年会費無料のプラチナプリペイドカード? 海外専用カード「キャッシュパスポートプラチナ」をご紹介

今回は海外専用プリペイドカードである「キャッシュパスポートプラチナ」をご紹介します。
日本人には馴染みの無いカードですが、海外利用時には役にたつ非常に便利なカードですので最後までご覧下さい!

それではいきましょう!

キャッシュパスポートプラチナとは

キャッシュパスポートはトラベックスジャパン株式会社が発行するワールドワイドプリペイドカードになります。
クレジットカードでは無いものの、海外利用事には非常に便利なサービスが多く搭載されているカードになります。
なおこのカードに「プラチナサービスの付帯はありません。」

キャッシュパスポートプラチナの特徴

キャッシュパスポートプラチナは国内でもかなり希少な「海外利用に特化したプリペイドカード」になります。
国内専用プリペイドカードやオンラインショッピング専用カードなど、国内を注視しているサービスは多くありますが、
海外専用と謳っているサービスはかなり珍しいですね。
またキャッシュパスポートは「入会金、年会費が一切かかりません」完全無料のサービスになります。
海外への渡航回数が少ない方や特に予定の無い方でも発行しておけるのは非常に大きな特徴の1つですね。
最後に、キャッシュパスポートは「MasterCardブランドを採用している珍しいカード」になります。国際ブランドのシェアはVISAがダントツで高いですが、決済可能場所だけで見るとMasterCardがトップです。
世界中のどこでも決済可能なMasterCardブランドを選択しているのはキャッシュパスポートの特徴でしょう。

キャッシュパスポートプラチナの魅力

キャッシュパスポートプラチナは「9通貨を同時保有可能」なグローバルサービスになります。
保有可能な通貨は以下の9通貨になり主要な通貨は基本的にカバーしているのが特徴です。

  • 日本円
  • 円米ドル
  • ユーロ
  • 英ポンド
  • 豪ドル
  • NZドル
  • カナダドル
  • シンガポールドル
  • 香港ドル

タッチ決済対応

キャッシュパスポートプラチナは海外利用可能なタッチ決済対応プリペイドカードになります。
日本国内ではさほど普及していませんが公共交通機関等での利用も可能になっています。一枚でカードとしても使えて、かつ切符として使えるのはキャッシュパスポートの魅力でしょう。

12歳から申し込み可能

キャッシュパスポートプラチナの対象年齢は12歳以上になります。中学生以上であれば親権者の同意があった場合にのみ発行可能なのは大きな特徴でしょう。一般的なデビットカードは15歳以上、クレジットカードは18歳以上となっている為、中学留学や高校留学の際には非常に便利に利用する事が出来るでしょう。

キャッシュパスポートプラチナの概要

キャッシュパスポートプラチナのチャージ方法

キャッシュパスポートプラチナのチャージは「銀行振込」のみです。
オンラインバンキング、ATM振込、なんでも大丈夫ですが、銀行からの振り込みにのみ対応しています。クレジットカードやデビットカードによるチャージは出来ませんの注意が必要です。

チャージに関する詳しい説明は以下のURLをクリックして下さい。

https://www.cashpassport.jp/media/227659/new_cpp_userguide_v0807.pdf

手数料

キャッシュパスポートプラチナはチャージ時に為替手数料が発生します。
日本円からUSドルやEUユーロ等にチャージする場合には最初に手数料が発生しますので注意が必要です。
またカード決済時に決済通過が現地通過と異なった場合にも4.0%の手数料が発生しますので注意が必要です。

還元

キャッシュパスポートプラチナには利用金額別の還元サービスはありませんが、MasterCardが提供している公式サービス
MasterCard travellers reward」プログラムに登録する事で対象サービス利用時にキャッシュバックを受ける事が可能です。
日本では馴染みの無いサービスばかりですが、海外利用時にはかなり重宝するサービスもあります。
いかんせん国内利用不可のサービスなんで日本のサービスなんてどうでも良いのが事実です。
海外渡航時にキャッシュバック対象のサービスを利用される方にはかなりお得なカードでしょう。

キャッシュパスポートプラチナの弱点

 日本国内利用不可

キャッシュパスポートプラチナは海外特化型のプリペイドカードになります。
海外で利用できるのはありがたいですが、「日本国内で利用出来ません」これにはちょっと戸惑いますよね。
現在利用できるように調整中のようですが、サービス開始から未だ利用できるようになってい無い事から国内利用開始まではまだ時間がかかると思われます。

Apple PayやGoogle Payには非対応

キャッシュパスポートプラチナはApple PayやGoogle Payなどのスマホ決済には非対応です。
またiDやQUICPay等の電子マネーにも対応していません。
物理カードとしてのみ利用可能になります。

手数料

キャッシュパスポートプラチナは決済時に決済通過を自動選択します。その為決済時に現地通貨を持ってい無い場合、
または上記9通貨以外の通貨を使用する地域では約4.0%の決済手数料が発生します。
決済通過を確認して利用する必要があるのはキャッシュパスポートプラチナの弱点でしょう。

キャッシュパスポートプラチナの総評

キャッシュパスポートは同時に9通貨を保有可能なグローバルプリペイドカードサービスです。
保有可能な9通貨圏内の利用時にはクレジットカード決済よりもお得に決済する事が可能です。また12歳から申し込み可能な為、お子様の渡航時に持たせる事で緊急資金支援などが可能になるのは非常に大きなメリットになります。
一方クレジットカードやデビットカードなどのカード経由からのチャージが出来ない点や日本国内での利用が一切出来ない点は致命的な弱点となるでしょう。タッチ決済が普及してきた今、クレジットカードやデビットカードの利用価値が上がっていますので、上記9通過以外の地域で利用するにはあまり魅力が無い結果となっています。
保有可能通貨圏に渡航される方はキャッシュカードがわりにもなりますので発行していても損はしないでしょう。

キャッシュパスポートプラチナの公式サイトは以下のリンクからご覧下さい!

https://mtr.mastercardservices.com/ja

今回は以上で終了になります。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。

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