今回は以前より発行される事が噂されていた話題のカード「三井住友カード VISA infinite」がどんなカードなのかを徹底解説していきます。
公になっているinfiniteカードとしては2枚目となるこのカード、どんな特典があるのかを見ていきましょう。
カード年会費もさることながら、国際最大手のカード会社が提供する最高のサービスとはどんな物なのか、気になる方は最後までお付き合いいただけたらと思います。
VISA infiniteカードとは?
「VISA INFINITE 永遠となる時がある。」

VISA infiniteカードはVISAが提供している最上級ランクのカードの事です。
MasterCardだとworld eliteに当たるステータスカードです。
日本国内においては、以前はスルガ銀行が上級会員向けに発行していましたが、現在は新規発行を行っていないため、実質的に現在infiniteカードの発行を行っているのは三井住友銀行のみになります。
プラチナを超えるステータスと日常をより良いものにしてくれるのがinfiniteカードの魅力になります。
カードスペック
まずはカードをスペックを比較していきましょう。
同社発行のハイステータスカード「三井住友カード プラチナ」と「三井住友カード プラチナプリファード」と比較しながら見てきます。
| カード名 | 三井住友カード VISA infinite ![]()  | 三井住友カード プラチナ ![]()  | 三井住友カード プラチナプリファード ![]()  | 
| 年会費 (本会員)  | 99,000円(税込) | 55,000円(税込) | 33,000円(税込) | 
| 年会費 (家族会員)  | 無料 | 無料 | 無料 | 
| 国際ブランド | VISA | VISA MasterCard  | VISA | 
| 申し込み条件 | 原則として、満20歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方 | 原則として、満30歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方 | 原則として、満20歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方 | 
| 基本還元率 | 1.0% | 1.0% | 1.0% | 
| 獲得ポイント | Vポイント | Vポイント | Vポイント | 
| 海外旅行保険 | 最高1億円 (利用付帯)  | 最高1億円 (利用付帯)  | 最高5,000万円 (利用付帯)  | 
| 国内旅行保険 | 最高1億円 (利用付帯)  | 最高1億円 (利用付帯)  | 最高5,000万円 (利用付帯)  | 
| ショッピング保険 | 年間500万円 | 年間500万円 | 年間500万円 | 
| 追加サービス | iD専用カード、 ApplePay、 GooglePay™ 、 Samsung Pay、 PiTaPa、 WAON、 ETC、家族カード  | iD専用カード、 ApplePay、 GooglePay™ 、 Samsung Pay、 PiTaPa、 WAON、 ETC、家族カード  | iD専用カード、 ApplePay、 GooglePay™ 、 Samsung Pay、 PiTaPa、 WAON、 ETC、家族カード  | 
VISA infiniteカードの特徴をご紹介します。
プラチナを超えた存在

VISA infiniteカードは三井住友カード史上最もハイステータスなクレジットカードになります。
年会費は税込99,000円、約10万円のスーパーハイコストクレジットカードになります。申し込み条件は満20歳以上の安定収入のある方とそこまで条件は厳しくありませんが、独自基準となる為、審査に関してはまだ不透明な部分があるでしょう。
最高1億円の国内外旅行保険と年間500万円のショッピングガード保険、その他三井住友グループが提供している様々なサービスが利用可能になるとのことです。
VISA infiniteカードに資金運用やその他金融サービスをひっくるめたOlive VISA infiniteカードはまた別のカードになります。
こちらは2026年春ごろに発行するとの事ですのでしばらく待ちましょう。
VISA infiniteカードの魅力
- 年間11万ポイントの高還元
 - SBI証券のカード積み立てで最大4%還元
 - 上質なコンシェルジュ
 - 豊富なカード特典
 
