クレジットカード、支払わないとどうなる?

今回はあまり良くないバットシチュエーションについてご紹介します。
皆さんにはあまり真似して欲しくないですが、万が一同様のケースになった場合について参考にしてもらえれば幸いです。
それでは行きましょう!

目次

クレジットカードに支払い方法について

まずはクレジットカードの支払い方法についておさらいしましょう。
支払い方法によって対応が異なる事があります。
主なクレジットカードの支払い方法は以下のとおり。

  • 口座振替
  • ATM支払い
  • インターネットバンキング

クレジットカードの基本的な支払いは口座振替でしょう。
クレジットカード会社の決めた支払期日に自動的に口座振替されます。
また口座振替を設定していない場合は指定日までにクレジットカード会社指定の口座に振り込む場合があります。

支払いが遅れた場合

ここからはクレジットカードの支払いが遅れた場合の原因と対処法についてご紹介します。きちんと支払いが出来なった場合どうなるのかを時系列でまとめます。

①『支払日当日』

口座振替は支払日の日付が変わった瞬間に引き落とされます。0時00分ですね。
こんな真夜中では銀行口座に入出金などできません。その為0時00分の時点で残高不足になった場合は口座振替失敗になります。
そんな時はどうすれば良いのか?
答えは「カードデスクに連絡する」です。
なぜこんなアバウトな答えになっているのかと言うと「カード会社によって対応がかなり異なるから」です。
カード会社別の対応は後ほどご紹介します。
口座振替が失敗していた場合は基本的にカード会社へ連絡しましょう。
各カード会社の対応に従えば問題ないです。

遅延日数0日〜1日
遅延リスト基本的に入りません。
遅延損害金基本的に発生しません。
カード会社の対応指定口座振り込み
翌営業日口座振替
インターネットバンキング入金
カード停止基本的に止まりません。
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支払日当日の16時や18時に再度引き落としをするカード会社もあります。その場合は問題無く支払い出来ていますのでご安心を

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②『2日〜3日』

支払日から2日〜3日経過するとDMやメールにて「入金の確認が出来ていません」や「未払いについて」などの連絡が来るようになります。
これらの連絡が来た場合は既にカード会社によって支払いの確認がとれていない事が判明している為、カードデスクへの連絡は高確率で行った方が良いでしょう。
また支払い日から2日〜3日は連続口座振替日にしているカード会社の場合もあるの為、その場合は一応「支払期限内」になっている場合があります。
しかしこれを頼りにしていると痛い目を見ますのでご注意を。

遅延日数2日〜3日
遅延リスト基本的に入りません。
遅延損害金発生する確率は低いです。
カード会社の対応指定口座振り込み
翌営業日口座振替
インターネットバンキング入金
カード停止基本的に止まりません。
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連続して口座振替するカード会社が多いので翌日に入金しておけば翌々日に引き落としされるケースもあります。

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③『4日〜1週間』

支払い日から4日以上経過する大体のカード会社が支払い未確認の連絡をするようになります。基本的にはDMやハガキ、1週間あたりからはメールよりも物理的にアピールするカード会社が多くなります。また6日〜7日あたりから電話連絡してくるカード会社も出てきます。
なおこの電話をブッチ(無視する)とかなりカード会社からの印象が悪くなります。折り返しでも良いのでかけ直しましょう。
また4日以降になると口座振替を諦めるカード会社が多いです。黙って口座に入金しておけば引き落としてくれる可能性は低くなるでしょう。

遅延日数4日〜1週間
遅延リスト乗るかも(乗らない可能性もあり)
遅延損害金発生する可能性が高いです。
カード会社の対応指定口座振り込み
インターネットバンキング入金
カード停止止まる可能性があります。

④『1週間〜』

支払日の1週間後、つまり翌週ですよね。
そうなると基本的に支払い遅延の情報が信用情報に載る事になります。また遅延損害金もしっかり発生します。支払日より1週間以上経過している場合には必ずカードデスクに連絡して支払いの意思を伝えましょう。

遅延日数1週間〜
遅延リスト乗ります(稀に乗らない場合もあります)※
遅延リストに乗らない場合は引き落としミスや、やむ負えない場合による遅延です。
遅延損害金発生します。
カード会社の対応指定口座振り込み
インターネットバンキング入金
カード停止基本的に止まります。
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1週間が経過するとハガキやDMでなんらかの連絡が来ます。
この段階で連絡すれば自動音声での対応になる場合が多いです。

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⑤『1ヶ月〜』

支払日から1ヶ月間が経過している場合はかなり厳しい対応を取られる場合があります。厳しい対応とは「強制解約」や「長期間カード利用の停止」です。
支払いが1ヶ月間遅れる方は基本的にお金が無いとみなされてカードが使えなくなります。この状態になると他社のリボ払い分や未払い分の完済を行わないとカード利用再開とはならないので注意が必要です。
支払日から1ヶ月以上経過している状態で電話連絡をしていない方は少ないでしょうが、念の為「電話連絡しないと強制解約までの日数が極端に短くなります」とだけ言っておきます。
遅れている状態で電話連絡するのはかなり勇気が必要だと思いますが、電話連絡してください。

