今回はMIXI Mの新しくなったリアルカードを使ってみた率直な感想とメリット・デメリットについてご紹介します。
新しいプリペイドカードが気になる方や気軽に利用出来るカードが欲しい方は是非参考にしてみて下さいね！
それでは行きましょう。
MIXI Mとは
MIXI MはSNSサービスMIXIの運営を手掛ける株式会社MIXIが提供しているdigital Walletサービスです。
事前に入金する事が入金分の金額をインターネット上やリアル店舗で利用する事が可能ないわゆるプリペイドカード事業になっています。
MIXI Mの支払い方法は全部で３つ
・バーチャルカード
・digital payment対応カード
・リアルカード
MIXI Mはプリペイドカードサービスの中でもかなり豊富な支払い手段を持っているサービスとして有名です。
支払い方法は全部で３つ「バーチャルプリペイドカード」「Apple PayやGoogle Payなどのdigital paymentカード」として今回紹介する「リアルカード」です。
特にApple PayやGoogle Payに対応しているdigital paymentカードと物理カードを発行してる会社は少なくオンライン・オフラインのどちらともに利用したい方には非常におすすめ出来るサービスになっています。
今回紹介するのは『リアルカード』
今回紹介するのはリアル店舗で利用可能なプリペイドカードである「real card（リアルカード）」です。
カード概要から実際の使い心地までを詳しくご紹介します。
『カード概要』
まずはリアルカードのカードスペックからご紹介します。
是非ご覧ください！
| MIXI M バーチャルカード | MIXI M digital payment対応カード | MIXI M リアルカード | |
| 年会費 | 無料 | 無料 | 1,000円（税込） |
| 発行条件 | ー | ー | プレミアム会員加入 |
| 国際ブランド | VISA JCB | ー | VISA |
| Apple Pay・Google Pay | ー | QUICPay | ー |
| コンタクトレス決済 | ー | ー | 対応 |
| カード名義 | GRAM MENBER その他 | ー | 個人名義 |
| リアル店舗利用 | ー | QUICPay経由 | 対応 |
| オンライン店舗入用 | 対応 | ー | 対応 |
| ガソリンスタンド、ホテルオーソリ利用 | ー | ー | 対応 ※10,000円以上の残高必須 |
| その他利用特典 | ー | ー | ・月間5,000円までの送金手数料無料 ・海外利用手数料無料 |
『カード外観』
＜表面＞
何もありません。
＜裏面＞
何もありません。
リアルカードの強みはこれ！
- 物理カードによるタッチ決済と実店舗決済
- ガソリンスタンド、ホテルその他プリペイドカード利用制限下での利用
- 海外利用時の手数料優待
- 送金手数料削減
以上が主な特徴でしょう。
カード本体が半スケルトン仕様になっている事にはかなり賛否両論あるようです。
それでは特徴を１つずつ確認していきましょう。
物理カード発行による実店舗決済とタッチ決済対応
リアルカード一番の特徴は『実際にカードがある』点です。プリペイドカードではあるものの、実際にカードがあるのとないのとではかなり使い勝手が変わります。
オンライン・オフラインの両方で利用したい方には非常に便利になるでしょう。
ガソリンスタンド。ホテルその他プリペイドカード利用制限下での利用
リアルカードはガソリンスタンドやホテルのオーソリ、その他プリペイドカードやデビットカードの利用制限がかかっている場所でもある程度利用可能なかなり珍しいカードです。これは一定の残高を確保する事によって変動する購入物に対応している事になります。
MIXI Mの他にはRevolutやKYASH等がこれに該当するプリペイド下ーどになっています。
海外利用時の手数料削減
MIXI Mのリアルカードは海外利用時の手数料が発生しません。プリペイドカードに関わらず国内発行のカードを海外で利用すると問答無用で手数料が発生します。これらは通常料金に上乗せして請求されるのですが、このカードの場合は手数料分が返金もしくは手数料なしの金額が請求される事になります。
海外で高額な商品を購入する方にとってはかなり嬉しいポイントなのではないでしょうか？
送金手数料優遇
MIXI Mのリアルカードは月間5,000円までの送金は手数料無料で利用可能になっています。MIXI Mはプリペイドカードサービスの中でもかなり送金管理が簡単であり、友達同士、割り勘等での利用も可能です。
プレミアムカードユーザーで少額送金を頻繁に行う方にとってはかなり嬉しいのではないでしょうか？