<年間11万ポイントの高還元>
VISA infiniteカードは年間利用額に応じてポイントが追加されるカードです。
これは通常還元率に加えて加算されるポイントの為、還元率が格段に上がるのが特徴です。
利用金額とボーナスポイント、合計還元率は以下の通りです。
| 月間利用金額(円) | 年間利用金額(円) | 通常獲得ポイント (還元率1.0%) | 年間ボーナスポイント | 合計獲得ポイント | 
| 100,000 | 1,200,000 | 12,000 | 0 | 12,000 | 
| 300,000 | 3,600,000 | 36,000 | 0 | 36,000 | 
| 334,000 | 4,008,000 | 40,080 | 40,000 | 80,080 | 
| 500,000 | 6,000,000 | 60,000 | 40,000 | 100,000 | 
| 584,000 | 7,008,000 | 70,080 | 110,000 | 180,080 | 
| 800,000 | 9,600,000 | 96,000 | 110,000 | 206,000 | 
| 1,000,000 | 12,000,000 | 120,000 | 110,000 | 230,000 | 
※表中の「334,000円」と「584,000円」は、それぞれ年間利用額が400万円と700万円を超える目安として記載してます。
<SBI証券のカード積み立てで最大4.0%還元>
VISA infiniteカードはSBI証券のカード積み立てで最大4.0%の還元を獲得する事が出来ます。
また年間の利用金額に応じて追加でボーナスポイントを獲得可能になります。
還元率は以下の通りです。
<最大還元率で計算した時のポイント獲得数>
| 月間つみたて金額(円) | 獲得ポイント(ポイント) | ポイント相当額(円) | 年間つみたて金額(円) | 年間獲得ポイント(ポイント) | 年間ポイント相当額(円) | 
| 10,000 | 400 | 400 | 120,000 | 4,800 | 4,800 | 
| 30,000 | 1,200 | 1,200 | 360,000 | 14,400 | 14,400 | 
| 50,000 | 2,000 | 2,000 | 600,000 | 24,000 | 24,000 | 
| 70,000 | 2,800 | 2,800 | 840,000 | 33,600 | 33,600 | 
| 100,000 | 4,000 | 4,000 | 1,200,000 | 48,000 | 48,000 | 
MAX積み立てを行った場合は年間48,000pt獲得可能
積み立て上限である月10万円を積み立てた場合は最大還元率で年間48,000pt獲得する事が可能になります。
これは単一クレジットカードの還元ポイント数としては三井住友カードで最も多いカードになります。
しかしながら、カード積み立ての基本還元率は1.0%になる為、最大還元率に引き上げるには年間700万円のカード利用を行う必要があります。これには積み立て金額は含まれないので注意が必要です。
※以下、三井住友カードからの抜粋です。
年会費(クレジットカード、ETCカード、PiTaPaカード)、三井住友カードつみたて投資(SBI証券)、キャッシングリボ、海外キャッシュサービス、その他ローンの返済金、リボ払い・分割払い手数料、交通系およびその他一部の電子マネーへのチャージ、モバイルSuicaの定期券・特急券・グリーン券の購入、モバイルICOCAの定期券購入、ANA Payへのチャージご利用分、ミャクペ!へのチャージご利用分、弊社発行プリペイドカードへのチャージ、スマートフォンアプリ「Vポイント」へのチャージ、国民年金保険料、提携会社からの収納事務を委託された一部の保険料
利用金額別の積み立て投資還元率は以下の通りになります。
| カード年間ご利用金額 | ポイント付与率 | 合計付与率 | 
|---|---|---|
| 300万円以上 | 年間積立合計金額の1% | 2.0% | 
| 500万円以上 | 年間積立合計金額の2% | 3.0% | 
| 700万円以上 | 年間積立合計金額の3% | 4.0% | 
年間48,000ptの積み立て投資還元を受けるには、年間700万円のカード利用が必要になります。
最大還元率で積み立て特典を得られる方は多くはないでしょう。
上質なコンシェルジュ
三井住友カード visa infiniteのコンシェルジュサービスは「TEN GROUP」が担当する事になっています。
TEN GROUPは国内外の様々なVIPカードのコンシェルジュサービスとして利用されているコンシェルジュネットワークの強いコンシェルジュサービスになります。
国内だとダイナースクラブやセゾンダイヤモンドアメックス、ラグジュアリーカードなどのコンシェルジュサービスも提供しており、VPCCとは違う高級コンシェルジュサービスが利用可能なのが特徴になります。
コンシェルジュサービスに関してはまだ不透明な部分が多いので今後追加記事でどんどん魅力ポイントを紹介出来たらと思います。
豊富なカード特典
三井住友カード visa infiniteには様々なカード特典が付与されています。
特に従来のカードのような還元特典やボーナスポイントではなく「三井住友カード visa infiniteらしいサービス」に重きを置いたサービスが多いように感じます。


このようなサービスはプラチナカードなどではあまり無く、コストパフォーマンスと言う概念を捨てないとそう実現する事のないサービスですの
プラチナを超えたカードと言うのは間違いないかもしれません。
プライオリティ・パス