遅延日数1ヶ月〜
遅延リスト乗ります。
遅延損害金発生します。
カード会社の対応指定口座への振り込み
インターネットバンキング入金
カード停止止まります。
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1ヶ月が経過するとオペレーターから連絡が来る場合が多いです。この場合ですと「支払いのご相談」になるケースが多く翌月分とまとめて支払うケースや個別分割払いに変更する場合などなど、個別対応になるケースが多いです。

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基本的には「1週間以降は厳しい対応」に

クレジットカードの支払い遅延について色々と調べてきた私ですが、基本的には「支払日より1週間」を過ぎるとカード会社の対応が厳しくなるケースが多い事がわかりました。また複数回遅延や連続遅延などを行うと厳し目の対応に拍車がかかる事をわかりました。
皆さんの周りはどうでしょうか?

ここからは
『遅延してしまった場合の対処法についてご紹介します。

遅延時の対処法

1『まずは連絡しましょう』

クレジットカードの引き落としができていないとわかったタイミングでカード会社に連絡しましょう。セーフの場合とアウトの場合どちらもです。
カード会社によって支払い完了の通知が来るまでにだいぶ時間がかかるケースもあります。その場合は自身の引き落とし口座などから引き落としされているのか確認しましょう。

2『支払いの意思と具体的な日程を伝えましょう』

クレジットカード会社が一番恐れているのは利用残高の踏み倒しです。
あなたに支払う意思があるのであれば事細かに伝えましょう。支払い期日前に支払う事が出来ない事がわかっている場合は引き落としがかかる前に連絡する事が聡明ですが、引き落としがかかってからでも遅くはありません。早急に連絡してください

3『指定口座に振り込みましょう』

『支払い確認が出来ていません』という通知が来ている段階で既に口座振替の手段は失われている場合が多いです。そういった場合は指定の口座に振り込む形になるでしょう。
クレジットカード会社指定の口座に振り込む形で支払いを行う場合が多いですが、中にATMや再度引き落としになるケースもあるようです。

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<注意>
自ら勝手に振り込むのは基本的にNGです。
指定口座の変更などは基本通知されませんし、詳細な最終支払いに関しては電話でのみ対応しているカード会社もあります。

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支払い遅延時にやってはダメな事

支払い遅延をしてしまった場合の対処法についてご紹介します。
是非参考にして下さい

① 『勝手に振り込む』☠️☠️

カード会社指定の口座はあまり変更されません。その為2回目以降の支払い時に勝手に指定口座に振り込む方がいるようですが、これはあまり良くないです。
というのも気が利くカード会社の場合は良いですが、気が利かないと勝手に2重支払い状態になり遅延金計算等がめんどくさくなる為よくわからないタイミングで支払いが発生するからです。
指定口座への振り込みは電話連絡してからにしましょう。

②『電話に出ない』☠️☠️☠️☠️☠️

カード会社からの電話には必ず出ましょう。
一度出なかっただけで信用度はかなり下がります。仕事中や移動中などで電話に出れない場合もあるでしょう。そんな時は当日中に折り返し連絡しましょう。
絶対に連絡しましょう。出ないとかなり『マズい状態』になります。

③『DM無視』☠️

DMは自動送信です。
通知が来たらカード会社のマイページにいきましょう。
送信専用ですので特段返信する必要はありません。ですが、「ご連絡ください」との記載があった場合には連絡しましょう。

支払い遅延を発生させない為には

最後に支払い遅延を起こさない対処法をいくつかご紹介して終わりにします。
気になる方はご覧ください。

①『口座残高の確認』

最も手っ取り早い支払い遅延防止方法は銀行残高の確認です。
これは口座振替失敗時にも役にたつ方法です。引き落としの前日や当日に一度銀行口座を見るだけで解決する方法ですので是非実践してみて下さい。

②『口座管理アプリの導入』

クレジットカードを複数枚所持している方はその都度引き落とし金額の確認を行っていても忘れるものです。
そんな時には銀行口座の管理アプリや家計簿アプリ等を導入すると良いでしょう。
導入するだけで日常の支払いを管理する事が出来る為手間を省く事が可能です。

おすすめの会計簿アプリは「マネーフォワード」

https://moneyforward.com

③『日常的なクレジットカードアプリの確認』

出典:三井住友カード

支払い金額の確認やカードの利用実感を最も高める方法として有効なのが日常的なカードアプリの確認です。最新のキャンペーンやメンテナンス情報等も確認可能ですので是非実践してみて下さい!

三井住友カードのV passの詳細はこちら

https://www.smbc-card.com/mem/vps/vapp/index.jsp

最後に

クレジットカードの遅延は簡単に行う事が可能です。
しかし一度遅延するとまた遅延する可能性が高まります。クレジットカードは「お金を借りている」事を念頭に計画立てて使うようにして下さい!

それでは今回はこれで終了です。
最後までご覧くださりありがとうございました。
次回もお会いしましょう!

参考サイト

三井住友カード

https://www.smbc-card.com/index.jsp

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