2022年4月より成人年齢が20歳から18歳に引き下げられました。
引き下げに伴い保護者の同意なく作ること出来るようになった物の1つに「クレジットカード」があります。今回は大学生になったタイミングでクレジットカードを持つべきかについて紹介します。
もちろんクレジットカードを持つにはメリット・デメリットが存在しますので最後まで読んでみて下さい!!
大学生はクレジットカードを持つべき?
結論から言うと僕は
「持つべき」だと思います。
僕が持つべきだと思う理由はいくつかありますが、まずはクレジットカードを持つ事によるメリット・デメリットを紹介して行きます。
クレジットカードを持つ事によるメリット
- 支払方法が増える
- 支払いの手間が省ける
- 支払いを遅らせられる
支払方法が増える
2022年現在、コロナウイルスの影響もありキャッシュレス決済が急速に普及しています。
「現金」「クレジットカード」「QRコード決済」色々な決済手段がありますが、ガソリンスタンド、高速道路、航空券などの支払はいまだにクレジットカード一択の所が多いです。
日々の支払方法を増やすことはお金の支出管理に役立ちます。
クレジットカードで生活費を支払い、遊びは現金支払いにする限り、節約対象が明確になるなどのメリットがあります。
支払いの手間が省ける
クレジットカードは基本的にカード番号と暗証番号又はセキュリティーコードで買い物が出来る便利な支払い方法です。
コンビニやスーパーなどの少額決済から旅行、家賃、公共料金などの高額決済まで全て1つのカードで事が出来ます。クレジットカードを作成すれば遊びの度に現金を引き出す手間や定期支払を毎月振り込んだりする必要はなくなります。
支払いを遅らせられる
クレジットカードの支払いは最低でも決済時から数えて1か月後です。
よってその時点で手持ちのお金が無くても支払う事が出来ます。
これは数ある決済手段の中でもクレジットカードのみに与えられた特建です。
特に金欠の学生にとって支払いを遅らせる事が出来るのは非常に助かるでしょう。
ここまではクレジットカードのメリットについて話してきました。
しかしクレジットカードには良い話ばかりではありません。ちゃんとデメリットが存在します。
人によってはメリットよりもデメリットの方が大きいと感じるでしょう。
ちゃんと読んでよく理解をしてください
クレジットカードを持つ事によるデメリット
- お金が無くなる(使いすぎ)
- ブラックリスト入りする可能性がある
お金が無くなる(使いすぎ)
クレジットカードには限度額という物があり、限度額の範囲内でカードを利用する事が出来ます。
大勢の方はちゃんと知っていると思いますが、クレジットカードは「カード会社から一時的にお金を借りれるカード」です。よって借金と変わりません。
学生の場合は限度額が10万円~30万円の間である事がほとんどです。
限度額が20万円の場合、全部使うと20万円の借金をした事と同じになります。
20万円が手元にあれば良いですが、手元にない場合は支払い不能になります。
常に自分のキャパ以上のお金を動かせるのがクレジットカードです。
そのことを肝に銘じていないと自分の貯金ゼロにする事態を招きます。
ブラックリスト入りする可能性がある
クレジットカードは日本語訳で「信用カード」です。つまりあなたの信用を常に見ているのがクレジットカードです。支払いをちゃんとしていれば信用は上がります。一方支払いを遅延していると信用はどんどん落ちます。世の中の大体は「学生だから仕方ない」で通用しますが、クレジットカードの場合は一般成人として扱います。支払いの遅延や踏み倒しは一切許されません。
またクレジットカードは重度の支払い遅延者、自己破産者などをマークしておくシステムがあります。
世間一般的に言うブラックリストですね。
ブラックリストに載ると今あったクレジットカードは強制解約され新しいクレジットカードは愚か、
携帯電話の分割払い、カードローン、各種ローンなどは全て通り無くなります。
学生で陥りやすいのは「重度の支払い遅延」です。
少額利用だったから大丈夫だろうと言ってい払いを拒んで切ると一瞬でブラックリスト入りします。
たとえ100円でもです。
ブラックリスト情報は最短でも5年、長い物は15年間保存されます。
20歳でブラックリスト入りすると最長35歳まで情報が残る事になります。
これがクレジットカード持つ最大のデメリットになります。
※補足※
ブラックリストに載る情報はクレジットカード以外にもあります。
それが「携帯分割払い」と「奨学金返済」です。
両者共に支払い遅延をするとブラックリストに載る可能性があります。学生の内は「携帯分割払い」の支払い遅延にも気を付けましょう。
メリット・デメリット 比較してみて
クレジットカードのメリット・デメリットは「紙一重」です。
つまり使いようによってどっちにも転ぶ可能性があると言う事です。
クレジットカードを持つか考える上で一番重要なのは「これらの情報を知っておくこと」です。
クレジットカードを上手に使うには
多くの支払に使えたり、支払いをコントロール出来たりと便利ですが、危険な事も沢山あるクレジットカード。ではどうやったらうまく使う事が出来るのでしょうか?