今回のカード発表で魅力的に思ったポイントの1つにコリンソン・グループが提供しているラウンジサービス「プライオリティ・パス」の利用券があります。三井住友カード visa infiniteのプライオリティ・パス利用権ですが、これ「家族会員にもプレステージ会員が付帯」するんです。
本会員も同等のラウンジ利用権を家族会員も有するのは非常に珍しく、
これはここ数年のクレジットカード付帯型プライオリティ・パスとしては非常に魅力的なポイントになるでしょう。
なぜなら年会費が役7万円もするのですから
| 三井住友カード Visa Infinite | 三井住友カード プラチナ | |
| プライオリティ・パスのランク | プレステージ会員(最高ランク) | プレステージ会員(最高ランク) | 
| 年会費 | 無料 | 無料 | 
| ラウンジ利用回数 | 無制限 | 無制限 | 
| 同伴者利用条件 | 家族カードにも付帯 (家族カード年会費無料)  | 有料(通常1名あたり3,300円/回) | 
| 利用可能ラウンジ数 | 世界1,300ヶ所以上(プライオリティ・パス共通) | 世界1,300ヶ所以上(プライオリテ | 
ここからは三井住友カードの他カードとの徹底比較
ここからは三井住友カード visa infiniteの特典や還元率を他カードと比較していこうと思います。
来年にはOliveの発表も控えている三井住友カード visa infiniteですが、還元率のみで比較した場合は他カードよりも有利になるのでしょうか?
伝統のプラチナでも無く、還元率のプリファードでもない。
三井住友カード visa infiniteの狙っているターゲット層を還元率からみていこうと思います。
他の三井住友カードは「プラチナ」と「プラチナ プリファード」の2券面
三井住友カード visa infiniteの直接的な社内対抗相手になるのはおそらく上記2券面になると思われます。
還元率とステータスを両方兼ね備えたカードなのかを徹底比較していきます。
利用金額別の獲得ポイント
| 年間利用額 | プラチナプリファード ![]()  | Visa Infinite![]()  | 三井住友カード プラチナ ![]()  | 
| 100万円 | 20,000pt / 2.00% | 10,000pt / 1.00% | 10,000pt / 1.00% | 
| 200万円 | 40,000pt / 2.00% | 20,000pt / 1.00% | 20,000pt / 1.00% | 
| 300万円 | 60,000pt / 2.00% | 30,000pt / 1.00% | 30,000pt / 1.00% | 
| 400万円 | 80,000pt / 2.00% | 80,000pt / 2.00% | 40,000pt / 1.00% | 
| 500万円 | 90,000pt / 1.80% | 90,000pt / 1.80% | 50,000pt / 1.00% | 
| 600万円 | 100,000pt / 1.67% | 100,000pt / 1.67% | 60,000pt / 1.00% | 
| 700万円 | 110,000pt / 1.57% | 180,000pt / 2.57% | 70,000pt / 1.00% | 
| 800万円 | 120,000pt / 1.50% | 190,000pt / 2.38% | 80,000pt / 1.00% | 
| 900万円 | 130,000pt / 1.44% | 200,000pt / 2.22% | 90,000pt / 1.00% | 
| 1000万円 | 140,000pt / 1.40% | 210,000pt / 2.10% | 100,000pt / 1.00% | 
年間利用金額は月間に直すとこんな感じになります。
月間利用金額目安
| 100万円 | 約 8.3万円 | 
| 200万円 | 約 16.7万円 | 
| 300万円 | 25万円 | 
| 400万円 | 約 33.3万円 | 
| 500万円 | 約 41.7万円 | 
| 600万円 | 50万円 | 
| 700万円 | 約 58.3万円 | 
| 800万円 | 約 66.7万円 | 
| 900万円 | 75万円 | 
| 1000万円 | 約 83.3万円 | 
三井住友カード VISA infinite はどんな方におすすめ?
三井住友カード VISA infiniteがおすすめな方は以下のタイプの方です
年間700万円以上使う方
三井住友カード VISA infiniteの還元率を上げるターニングポイントは2つあります。
それが400万円と700万円です。
特に700万円を超えると110,000ポイントのボーナスポインを獲得できるため還元率は驚異の2.38%まで上がります。
一方400万円までならプラチナプリファードと同様の2.0%、400万円以下だとプラチナプリファードの方が還元率が上がります。
利用金額が700万円を超えるようだったら検討しましょう。
コンシェルジュサービスを多用したい方
三井住友カード VISA infiniteのコンシェルジュサービスは他のプラチナカードなどで体験できないサービスを提供してくれるコンシェルジュになります。
普段の生活をより良いものにしたい方、ここぞとと言うときに素晴らしい体験を提供したい方にはぜひともお勧めしたいカードになります。
海外旅行ヘビーユーザー
三井住友カード VISA infiniteにはVISAが提供しているinfiniteサービスがあります。
特に海外旅行関連の特典は非常に多く家族カードにも付帯するプライオリティ・パスなど非常に魅力的なサービスになると思います。
海外旅行に家族で頻繁にいかれる方にはおすすめです。
非日常的な体験をしたい方
三井住友カード VISA infiniteには非日常的な体験を行えるサービスがります。
プラチナやプラチナプリファードでは体験する事が出来ない素晴らしいサービスを受けたい方にはお勧め1枚です。
三井住友カード VISA infiniteは新規入会・切り替えキャンペーン中
今三井住友カード VISA infiniteを新規で申し込むと入会から3か月以内に100万円の利用で100,000ptを獲得可能な入会キャンペーン中です。
初年度に限っては大きな買い物を控えている方は100,000ptを獲得可能なキャンペーンですので危機になる方は是非入会してみてくださいね
公式サイトはこちら(直接公式サイトにジャンプします)
最後に

三井住友カード VISA infiniteは年会費こそ高額ですが、一定金額以上を利用する方や特別な体験を求めている方には非常におすすめしたい1枚になります。特にクレジットカード最高峰の旅行保険やショッピング補償。ま高額決済時の還元率の高さは他社カードの追従を許さないような非常に魅力的な物になっています。
高額決済を日地上的に行っている方、旅行好きな方は是非入会してみてはいかがでしょうか。
今回は以上になります。最後までお付き合いいただきありがとうございました。

参考サイト

	