リアルカードの弱みはこれ
ここからはリアルカードの弱みについてご紹介します。
かなり致命的な部分も多いのが現状ですので発行する方はよく注意してみてくださいね。
- 還元率0％
- Apple Pay、Google Pay非対応
- 保証無し
- ３Dセキュア非対応
- 有料
還元率0％
MIXI Mのリアルカードは還元率が0％、つまり利用してもポイントやキャッシュバックは無い事になります。
これはかなり致命的な欠点でしょう。クレジットカードなら0.5％〜1.0％、デビットカードやプリペイドカードでも還元率が1.0％を超える物もかなりあるのが現状です。そんな中還元率0.0％と言うのはかなり致命的な欠点です。
MIXI Mを中間地点にして更なる他サービスへのチャージ等を行う場合はいいですが、このカードでガンガン国内利用する場合はかなりのハンデがつきます。
Apple Pay・Google Pay非対応
MIXI MのリアルカードはApple Pay・Google Pay非対応です。
これもキャッシュレスユーザーにとってはかなり致命的な欠点でしょう。MIXI MはApple Pay対応のカードを発行してはいるものの、そちらはApple Pay専用になります。それはそれでかなりの致命傷です。
なぜ１枚にまとめなかったのかは謎ですがとりあえずリアルカードはApple Pay非対応な事だけは明言しておきます。
保証無し
これはMIXI Mのリアルカードに限った話では無いですが、購入物の破損や盗難などに関する保証は皆無です。
これはかなりめんどくさいですね。オンラインストアや海外ショッピング等を頻繁に行う方にはあまりお勧めできません。
３Dセキュア非対応
リアルカードは３Dセキュア非対応です。
近年３Dセキュア必須のサイトが増えてきましたね。今後もどんどん普及していくと考えると多少の懸念点が生まれる事になります。
大前提に有料
このリアルカードは大前提として『有料』です。
無料では無いので簡単に発行出来るものでは無いのが弱点ですね。
MIXI Mのプレミアム会員は月額490円です。リアルカードの発行、月間３枚までのバーチャルカード発行、その他諸々含めてもあまりコスパが良いとは言えないのが現状です。MIXI Mのリアルカードがどうしても欲しい方など以外は２つ返事で発行しない方が良いでしょう。
MIXI M リアルカードを使ってみた感想
リアルカードを丸一日使ってみてわかった事を共有します。
このカードは
『日常使いには十分だが、特異性に欠けるカード』です。
カード自体は問題なく利用可能ですし、特に困った事もありません。ですが、このカードは還元が無い点やプリペイドカードな点から要所要所では他のクレジットカードやデビットカードに軍配の上がる事が多いのが事実です。
個人的に利用方法としては「エポスカード→MIXI M→その他決済サービス』として運用する可能性が高いです。が、この場合ですとリアルカードでなくても問題ないのが事実です。
その為リアル店舗で利用したい方以外は特に発行しなくても良いと言うのが現状になっています。
＜使ってみてよかった事＞
「珍しがられます」
このカードはクレジットカードやデビットカードなどの情報を自分で収集している方以外はあまり認知されていません。その為支払い時に珍しがられる事が多いです。ゴールドカードやプラチナカードよりも希少性は高いと思いますので他の人とぶらないようなカードが欲しい方にはお勧めです。
「アプリはかなり優秀」
MIXI Mのアプリはかなり優秀です。
プリペイドカードだと専用サイトしか用意されていない場合もありますが、MIXI Mの場合は専用アプリが用意されています。クレジットカードや銀行口座の管理、その他
＜感じた欠点＞
「名前も無いのはちょっと不便」
MIXI Mのリアルカードは真の完全ナンバーレスカードと言っても過言ではあありません。カード番号はおろか、カード名義人や紹介番号なども無いのです。
これにはかなりめんどくさいと言わざるおえません。
クレジットカードたデビットカードであれば個人名なのか違うのかぐらいは判断がつくようにして欲しかった所です。
個人的なお勧め度
星3『普通』★★★☆☆
最後に
今回はMIXI Mのリアルカードについてレビューしました。
いかがでしたでしょうか？
リアルプリペイドカードはキャッシュレス業界の中でもかなりの激戦ポイントになり、強豪が非常に多カテゴリーになります。
MIXI Mのサブスクリプション形式や半スケルトンデザインはウケるのでしょうか？今後も期待しながら注視していきたいです。
今回は以上で終了になります。
最後までご覧くださりありがとうございました。
参考サイト
MIXI