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    JQ CARDセゾンゴールドの空港ラウンジ利用回数制限を開始、ゴールドカードどうなる?2025年最新版

    セゾンカードは同社が審査発行をするJR九州との提携カード「JQ CARD セゾンゴールド」について、11月11日より一部カード特典を変更する旨を発表した。変更点の中にはコンビニやサブスクリプションのポイントアップ特典の廃止の他に空港ラウンジの利用回数制限も盛り込まれました。
    当サイトでは空港ラウンジの利用について詳しく取り上げているので今回はピックアップしてお届け指します。
    それでは見ていきましょう。

    目次

    JQCARD セゾンゴールドはJR九州とセゾンカードが提携をして発行しているゴールドカードになります。
    11,000円(税込)、一般的なゴールドカードと同等の金額になりますが、年間50万円の利用で翌年度以降の年会費が一切かからなくなる条件付き年会費無料ゴールドカードになります。
    詳しい内容は以下の表になります。

    JQ CARD セゾンゴールド 詳細

    JQ CARD セゾンゴールド
    発行会社株式会社クレディセゾン、九州旅客鉄道株式会社(JR九州
    国際ブランドVisa / Mastercard / JCB / American Express
    年会費(本会員)11,000円(税込)
    ※年間50万円以上の利用で翌年度以降永年無料
    年会費(家族会員)発行なし
    申込条件18歳以上でご連絡が可能な方で、当社の提携する金融機関に決済口座をお持ちの方
    基本還元率200円につき1ポイント(約0.5%
    ※年間100万円利用時はボーナス含め実質1.5%還元
    航空券購入時のポイント– (特別な倍率アップはなし)
    ポイントプログラムJRキューポ(SUGOCAチャージや提携ポイントに交換可能
    海外旅行保険最高1,000万円(利用付帯)
    国内旅行保険最高1,000万円(利用付帯)
    ショッピング補償– (ショッピング安心保険は付帯なし)
    通信端末修理保険
    空港ラウンジ国内主要空港ラウンジが無料
    ※2026年4月1日より年間6回までの利用制限あり
    主な優待サービス・年間利用額ボーナス(50万円で2,500P、100万円で10,000P)
    ・アミュプラザなどJR九州グループ施設での割引や優待
    ・Amazon.co.jp、携帯電話料金の支払いでポイント3倍
    コンシェルジュサービス
    電子マネー/タッチ決済Visaタッチ決済 / Mastercardコンタクトレスなど各ブランドのタッチ決済に対応
    Apple Pay / Google Pay対応(QUICPayとして利用可能)
    審査基準安定した収入と社会的信用を有する方(学生・未成年は対象外)
    備考・インビテーション(招待)
    経由での申し込みで初年度から年会費永年無料
    ・貯まったJRキューポは永久不滅ポイントと相互交換可能

    JQ CARD セゾンゴールドの魅力について語っていきたいですが、まずは今回の変更点についてご紹介します。
    気になる方は公式サイトも併せてごらんください。

    <今回の変更点>

    • ポイント対象外利用先の拡大
    • コンビニ・サブスクリプションの5倍ポイント特典の終了
    • 空港ラウンジの利用制限
    • 旅行保険の家族特約廃止

    ■ 1. ポイント対象外となる利用先の拡大

    2025年8月11日以降の売上到着分から適用

    2025年8月11日以降、セゾン側に売上が到着した利用分について、年間利用ボーナスポイント・年間50万円以上利用判定の対象外となる利用先が増えます。対象外となる主な利用は以下のとおりです。

    • 楽天Edyチャージ
    • nanacoチャージ
    • JAL Global WALLETへのチャージ
    • セゾン投信
    • セゾンポケット
    • 大和コネクト証券での利用

    これらは“利用日”ではなく“売上到着日”で判断されるため、8月初旬の利用分でも除外される可能性があります。年間50万円利用で年会費が翌年度無料になる仕組みを利用している人は特に注意が必要です。


