今回は先日発表されたミライノデビットPLATINUMの後継モデル「プラチナデビットカード」について紹介します。ミライノデビットPLATINUMとの違いやへ変更点などを詳しく紹介していこうと思います。すでにミライノデビットPLATINUMを知っている方は「本題」へお進みください
ミライノデビットPLATINUMとは
ミライノデビットPLATINUMは「住信SBIネット銀行」が発行をするPLATINUMランクのデビットカードです。キャッチフレーズは「ハイクオリティーなサービスが体験できる一枚」となっており、
名前に負けないような非常に高水準のサービスを提供しています。
主なサービス
- 旅行傷害保険は海外・国内共に1億円付帯（自動付帯）
- 高級レストラン2名予約で1名無料サービス「招待日和」の利用（年1回）
- loungekeyの利用可能（年間2回まで）
- boingo Wi－Fiの利用可能
- スマプロランク2ランクアップ
旅行傷害保険は海外。国内共に1億円
ミライノデビットPLATINUMの旅行保険はクレジットカード顔負けの充実さです。
海外・国内共に最高1億円の旅行保険が付帯します。しかも自動付帯です。
また本会員の家族がトラブルに巻き込まれた場合もきっちり補償してくれます。
これもまた自動付帯です。年会費10,000万円のカードで最高1億円の保証が自動付帯でついてくるカードは日本中どこを探してもありません。
自動付帯ですのでミライノデビットPLATINUMで旅行代金を支払っていなくても補償対象になります。
これは驚異的な事で並みのクレジットカードなら持つ必要が無くなるレベルの内容です。
| 海外旅行保険 （本会員） | 海外旅行保険 （家族会員） | |
| 傷害死亡 後遺障害 | 最高1億円 | 最高1,000万円 |
| 傷害治療費用 | 最高1,000万円 | 最高500万円 |
| 疾病治療費用 | 最高700万円 | 最高350万円 |
| 賠償責任 | 最高1億円 | 最高5,000万円 |
| 携行品損害 | 年間100万円 | 年間50万円 |
| 救援者費用 | 最高500万円 | 最高250万円 |
| 国内旅行保険 （本会員） | 国内旅行保険 （家族会員） | |
| 死亡 後遺障害 | 最高1億円 | 最高1,000万円 |
| 入院保険（1回） | 最高5,000円 | 最高2,500円 |
| 通院保険（1回） | 最高5,000円 | 最高2,500円 |
高級レストラン2名予約で1名無料サービス「招待日和」の利用が可能
招待日和とは通常医師や弁護士などのハイステータスな層をターゲットにしたレストランサービスです。高級レストランで2名以上の予約をすると1名が無料になるサービスです。一般的なPLATINUMクレジットカードには付帯している事が多いです。特にこのサービスはMasterCardに特化したサービスなので「luxury card」や「ミライノカード PLATINUM」などのMasterCardブランドPLATINUMcardに付帯しています。
このサービスは年間利用回数は1回のみ、1回以上はいくらお金を払っても利用する事は出来ません。
レストランの層はランチで1名：8,000円～20,000円程。ディナーで1名：10,000円～50,000円程です。
loungekeyの利用が可能
loungekeyとは空港の有料ラウンジを無料で利用することの出来るサービスです。
利用可能なloungeは全世界で約1,000か所、残念な事に日本国内では約10か所程度です。
今のご時世は無理ですが、海外旅行などをする方には非常におすすめのサービスです。
ラウンジレベルは「ビジネスクラスlounge」と「ファーストクラスlounge」の中間ぐらいです。
このサービスは年間2回まで利用可能です。3回目以降は1回32ドル（3,600円程）で利用ができます。
boingoWi－Fiの利用可能
ミライノデビットPLATINUMはboingoWi－Fiが無料で利用できるカードです。
boingoWi－Fiとは世界中の有料Wi－Fiサービスにアクセスの出来るサービスで全世界対応のプランにすると月額6,700円かかります。そのサービスがミライノデビットPLATINUMに入っていると無料で利用できるようになります。boingoWi－Fiに登録していればスマホ・タブレット・パソコンなどWi－Fiの設定ができる機械であればなんでも使用できます。飛行機の中や高速バスの中、カフェなどで利用できるため長距離移動をする方には是非お勧めのサービスです。
モバイル保険付帯
ミライノデビットPLATINUMにはモバイル保険が付帯しています。
ミライノデビットPLATINUMのモバイル保険は一般的なモバイル保険よりも補償範囲が広く
スマホ・タブレット・パソコンなど様々なモバイル端末を保証してくれます。
年間の保証金額は50,000円まで一回の自己負担金は3,000円です。
特に修理代の高いApple製品などを多く所有している方にはおすすめのサービスです。
スマプロランク2ランクアップ
ミライノデビットPLATINUMは所持しているだけでスマプロランクが2ランクアップします。
初期値はランク１、また個別認証システム「スマート認証NEO」を登録する事でランク２になります。
さらにこのカードを所持していると2ランクアップの為このカードを所持している方の殆どはランク4でしょう。月20回のATM利用手数料無料権と他行振り込み手数料無料権を得ることが出来ます。
ミライノデビットPLATINUMのカード特徴
還元率1％
ミライノデビットPLATINUMの還元率は驚異の１%です。
