今回はANAの決済サービス、ANAPayのリニューアルについてご紹介します。
従来のQRコード決済サービスに加えてバーチャルカードの発行も開始しましたので詳しくご紹介します!最後までご覧下さい!!
ANA Payとは
ANA PayはANAグループが展開しているQRコード決済サービスを始めとする決済サービスです。ANAのマイルを利用出来たり決済によってマイルを獲得する事が可能です。ANAカードによるオンラインチャージや銀行口座と紐付ける事により現金を直接チャージ出来るのが売りのサービスです。
今回のリニューアルで何が変わったのか?
多くの方の疑問点は「何が変わったのか?」だと思います。
答えは簡単
『バーチャルプリペイドカードの発行がスタートしました!!
そして従来のQRコード支払いは終了になる事も発表されました。
以上です。
まずは新しく始まったタッチ決済サービスの概要と有効な利用法についてご紹介してからキャンペーン紹介に移ります。
是非最後までご覧下さい!
①ANA Payタッチ払いサービスのサービス概要と特徴
バーチャルプリペイドカードを使った『タッチ払い』
今回追加されたサービスで最も注目を浴びているのはこのバーチャルプリペイドカードでしょう。ANA Pay上からオンライン発行が可能な上、本人確認無しでも利用可能はプリペイドカードとしてはかなりの利便性を確保しているカードになります。年会費は完全無料、本人確認も任意な上、200円利用毎に1マイルを獲得可能なのがこのANA Payバーチャルプリペイドカードの特徴です。
詳細スペックは以下の表でご紹介します。
『ANA Payタッチ払いサービス詳細』
年会費 | 完全無料 |
申し込み条件 | ・スマートフォンをお持ちの方 ・ANAマイレージクラブ会員の方 ・ANAマイレージクラブアプリをダウンロードをしている方 ・SMSを受信可能な携帯電話番号をお持ちの方 |
対象年齢 | 無し (ANA Payコード払いは15歳以上です) |
バーチャルプリペイドカードの発行 | あり(必須です) |
本人確認 | 任意(本人確認未実施の場合チャージ制限がかかります) |
国際ブランド | VISA |
対応決済サービス | ・VISAタッチ決済 ・iDプリペイド |
マイル還元率 | 0.5% (200円毎に1マイル) |
獲得マイル | ANAマイル |
チャージ方法 | クレジットカード クレジットカード(ANAカード) セブンATM Apple Pay マイル |
ボーナスマイル | ANAカードチャージ特典 |
ANA Payタッチ払いサービスの特徴はこれ!
- 世界中のVISA加盟店で利用可能
- マイルを現金として利用可能
- 還元率は最低でも0.5%
- VISAのタッチ決済に対応
正解中のVISA加盟店で利用可能
ANA Payタッチ払いサービスはVISAブランドのプリペイドカードですのでVISAの加盟店であれば問題なく利用可能なのが特徴です。
バーチャルプリペイドカードですので携帯料金や高速道路等の支払いには利用出来ませんが、ネットショッピング等も含め、VISA利用可能店舗であれば利用可能なのが特徴です。
マイルを現金として利用可能
ANA Payタッチ払いサービスはマイルを「1マイル1円」として利用可能です。
マイルの有効期限が来そうな方にはかなり朗報なのではないでしょうか?
マイルをANA Payタッチ払いサービスにチャージすればVISA加盟店で利用可能です。
還元率は最低でも0.5%
ANA Payタッチ払いサービスは200円利用毎に1マイルを獲得可能な非常に優れたプリペイドカードサービスです。
セブンATMやApple Pay経由でのチャージはボーナスマイルがつきませんが、 ANAカードからチャージする事で利用マイルとは別途にマイルを獲得する事が可能です。
<ANAカードのボーナスマイル表>
ANAカード | ボーナスマイル |
一般カード・ワイドカード スーパーフライヤーズカード | 1,000円毎に1マイル |
ワイドゴールドカード スーパーフライヤーズゴールドカード | 1,000円毎に6マイル |
プレミアムカード スーパーフライヤーズプレミアムカード | 1,000円毎に11マイル |
VISAタッチ対応
ANA Payタッチ払いサービスは日本国内ではまだまで少ないバーチャルプリペイドカードの発行サービスです。
またバーチャルプリペイドカードの中でも数少ない「VISAブランド」対応カードです。クレジットカードの代わりとなるような使い勝手の良いプリペイドカードはまあり無く、ANA Payタッチ払いサービスはかなり貴重な存在となる事間違いなしです。
②ANA Payタッチ払いサービスのチャージ上限について
ここからANA Payタッチ払いサービスのチャージ上限についてご紹介します。
『ANA Payタッチ払いサービスはチャージ上限があるの?』
正解は『あります』
かなりめんどくさいのでここで一気にご紹介します。
まずANA Payタッチ払いサービスは「本人確認実施」と「本人確認未実施」でチャージ上限が異なります。その点ご了承の上ご覧下さい
本人確認実施 | 本人確認未実施 | |
ANA Payキャッシュ | 1回:1,000円〜10万円 1日:上限10万円 1カ月:上限30万円 | 1回:1,000円〜2万円 1日:上限2万円 1カ月:上限10万円 |
ANA Payマイル | 1回:1マイル〜1万マイル 1日:上限1万マイル 1カ月:上限5万マイル | 1回:1マイル〜5,000マイル 1日:上限5,000マイル 1カ月:上限3万マイル |
『チャージ上限は全てのチャージ方法の合算金額です。』個々のチャージ上限ではないのでご注意下さい。なおANA PayキャッシュチャージとANA Payマイルチャージは別のチャージ方法ですでのそれぞれのチャージ上限までチャージ可能です。
残高が10万円または30万円の場合はチャージができません。基本的にはオートチャージにして利用する事をお勧めします。本人確認を実施していても30万円以上の買い物には利用出来ないのでご注意下さい
[/word_balloon]次にANA Payタッチ払いサービスの残高上限についてご紹介します。
本人確認実施 | 本人確認未実施 | |
ANA Payキャッシュ | 残高上限:30万円 (有効期限:使用後4年間) | 残高上限:10万円 (有効期限:使用後4年間) |
ANA Pay マイル | 残高上限:5万円 (有効期限:使用後1年間) | 残高上限:3万円 (有効期限:使用後1年間) |
『ANA Payタッチ払いサービスの残高は基本10万円、本人確認を実施すれば30万円が上限金額です。』それ以上にチャージをする事はできませんのでご注意下さい
ANA Payタッチ払いサービスおすすめのチャージ方法は?
