GMOあおぞらネット銀行から「MasterCardプラチナデビット」が誕生(前編)

今回はデビットカードの話題について解説します。
先日「GMOあおぞらネット銀行」よりプラチナステータス付きのデビットカード「MasterCardプラチナデビット」が誕生しました。
ステータス付きのデビットカードは長らく「住信SBIネット銀行」の「プラチナデビットカード(MasterCard)」がありましたが、ここで新たにライバルが誕生した形になります。
還元率は??おすすめの使用方法は??「MasterCardプラチナデビット」のスペックなど基本的な事を今回は徹底解説します

※「住信SBIネット銀行」の「プラチナデビットカード(MasterCard)」との比較は(後編)でお伝えします。

【GMOあおぞらネット銀行】について

GMOあおぞらネット銀行はあおぞら銀行とGMOフィナンシャルホールディングスが出資して「新たな形態の銀行」を目指して設立された日本有数の「ネット銀行」です。
支店がある「あおぞら銀行」とは別の会社となっており、口座解説から入出金管理までを全てインターネット完結させる事が出来るのが特徴です。

【MasterCardプラチナデビット】について

MasterCardプラチナデビットはGMOあおぞらネット銀行のキャッシュカードとMasterCardブランドのデビットカードが一体型になったカードです。銀行ATMの入出金から世界中で使えるMasterCardブランドのデビットカードまでが1枚となった非常に便利なカードになっている上、
このカード「プラチナステータス」をもったデビットカードなのです。
「スタンダード → ゴールド → プラチナ」のプラチナです。
ショッピング補償や高還元率などが特徴のクレジットカードになっています。

MasterCardプラチナデビットの基本スペックについて解説

ここからはMasterCardプラチナデビットの基本スペックについて解説していきます。
年会費、還元率、還元方法などについてまとめていきます。

<基本スペック>

MasterCardプラチナデビット
年会費3,300円(税込)
国際ブランドMasterCard
申し込み条件・GMOあおぞらネット銀行の口座をお持ちの方
・15歳以上の日本在住の方
還元率※(別途説明)0%〜1.2%
還元方法キャッシュバック

GMOあおぞらネット銀行の口座に振り込み(1円単位)
利用限度額個人:千円〜1,000万円
追加カード

家族カード・ETCカード等は一切付帯しません。
発行手数料無料
(再発行時1,100円/枚)

<付帯保険・サービス>

MasterCardプラチナデビット
海外旅行保険
国内旅行保険
ショッピング保険年間500万円
その他付帯保険
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<ポイント>

MasterCardプラチナデビットのポイントは「ショッピング補償」の額です。
年間500万円まで保証してくれるデビットカードは早々ありません。
一方プラチナカードですが、旅行保険は一切付帯しません。ショッピング専用カードにするのがベストでしょう。

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MasterCardプラチナデビットの特徴は5つ

  • 還元率最大1.2%
  • 年会費3,300円の安さ
  • MasterCardコンタクトレス決済搭載
  • ショッピング保険が年間500万円
  • GMOあおぞらネット銀行のランクがMAXに

【還元率最大1.2%】

MasterCardプラチナデビットの還元率は最大で1.2%です。
還元率1.2%はデビットカード史上最高の還元率で多くのデビットカードの還元率0.2%〜0.6%を大きく上回る還元率となっています。一応MasterCardプラチナデビットにも還元率対象外の利用先がありますが、殆どないので日常で利用している分には還元率1.2%になります。
交通系ICカードのチャージや店舗・インターネット上での買い物等々で還元率が落ちないのは非常に魅力的なポイントです。

<注意点>

注意点としては以下の利用先をご利用の場合還元率がダウンします。
以下の店舗をご利用の際はご注意下さい

還元率ダウンの対象利用先
キャッシュバック率0.5%適応店舗・税金
 (所得税および復興特別所得税、消費税および地方消費税、
  法人税、相続税、贈与税等)
・公共料金(電気料金、ガス料金、水道料金、NHK受信料、NTT東西等)
・公共サービス利用料(寄付金、公共施設のご利用料金等)
・郵便局
・農協およびゆうちょ系ホテル(かんぽの宿等)
・鉄道(乗車券/特急券/定期券)、バスでのタッチ決済、旅行代金
・病院、診療所
・農林漁業協同組合
アップルストア(対面店/オンライン)
キャッシュバック率「0%」適応店舗