通常デビットカードなどの還元率は0.2％や0.25％などと微微たる物が多いですが、ミライノデビットPLATINUMはなんと1％還元です。還元率1％はクレジットカードでもかなりの高還元率クレジットカードです。還元率の高いカードを探している方にはおすすめのカードです。
コンタクトレス決済対応
ミライノデビットPLATINUMはMasterCardのコンタクトレス決済対応カードです。
カードをかざすだけで決済を行うことが出来ます。QUIC Payやidのようにカード単体での支払い上限が無いのでありとあらゆる買い物がタッチ1つで出来る便利なサービスです。
3Dセキュア対応
ミライノデビットPLATINUMは3Dセキュア対応カードです。
インターネットで取引を行う際に必要となる3Dセキュアサービス、特に海外サイトで取引をする際には非常に重宝します。そんな3Dセキュアサービスですがデビットカードでの採用例は殆どありません。
そんな中ミライノデビットPLATINUMはバッチリ対応しています。インターネットで商品を購入する際には3Dセキュアが無いと購入できないサイトもある為対応しているのは心強いです。
本題
ここからが本題です。
今回はそんなミライノデビットPLATINUMの券面が変更となりました。
今回は変更点を詳しく解説していこうと思います。
今回の主な変更点
- 券面のナンバーレス化
- アプリデザインの変更
- ICカード未対応ATM利用不可に
カード券面のナンバーレス化
今回の変更でミライノデビットPLATINUMのカード番号がナンバーレスになります。
従来記載のあった「カード番号」「有効期限」「セキュリティーコード」の記載が一切なくなります。
カード番号等は住信SBIネット銀行のスマホアプリ「住信SBIネット銀行アプリ（ややこしくてごめんなさい）」で確認することができます。
| プラチナデビットカード （新カード） | ミライノデビットPLATINUM （旧カード） | |
| デビットカード番号 | ー | 〇 |
| ローマ字氏名 | 〇 | 〇 |
| 有効期限 | ー | 〇 |
| 署名欄 | 〇 | 〇 |
| 3桁セキュリティーコード | ー | 〇 |
| 支店番号 | ー | 〇 |
| 支店名 | 〇 | 〇 |
| 口座番号 | ー | 〇 |
アプリデザインの変更
今回の変更で「住信SBIネット銀行アプリ」のデビットカード管理画面がリニューアルします。
主な変更点は専用ページの設定のいったところでしょう専用のスマホアプリが出来るという情報は入ってきていません。
ICカード未対応ATM利用不可に
今回の変更でicカードに未対応のATMは利用が出来なくまります。
ICカード未対応ATMの代表例は駅などに設置してあるVIEW ALTTEです。
全ての人が不便になるわけではないと思いますが、不便になる人はいるでしょう。
ミライノデビットPLATINUM以外のデビットカードは対応している為「エキナカATM」などを利用される方はコンビニATMを利用するかカードを変更しましょう。
プラチナデビットカードのカード券面は金属調に変更
今回変更でプラチナデビットカードのカード券面は金属調になります。
これは金属カードではなく「METAL SURFACE CARD™（メタルサーフェスカード）」と言う
表面のみを金属調にしたカードです。
METAL SURFACE CARD™（メタルサーフェスカード）の特徴
METAL SURFACE CARD™（メタルサーフェスカード）は凸版印刷が開発・発行をしている
高性能カードです。この手の金属とプラスチックのハイブリッドカードは日本発です。
- 本物の金属を使用
- 非接触決済対応
- ATM対応可能
本物の金属を使用
METAL SURFACE CARD™（メタルサーフェスカード）はカードの大部分こそプラスチックですが、
表面には非常に極薄の金属フィルムを張り付けています。
これにより金属光沢を引き出すことが出来るため非常に高級感の出るカードに仕上がります。
非接触決済対応
このカードはプラスチックカードがベースのため非接触型決済のシステムを入れることが可能です。
これにより近年拡大しているコンビニなどでのタッチ決済を利用することが出来ます。
ATM利用可能
このカードはあくまでもプラスチックカードの為金属製カード利用不可の場所でも問題なく利用する事できます。
METAL SURFACE CARD™（メタルサーフェスカード）の採用例
METAL SURFACE CARD™（メタルサーフェスカード）はこれまでにもいくつかの事業者で採用されてきました。主な採用例ですと「西部・そごう」のポイントカードである「ミレニアムポイントカード」です。
その他いくつかの採用例があります。
カード券面変更は2022年3月下旬
今回紹介した変更は全て2022年3月下旬ごろの変更です。
2022年3月中旬までは従来通りのカードが発行される予定です。
「ミライノデビットPLATINUM」が欲しい方や今すぐにカードが欲しい方は早めに申し込む事をお勧めします。
まとめ
今回の変更によりカード還元率や付帯サービスに変更はありません。
個人的にはキャッシュカードに番号が一切書かれていないのは少し使いずらい気もしますが、
縦型デザインに金属調のカードは非常に興味がわきます。
年会費が11,000円かかりますが、上手に使えば非常にコスパの良いカードです。
気になる方は是非ご検討ください！
リンク
住信BSIネット銀行
https://www.netbk.co.jp/contents/
リリース情報https://www.netbk.co.jp/contents/company/press/2022/corp_news_20220222.html