うまく使う方法は人それぞれです。「これ!!」といった方法はありません。
今回はうまく使う初期の方法をいくつか紹介します。どれが自分に合うか試してみて下さい!
「使う用途を絞る」
これはクレジットカードを使いすぎない方法としては一番効果的な方法です。
「公共料金の支払いのみ」「遊びのみ」などと利用用途を絞る事で使いすぎを防止します。
クレジットカードを使いすぎる人の多くが「どこ」で「なに」使ったか覚えていないのが原因で使い過ぎています。カードの使い過ぎが怖い方は使用用途を絞りましょう。
「家計簿アプリを使う」
クレジットカードには「使った記録」は残っても「今ある貯金との差額」などは表示してくれません。
そんな時に便利なのが「家計簿アプリ」です。
自分の貯金と今あるクレジットカード利用額を自動計算し、私たちに告知してくれます。
収入と支出がしっかりと管理されている限りクレジットカードを誤って使い過ぎてしまう事はありません。
「他の決済手段と併用する」
クレジットカードを使い過ぎないようにする1つの方法として「他の決済手段と併用する」方法があげられます。例えば「クレジットカード」×「プリペイドカード」や「クレジットカード」×「QRコード決済」などがおすすめです。
公共料金+どうしてもクレジットカードで支払わなくてはいけない物以外を他の決済方法で決済する事も十分可能です。
※注意※
デビットカードは知らない内に口座残高を空にする可能性がある為あまりお勧めしません。
デビットカードで支払うのであればクレジットカードをおすすめします。
各種設定をする(専用アプリ・専用ウェブサイト)
クレジットカードには様々なサービスが提供されています。
「利用制限設定」や「利用通知設定」そのほかには「海外利用制限設定」など様々さ設定やサービスがあります。特に「利用制限設定」や「利用通知設定」は非常に役立ちます。
月に5万円以上の支払いで通知させるなどカスタマイズは色々あります。使い過ぎが怖い方には是非おススメのサービスです。
大学生におススメのクレジットカード3選
今回は大学生におススメのクレジットカードを3つ紹介します。
どれも「お得」「使いやすい」「融通が利く」カードです。
1 セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード
セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードは「セゾンカード発行」のクレジットカードです。
通常年会費は3,300円とスタンダーカードにしてはかなりかかりますが、「26歳以下は年会費無料」です。大学生の内は年会費が一切かからないので手軽に持てるカードとしてはかなり充実しています。
海外・国内旅行保険は最高3,000万円付帯、旅行先でケガをした際は保証してくれる非常におすすめのカードです。
セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードの入会キャンペーン
2 JCB CARD W
JCB CARD Wは「JCB発行」の高還元率クレジットカードです。
年会費は永年無料、無料でETCカード、QUIC Pay専用カードが発行出来ます。
またJCB CARD Wは「スターバックス」「Amazon」で非常にお得になるカードです。
スターバックによく行かれる方やAmazonを利用される方にはおススメのカードです。
JCB CARD Wの入会キャンペーン
3 三井住友カード デビュープラス
三井住友カード デビュープラスは「三井住友カード発行」のクレジットカードです。
このカードは対象年齢が18歳~25歳と非常に狭き門となっています。年会費は1,375円ですが、年一度の利用で翌年度年会費無料の為実質年会費無料です。
このカードは26歳以降「三井住友カード プライムゴールド」の自動切換えします。
還元率も1%とかなり高水準のカードとなっているのでオールラウンダーなカードを持ちたい方にはおススメです。
三井住友カード デビュープラスの入会キャンペーン
まとめ
クレジットカードは非常に便利なカードです。
それは世の中を見ていればわかると思います。そんな便利なカードですが、使い方を間違えて涙を流す人も大勢います。
一昔までは「クレジットカードは社会人になったら」なんてことが当たり前でしたが、今は違います。
急速に進むキャッシュレス化、見えないお金に対しての知識も早いうちに習得しておくことが求められています。お金の見えない決済の代表格である「クレジットカード」。是非勉強がてら作ってみるのも1つの手です。
参考情報
三井住友カード公式サイト
https://www.smbc-card.com/nyukai/card/debutplus_biz.jsp
SAISON AMERICAN EXPRESS CARD公式サイト
JCB公式サイト