 2023年1月以降の適応です。
・金融アプリ「Revolut」

【年会費3,300円の安さ】

MasterCardプラチナデビットの年会費は3,300円(税込)となり、プラチナカードとしては業界最安値になっています。旅行保険や付帯サービスなどが無いものの、高い還元率やショッピング補償は非常に魅力的です。

【MasterCardコンタクトレス決済搭載】

MasterCardプラチナデビットはMasterCardのタッチ決済である
MasterCardコンタクトレス決済」対応デビットカードです。コンビニ、スーパー、ドラックストアなどなど様々な所で利用可能なタッチ決済ですが、MasterCardプラチナデビットはきちんと利用する事が可能なのは嬉しいですね。

【ショッピング補償が年間500万円分付帯】

MasterCardプラチナデビットにはショッピングの際に発生したトラブルに対処すべくショッピング補償が年間500万円分付帯します。年間500万円もの金額が付帯するカードはかなり珍しく並のプラチナカードでは付帯しません。高額利用が出来るのも0嬉しいですが、その分補償してくれるのは非常に魅力的かつ安心ですね。

【GMOあおぞらネット銀行のカスタマーステージがMAXに】

MasterCardプラチナデビットはカード利用をしなくてもカードを発行するだけでGMOあおぞらネット銀行のカスタマーステージが最大値のランク4「4テックま君」になります。コンビニATMでの入出金無料利用回数が月間20回まで無料になる上、他行振り込み手数料も月間20回まで無料になります。通常ランク4を達成させるには「預金口座500万円以上」が条件ですが、このMasterCardプラチナデビットを発行すれば問答無用で最高ランクになります。
コンビニで気軽にお金を出し入れする方や基本キャッシュレスで必要な時にその都度出すような方には非常に便利なサービスになります。

カスタマーランクに関する詳しい説明は以下のURLよりご確認下さい

https://gmo-aozora.com/priv/contents/customer-stage.html

MasterCardプラチナデビットの弱点

還元率が非常に高いこのMasterCardプラチナデビットですがこのカードにも弱点があります。
今回は出来るだけご紹介します。

  • Apple Payなどは登録不可
  • 旅行保険無付帯
  • プラチナサービス無付帯

【Apple Payなどは登録不可】

MasterCardプラチナデビットはApple Pay・Google Payへの登録が出来ません
今年は対応したデビットカードは数多く誕生した1年でしたがMasterCardプラチナデビットは対応していません。スマホ決済で完結させたい方にはあまり使い勝手は良く無いでしょう。

【旅行保険無付帯】

MasterCardプラチナデビットはプラチナカードですが、旅行保険は一切付帯しません。
と言うよりかはプラチナカードの特典と言える旅行保険は一切ありません。このカードをメインカードにして旅行などに行こうとしている方にはあまりおすすめできません。

【プラチナサービス無付帯】

MasterCardプラチナデビットにはプラチナステータスの特典は一切付帯しません。
これはかなり大きな弱点でしょう。プラチナカード特有の「レストラン予約」「ホテル予約」などなどの付帯サービスは全くありません。プラチナカードというよりは「プラチナカード並のショッピング補償が付帯している高還元率デビットカード」でしょう。

このカードが輝くのは「ショッピング利用」

このカードが輝くのは「ショッピング利用」です。
還元率1.2%は業界最高クラスの還元率な上コンビニATMの利用回数も20回まで無料で利用できます。カード決済、タッチ決済、現金決済、全てにおいて高還元率・お得に利用出来るのは非常にありがたいですね。

まとめ

今回はGMOあおぞらネット銀行発行のプラチナデビットカードについて解説しました。
ショッピング利用に極振りしたプラチナカードですが、利用用途によっては非常に還元率の良い
お得なカードです。
デビットカード・キャッシュカードを1つにまとめてお得に利用したい方は是非参考にしてみてく下さい!!

今回はここで終了です。最後までご覧下さりありがとうございます。

参考サイト

GMOあおぞらネット銀行公式HP

https://gmo-aozora.com

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