2022年4月18日、住信SBIネット銀行のデビットカードサービスである「デビットカード」はApple Incが提供する決済サービス「Apple Pay」に対応しました。
Apple Payの始め方などを今回は紹介していこうと思います。
住信SBIネット銀行とは
住信SBIネット銀行は日本最大級のネット銀行です。
豊富な金融サービスやカードローン、特に住宅ローンで有名になった銀行です。住信SBIネット銀行は支店を一切持たないため全ての手続きが「電話」又は「Web」で完結する銀行です。
住信SBIネット銀行はデビットカード初となる「プラチナデビットカード」の発行をするなどデビットカード関連に力を注いでいました。その為他銀行に比べてApple Pay対応への期待感がより強かった銀行でもあります。
住信SBIネット銀行のデビットカードはハイスペックカード
住信SBIネット銀行のデビットカード「デビットカード」は非常にハイスペックなカードです。
(少し前までミライノデビットカードと言う名のカードでしたが改名した為非常にややこしくなっています)
カード自体はナンバーレスデザイン、デビットカードでナンバーレスデザインを採用しているカードは日本国内では住信SBIネット銀行のみです。
また「デビットカード」はタッチ決済にも対応しています。
マスターカードコンタクトレス決済システムを導入している為コンビニやスーパーなどのタッチ決済対応ポイントではタッチするだけで決済が出来ます。
どうやら最近導入したカード即時発行システムが絡んでいるらしい
住信SBIネット銀行は4月1日よりデビットカードの券面を始め多くのサービスを一新しました。
どうやらその新サービスが今回のApple Pay導入の鍵となるようです。
今回住信SBIネット銀行が導入したサービスはMastercardのデジタル・ファースト・プログラム。Mastercardのデジタル・ファースト・プログラムは、アプリやウェブサイト等のデジタル環境からお申込みいただき、即時審査の上発行されるデジタルカードであり、スマートフォンやスマートウォッチなどのデジタルデバイスを使用した支払いに利用可能、かつ利用時のアラートや一時利用停止等の制御機能等、デジタル環境を活用した付加価値機能が提供されるプログラムです。
Apple Pay開始は専用アプリ内から可能
今回のApple Pay対応に伴い住信SBIネット銀行専用アプリ「住信SBIネット銀行」のデビット管理画面にApple Payのボタンが設置されました。
Apple Payのボタンを押すと、認証などを通してApple Payが利用できるようになります。
電子マネーは「iD」を採用
今回のデビットカードサービスは電子マネー搭載型です。
対応電子マネーはdocomoサービスである「iD」です。
スマートフォン上のカードには「iD debit」と記載されています。
デビットですので恐らく自動販売機やガソリンスタンドなどの一部のサービスは利用出来ないものと思われます。
MasterCardコンタクトレス採用
今回のデビットカードは「MasterCardコンタクトレス」決済に対応しています。MasterCardコンタクトレス決済とはいわゆるタッチ決済と呼ばれる物です。カードをかざすだけで決済ができる近頃普及し始めた決済方法です。
2022年4月19日時点でのApple Pay対応はマスターカードブランドのみ
今回のApple Pay対応はマスターカードブランドのみのようです。
マスターカードのデジタルファーストプログラムはデビットカードのみならずプリペイドカードやクレジットカードも含めたサービスのようです。
VISAはすでにプリペイドカードで即時発行サービスを開始しています。
マスターカードの即時発行サービスやApple Payの更なる対応に期待が高まりますね。
住信SBIネット銀行のデビットカードはVISAにも対応しています。
今の所VISAブランドのApple Pay対応の話は出てきていませんが今後は対応するようです。