今回は三井住友カードを2枚以上作ることは可能なのかについて紹介します。
これを見れば作れるカード、作れないカード、利用額などの情報を得ることができます。
この記事を読んで分かる事
- 発行可能カードも見分け方
- 利用額合算に関して
- 審査方法と審査基準に関して
三井住友カードで2枚目以降のカードを発行することは
「可能」です。
しかし同じカードを複数枚発行する事はできません。
今回は発行可能な組み合わせを紹介します。
1 「同じカード名」「同じブランド」は発行不可
1枚目に「三井住友カード VISA」。2枚目に「三井住友カード VISA」
これは発行不可の組み合わせです。同一カードで同一ブランドは発行不可になっています。
2 「同じカード名」「違うブランド」は発行可能
1枚目に「三井住友カード NL VISA」2枚目に「三井住友カード NL Master」を発行する事は可能です。またこの場合は「デュアル発行」となり年会費も通常と異なります。
3 「違うカード名」「同じブランド」は発行可能
クレジットカードは「三井住友カード」と「三井住友カード NL」は別のカードとしてカウントします。
よって別のカード名の場合は通常通り発行可能です。
この場合はカード名が違うので両方「1枚目」のカウントとなり、それぞれのカードでデュアル発行が可能です。(デュアル発行可能の場合)
4 「違うカード名」「違うブランド」は発行可能
1枚目に「三井住友カード NL Master」2枚目に「三井住友カード VISA」を発行する事は可能です。
これらの場合は違うカード名、違うブランドな為完全に別で考えられます。
4 「同じカード名」「同じブランド」「違うカードステータス」は発行不可
1枚目に「三井住友カード VISA」2枚目に「三井住友ゴールドカード VISA」を発行する事はできません。基本的にゴールドカードは一般カードの上位カードです。
一般カードのアップグレード先にあるゴールドカード、プラチナカードは同時保有することができません。
※「三井住友カード」←→「三井住友ゴールドカード」←→「三井住友プラチナカード」
↑↓ (可能)
「三井住友カード NL」←→「三井住友ゴールド NL」
横同士は不可、縦は可能
5 「違うカード名」「同じブランド」「違うステータス」は発行可能
1枚目に「三井住友カード NL」2枚目に「三井住友ゴールドカード」を発行する事は可能です。
この場合は違うカード名な為、同じブランドでも発行が可能となっています。
2枚目の審査は?
2枚目以降を発行の場合気になるのが「審査」について
今回は審査について詳しく紹介します。
審査事態は2枚目以降も
あります
三井住友カードは先ほども説明した通り2枚目以降のカードを「別のカード」として発行します。
デュアル発行をした場合も同様に別のカードとして登録します。
よって信用情報機関への照会も行いますし、審査も通常通り行われるものと思われます。
よって2枚目以降は審査がないというわけではありません。
気になる発行難易度は?
2枚目以降の発行難易度は
低めに設定される傾向です。
三井住友カードは銀行系クレジットカードなため発行難易度が高めに設定されています。
一方2枚目以降のカードに関しては発行難易度がだいぶ下げられていようです。
CICへの照会もおこないますし、審査も行いますが、審査難易度事態は低めに設定されているようです。これは一度発行条件を満たした人への信用がある程度高い証拠でもあります。
確定で発行されるわけではない
2枚目発行を拒否される可能性は
あります
三井住友カードは2枚目以降の審査は緩い傾向にあります。
しかし必ず発行されるわけではありません。三井住友カードが発行しないと決めたら発行されない可能性も十分にあります。
発行されるケース、発行されないケースを紹介します。
- 多重申し込み → 発行されやすい
- 他社カード申し込み中 → 半々
- キャッシング量増加 → 発行されないかも
- クレヒスに傷がついた → 発行されないかも
- ブラックリスト入り → 1枚目共に強制解約の可能性
- ブラック明け → 半々
このように個人個人陥っている状態によって発行される可能性が変わってきます。
このリストに入っていない方は問題なく発行されるでしょう。
気になる利用限度額について
三井住友カードは2枚目以降のカードを発行した場合、利用限度額を合算します。
なにを言っているのかわからないと思うので公式サイトのが画像を載せます。
今回は「三井住友カード」と「ANAカード」を例にして説明します。
例1の場合
この場合は2枚の合計が80万円となります。よって「三井住友カード」で40万円利用した場合は
「ANAカード」の利用可能額は40万円になります。
(80万円ー40万円=40万円)
例2の場合
この場合は利用限度額が多い方に合わせて利用限度額が決められます。
よって「ANAカード」で40万円を利用した場合、「三井住友ゴールドカード」の利用可能額は60万円に減少します。
(100万円ー40万円=60万円)
注意
この場合は合算限度額は100万円ですが、ANAカード単体の限度額は40万円のままです。
100万円は利用できません。
これが合算利用限度額の仕組みです。
(1枚目の「三井住友カード」 限度額 10万円)
↓
(2枚目の「三井住友カード NL」 限度額 30万円) だった場合、
合算後は限度額30万円になります。
2枚目発行のカードの利用限度額が高くなった場合、合算利用限度額は上がりますが、カード単体の利用限度額はそのままの場合が多いです。
2枚目をする上での注意点
2枚目以降を発行する際には多少の注意点があります。
通常申し込みよりは発行され易いですが、必ず発行されるわけではないため追加発行する際には下手な事はしないようにしておくのがおすすめです。
発行はされる可能性は高いが、明らかに警戒される
三井住友カードは2枚目以降も発行をしてくれますが、明らかに警戒されやすくなります。
経過レベルは利用限度額の減少やカード発行日数などで判断できますが、明らかに発行までの時間が長いと感じたら他社カードも含め、クレジットカードを作るのを一旦やめるのも手です。
クレジットカードヒストリーには悪いかも…
追加カードを発行する場合、何らかの理由があって発行する場合が多いと思います。
クレジットカードは「毎月カードを利用し、引き落としをかける」のをデフォルトとして考えます。
よってカードを利用しなかった場合は信用度は下がります。
発行枚数が多い分カードの管理がしずらくなる為明確な発行目的がない方以外は追加発行はあまりお勧めしません。
主な対策は?
キャッシングや多重申し込みをしない
キャッシングや多重申し込みはカード発行に関して良い印象は絶対に与えません。
これらの行為を行っている状態で追加発行申請をかけると利用限度額が減少したり、発行に数が長くなったりと悪印象になる為これらの行為はなるべく行わないようにしましょう。
クレヒスは良好にしておく
クレジットカード会社が審査基準としているのがクレジットカード支払い状況です。
これはちゃんと請求されているのか?ちゃんとカードが使われているのかを判断する材料になります。
この信用情報にはカードに関するすべての情報が載っている為、死蔵カードなどがたくさんある方は
カード会社から見ると「発行しても利用してもらえない可能性がある方」という判断になります。
このような判断をされた場合はカード発行がされにくくなるため「少額」でもいいのでカードを利用し
発行され易いようにしておくのがおすすめです。
まとめ
今回は三井住友カードの2枚目発行に関してまとめてみました。
いかがだったでしょうか?
三井住友カードは提携カードを含めると膨大な数のカードを発行しています。
気になるカードがあり、明確なカード利用目的がある方は是非発行してみてください!!