に分けられる。
ゴールドカードやステータスカードを持っている会員が利用可能な空港運営会社提供の「エアポートラウンジ
航空会社の上位クラスに登場する方、または航空会社の上級会員が利用可能な航空会社提供の「航空会社ラウンジ

今回のセンチュリオン・ラウンジはサービス自体は航空会社ラウンジを超える内容だが利用条件としてはエアポートラウンジに近く
AMEX会員専用ラウンジ」となる。
その為航空会社の上級会員でもAMEXの対象カードを持っていなければ入る事が出来ないのがポイントになる。

対象カードは?

対象カードは以下の通り

  • AMEXセンチュリオン・カード
  • AMEXプラチナ・カード
  • AMEXビジネス・プラチナ・カード
  • AMEXビジネス・コーポレート・プラチナ・カード
  • AMEXJR東海EX・ビジネス・コーポレート・プラチナ・カード

家族カード・追加カードでも入場可能

センチュリオン・ラウンジの特徴として本会員のみでは無く、家族カードやコーポレートカードの追加カードでも入場可能なのが特徴。これはプライオリティ・パスや航空会社ラウンジではあまり無いため非常に大きなポイントとなる。
家族カード・追加カード会員のカード提示で同伴者2名まで無料になる。

サービス内容は割愛

私自身はまだセンチュリオン・ラウンジに行った事が無いため今回は踏み込んだサービス内容は割愛させてもらう。
現時点での簡単なサービス内容はこちら

<ラウンジ設備>

  • VIPルーム
    AMEXセンチュリオン会員限定のVIPルームを設置、センチュリオンラウンジらしい優雅なひと時を過ごせます。(室内とサービス内容は不明)
  • ダイニング&バー

    国産の高級食材をふんだんに使用した豪華な食事を用意「目玉は近江牛使用のカレー」と「職人が握る江戸前寿司」その他羽田限定のカクテルや各種アルコール類なども沢山揃えてある。

<その他ラウンジサービス>

  • 各席電源ポート
  • 無料Wi-Fi
  • ラウンジ内シャワー

センチュリオン・ラウンジの特徴

「家族カード・追加カードでもラウンジ入室可能」

本会員家族カードビジネス追加カード
(有償)
ビジネス追加カード
(無償)
×
※本会員がラウンジ利用可能カードであったとしても、家族カードがゴールド、スタンダードカードの場合はラウンジを利用できません。※本会員がラウンジ利用可能カードであったとしても、家族カードがゴールド、スタンダードカードの場合はラウンジを利用できません。

センチュリオン・ラウンジだがラウンジ入室条件がかなり幅広いのが特徴だ、
カード本会員はもちろんの事、家族カード会員やビジネスカード会員の追加カード会員も利用可能なのがポイントになる。
追加カードに関しては特典ありカード(年会費の発生するカード)のみの利用となるが家族カードを無料で発行可能なプラチナカード会員にとっては非常に魅力的な特典になるはず。

「格安航空利用でもラウンジ利用可能」

センチュリオン・ラウンジは航空会社のラウンジでは無い為利用する航空会社や搭乗クラスは関係ない。
その為、格安航空でも問題なくラウンジを利用できるのが特徴だ、
アライアンスや搭乗クラスに関係なく利用できるラウンジとしては間違いなく一番のラウンジとなる。

利用時の注意点は?

センチュリオン・ラウンジを利用する際の注意点だが、何点かある。
今回はいくつか紹介していく。

「ラウンジ利用が出来るのはフライトの3時間前から」

センチュリオン・ラウンジの利用可能時間はフライトの3時間前からになる。
それ以前に来ても基本的には利用出来ないはず。
ラウンジの混み具合やフライト時間によっては利用可能かもしれないが、基本3時間前に行くことをお勧めする。

乗り継ぎ便利用時は時間制限無し

首都圏出発の方は基本3時間前になっているが、地方在住の方の国内線乗り継ぎや、国際線乗り継ぎの方には3時間前制限が適用されない。国内線乗り継ぎの方や海外乗り継ぎの方は長時間ラウンジで楽しむことが可能だ。

ルート3時間前制限
国際線出発(羽田出発)
国際線出発(国内線→羽田空港出発)※1適用外
国際線乗り継ぎ(国際線→国際線)※1適用外

※1 乗り継ぎ後のターミナルが第3ターミナルに限る。

「営業時間は8:00~22:00」

センチュリオンラウンジの営業時間は午前8時から夜の10時までとなっている。
早朝フライトや深夜フライトの際は利用できない可能性があるので注意が必要。

朝は朝食タイムあり

8:00にオープンするラウンジだが8:00~11:30までは「朝食」が提供される。
11:30~22:00は一般メニューになるので注意が必要。

「羽田空港第2ターミナル利用時はラウンジ利用不可」

羽田空港の国際線は現在第3ターミナルと第2ターミナルから出ている。
第3ターミナル利用時にはそのまま利用可能だが、第2ターミナル利用時にはラウンジを使えないので注意が必要だ、また乗り継ぎ便利用時も第3ターミナル着の場合でも乗り継ぎ便が第2ターミナルだった場合利用できないので注意する必要がある。

第2ターミナル発×
第3ターミナル発
乗り継ぎ(第2→第3)
乗り継ぎ(第2→第2)×
乗り継ぎ(第3→第2)×
乗り継ぎ(第3→第3)

「ANA AMEX プレミアムカード会員は利用不可」

センチュリオン・ラウンジだが、利用可能なのはAMEXの「プロパーカード」のプラチナカードとなり、提携カードのプラチナカードは利用できないのが注意点だ、特にANAAMEXプレミアムカードはプロパーAMEXプラチナカードを超える高額年会費カードだがラウンジは利用対象外な為注意してほしい。

<海外発行のプラチナ提携カードはいけるらしい>

日本発行のAMEXカードは上記説明のカードだが、海外発行のAMEXカードに関しては利用可能な場合がある。
国と対象カードはその国のAMEXに問い合わせる他ないが、一例としてUS発行のデルタAMEXリザーブカードは利用可能の表記が出ていた。

AMEXはサービス内容の更新を進めている。

AMEXはここ数年でサービスを大きく更新している。
背景には増加する会員数と競合他社が多く表れた事だろう。
これからもサービスの多くが更新され、改良されるものあれば改悪されるものもあるだろう。
しかし今後も素晴らしいサービスを提供してくれる事には変わらないはずなので今後もAMEXのサービスに期待していきたい。

まとめ

今回はAMEXの専用ラウンジ、センチュリオン・ラウンジが羽田空港にオープランした為、ご紹介した。
グローバル展開しているハイステータスカード会社ならではの非常に素晴らしいラウンジな為今後空港にこのようなラウンジが増えたらと思う。
自身も羽田空港を利用する際には是非とも行ってみたいと感じたラウンジであった。
是非読者の方も機会があったら行ってみてほしい。

以上で終わりになる。
最後までお付き合い頂いた事に感謝する。

参考サイト

AMEX公式

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