ここで気になるのがANA Payタッチ払いサービスおすすめのチャージ方法についてですが、今回ばかりは明確になっています。
それは「ANAカード」です。
特にゴールドカード以上のカードをお持ちの方は非常にお得になるでしょう。
カードランク別にボーナスマイル、合計マイル、合計還元率を算出します。
<1,000円利用時>
通常マイル | チャージボーナスマイル | 合計マイル | |
一般カード ワイドカード スーパーフライヤーズカード | 5マイル (200円毎に1マイル) | 1マイル (1,000円毎に1マイル) | 6マイル (還元率0.6%) |
ワイドゴールドカード スーパーフライヤーズゴールドカード | 5マイル (200円毎に1マイル) | 6マイル (1,000円毎に6マイル) | 11マイル (還元率1.1%) |
プレミアムカード スーパーフライヤーズプレミアムカード | 5マイル (200円毎に1マイル) | 11マイル (1,000円毎に11マイル) | 16マイル (還元率1.6%) |
ANA Payタッチ払いサービスはANAプレミアムカードを使えば最低でも1.6%還元になる高還元率プリペイドカードになりますが、大半の方一般カードまたはゴールドカードになる方と思われるため実際の還元率は0.6%〜1.1%になるはずです。
ANAカードは基本還元率が1.0%になりますので
<注意>
ANA Payタッチ払いサービスのANAカードボーナスマイルは「ANA Payから付与されます」その為「クレジットカード会社のポイントはたまりません」のでご注意下さい。
ANA Payタッチ払いサービスはチャージ不可のチャージ元が無い
ANA Payタッチ払いサービスは今の所全てのクレジットカードやデビットカード、プリペイドカードからのチャージを受け付けています。その為他サービスでポイントを獲得した上でANA Payタッチ払いサービスにチャージするのも1つの手ですね。mixi MやRevolut、Kyash等を利用すればポイント還元率はさらに上がります。
③ANA Payタッチ払いサービスの注意点
ここからはANA Payタッチ払いサービスのデメリットについてご紹介します。
いくらお得でも使い勝手が悪くてはどうにもなりません。
個々によってキャッシュレス事情は異なります。デメリットもよく頭に入れておきましょう。
その1
「アメリカン・エキスプレスブランドのカードはチャージ不可」
ANA Payタッチ払いサービスはアメリカン・エキスプレス®︎を除く4ブランドからのチャージに対応しています。アメリカン・エキスプレス®︎ブランドに関しては発行元にかかわらずチャージ不可になります。ご注意下さい。
AMERICAN EXPRESSブランドに関してはANAカードでもダメです。これはアメックスブランドANAカードユーザーには致命的な欠点です。
[/word_balloon]その2
「ANAカード利用時、カード会社のポイントは付与対象外」
先程も注意点としてあげましたが、ANAカードを利用してチャージした場合、ANA Payからボーナスポイントが付与されますが、その代わりに「カード会社からの利用ポイントは付与されません」ポイントの複数所持やその他ポイント回し等にご利用予定の方はご注意下さい。
チャージ可能な4ブランド発行会社全てを調査しましたが、全ての発行会社がチャージポイント対象外になっていました。
[/word_balloon]その3
「物理カード無し」
ANA Payタッチ払いサービスはマイルを貯めるには優秀なサービスですが、致命的な欠点があります。それが実店舗での使いずらさです。
ANA Payタッチ払いサービスはタッチ決済を目的として開発された為リアルカードの発行がありません。コンビニ等では良いかもしれませんが、基本的には使い辛いです。リアルカードの発行に関してはmixi MやRevolutに及ばないのがANA Payタッチ払いサービスの弱点です。
物理カードが無いのはプリペイドカードをメインカードにする上では致命的な欠点です。
ポイ活の中継サービスとして利用するのであれば問題ありませんが、それ以外の利用は無理でしょう。
その4
『個人名の名前での発行では無いので登録出来ない決済サービスあり』
ANA Payタッチ払いサービスのバーチャルプリペイドカードは個人名での発行を行っていない為登録先によっては登録出来ない場合があります。
mixi MやRevolut等のプリペイドカードは事前入金型ではあるものの、個人名での発行を行なっている為かなり使い勝手が良いのが特徴です。
高性能プリペイドカードに慣れていると、ANA Payタッチ払いサービスはかなり不便に感じるでしょう。
ANA Payタッチ払いサービスのバーチャルプリペイドカードはカード名義が「ANAPay member」となっている為、個人名を記入しなくてはいけないサービスには登録できません。
[/word_balloon]ANA Payタッチ払いサービスの注目キャンペーンは別途ご紹介します!
最後に
ANA Payタッチ払いサービスはクレジットカードにも対抗出来る非常に優秀なプリペイドカードサービスです。
今後のANAマイル経済圏の発展に期待したいですね。
今回はここで終了にします。
最後までご覧くださりありがとうございました。
参考サイト