    ■ 2. コンビニ・サブスクの5倍ポイント特典の終了

    2026年1月11日以降の利用分から終了

    これまでJQ CARD セゾンゴールドの大きな魅力だった、「コンビニ・サブスク利用時ポイント5倍」特典が廃止されます。対象となっていたのは以下の利用です。

    • セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート
    • Netflix、U-NEXT、Spotifyなどの各種サブスクリプションサービス

    2026年1月11日以降の利用分は5倍付与が行われなくなるため、日常生活での還元率が大幅に低下します。特にコンビニを多用していた利用者にとっては痛手となる改定です。


    ■ 3. 国内空港ラウンジ無料利用の回数制限

    2026年4月1日以降、年間6回までに制限

    これまで国内空港ラウンジが回数無制限で無料利用できましたが、2026年4月1日からは年間6回までの制限が導入されます。

    カウント期間は「毎年4月1日〜翌年3月31日」。
    同日に同じラウンジへ再入場した場合も1回としてカウントされます。

    飛行機を利用する機会が多い人にとっては、特典価値が大きく下がる変更です。

    ■ 4. 旅行傷害保険の家族特約廃止

    2026年1月1日以降、本会員のみが対象に

    2026年1月1日からは、国内・海外旅行傷害保険が「本会員のみ対象」となり、家族特約が廃止されます。
    2025年12月31日までに出発する旅行は従来どおり家族も補償対象ですが、2026年以降の旅行は家族補償が一切付かなくなります。

    家族旅行が多い家庭にとっては大きな影響となります。

    特典変更後でも残る「JQ CARD セゾンゴールド」の魅力とは

    多くの特典が縮小される一方で、JQ CARD セゾンゴールドには依然として“他カードにはない強み”が残っています。特にJR九州ユーザー・九州在住者・アミュプラザ利用者にとっては依然として価値のある1枚です。

    以下では、改定後でも活かせるポイントを分かりやすく解説します。

    ■ 1. 年間50万円以上利用で翌年度年会費が無料

    事実上「条件付きで年会費無料のゴールドカード」として使える

    これは改定後も継続される大きなメリットです。

    • 年会費:11,000円
    • ただし年間50万円利用(=月4.2万円程度)で翌年度「実質無料」

    多くのゴールドカードは年会費10,000円〜15,000円前後の中、
    年間50万円というハードルは比較的低く、年間固定費の支払いだけで達成できるユーザーも多いです。

    → 無料で“ラウンジ付ゴールドカード”を持てる点は魅力が続く。

    ■ 2. JRキューポが貯まり、JR九州ユーザーとの相性が圧倒的に良い

    JQ CARDシリーズ最大の魅力はここ。
    JRキューポは以下に交換・連携でき、特に九州では価値が高いポイントです。

    • SUGOCA(チャージ可能)
    • JR九州グループの施設で利用
    • JALマイル(交換レート良好)
    • Pontaポイントへも交換可

    九州をよく使う人にとって、JRキューポは依然として“利便性の高いポイント”
    → これは今回の改定で変わっていません。

    ■ 3. SUGOCAのオートチャージが使える

    SUGOCA(JR九州の交通系IC)を使っている人にとって、オートチャージは非常に便利で、チャージ忘れによるストレスがありません。

    • チャージ時もポイント付与
    • 自動改札で残高不足でも停止せず通過可能
    • 通勤・通学者は相性抜群

    他県のユーザーから見落とされがちですが、九州日常圏では非常に強いメリットです。

    ■ 4. 国内空港ラウンジは「年間6回」でも十分という利用者も多い

    改定により無制限 → 年間6回までになりますが、

    • 年3〜4回しか飛行機に乗らない人
    • 家族で旅行するが本人のみ利用できればOK
    • 出張が年数回程度

    こういった層にとっては年間6回で十分に足りるケースが多いのも事実。

    「無料で6回もラウンジに入れるゴールドカード」と考えれば、
    まだ魅力のある特典と言えます。

    ■ 5. アミュプラザ・JR九州グループでの割引が消えていない

    以下の商業施設で買い物をする人は、継続してメリットを得られます。

    • アミュプラザ(博多・大分・熊本・鹿児島など)
    • JR九州が運営する施設・ショップ

    例:

    • 買い物5%OFF〜(施設・イベントにより異なる)
    • 駐車場無料サービス
    • セール優待

    九州エリアでは利用者がとても多く、
    地元での生活圏にカード特典が根付いているのは強みです。


    ■ 6. 旅行保険は縮小されるが、本会員なら引き続き利用可能

    旅行保険は家族特約が廃止となりますが、本会員の補償は継続されます。

    • 海外旅行傷害保険:最高1,000万円
    • 国内旅行傷害保険:最高1,000万円

    旅行頻度が低いユーザーにとっては、
    依然として「無料で持てるゴールドカードで保険が付いている」のはメリットです。


    ■ 7. セゾンカード特有の“永久不滅ポイント”ではないが、管理がシンプル

    JQ CARD セゾンはJRキューポが貯まる仕様ですが、以下の点はメリットです。

    • JRキューポは有効期限が長い(通常2年)
    • アプリ・WEBでポイント管理が簡単
    • JR九州との連携がスムーズ

    管理が複雑なカードが多い中、
    ポイントの使い道が明確な点は初心者〜中級ユーザーにとって優しい設計です。


    ■ まとめ:特典は減っても、九州ユーザーには依然として“刺さるカード”

    特典変更により、
    ・コンビニ5倍
    ・ラウンジ無制限
    ・家族特約
    といったゴールドならではの魅力が減るのは確かです。

    しかし、それでも以下のユーザーにとっては依然として価値があります。

    ✔ 九州に住んでいる

    ✔ JR九州(鉄道)をよく利用する

    ✔ SUGOCAを使う

    ✔ アミュプラザで買い物をする

    ✔ 年間50万円は利用する(年会費無料化)

    特に「年間50万円利用でゴールドが無料」という点は非常に強く、
    **“九州で生活するならコスパが高いゴールドカード”**であることに変わりはありません。

    1. JQ CARD セゾンゴールドはどんな人におすすめか

    今回の変更後でも、JQ CARD セゾンゴールドの強みは「JR九州圏×日常利用の利便性」に集中しています。
    そのため、以下のような人に向いています。


    ① JR九州を日常的に利用する人

    • SUGOCAのオートチャージで確実にポイントが貯まる
    • 駅ナカ店舗・アミュプラザ利用が多いとポイント効率がさらにアップ

    → 通勤・通学・買物でJR九州を使う人ほど自然とお得になるカード。

    ② アミュプラザ(博多・長崎・鹿児島・みやざき・くまもと)をよく使う人

    • 5〜10%割引
    • 駐車場無料・割引
    • 映画館の割引

    → ショッピング・映画・食事など「週1でも足を運ぶ」人には実質的な節約効果が大きい。

    ③ 車利用が多い九州エリア在住者

    • アミュプラザ各店の駐車場無料が非常に実用的
       例)鹿児島:平日60分無料、長崎30分無料、みやざき100円引き など
    • ETCカード無料

    → 車を使う人にとって、ショッピングの駐車コストが毎回下がるメリットは大きい。

    ④ マイルを貯めたい人(特にJAL)

    • JRキューポ → JALマイル交換が可能
    • 日常利用を“旅行資金”に転換しやすい

    → 年間の陸マイラー活動を強化したい人にも向いている。

    ⑤ 年会費を抑えてゴールドカードを持ちたい人

    • 一定利用で「年会費実質無料」
    • 保険&優待が付くので“格安ゴールド”として運用できる

    → ゴールドを持ちたいが費用は抑えたい層にフィットする。

    最後に

    今回はJQ CARD セゾンゴールドの特典変更について簡単に紹介しました。
    空港ラウンジを頻繁に利用する方や、コンビニヘビーユーザーの方にはかなり痛手な変更でしたが、依然として九州を中心に高い利用価値を見出しているJQ CARD セゾンゴールドですので気になる方は是非発行してみてはいかがでしょうか。

    今回は以上になります。
    最後までお付き合いいただきありがとうございました。
    またどこかでお会いしましょう。

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