JALカードとANAカードを年間決済額別に比較|100万・300万・500万円の獲得マイルと年会費

    カード・マイル特集 / カード比較・学生・海外決済
    情報確認:2026年10月14日

    JALカードとANAカードを比べるとき、年間300万円使うからゴールド、500万円使うからプラチナ、と決済額だけで選んでしまいがちです。でも、通常の買い物がどちらも100円につき1マイルなら、決済額が増えても年会費の差はそのまま残ります。

    今回は同じ条件で比べられるよう、JALの普通カードとANA Visa/Mastercard一般カードを例に、通常決済で貯まるマイル、維持費、マイルの使い方を整理します。飛行機によく乗る方の上位カード選びは、搭乗ボーナスと空港サービスを別に加えて考えるのがおすすめです。

    比較の前提と基本スペック

    比較・条件一覧(表は横にスクロールできます)
    項目 JAL普通カード(Visa/Mastercard/JCB等) ANA Visa/Mastercard一般
    カード年会費/通常年 2,200円 2,200円
    マイル付与率1.0%の追加費用 ショッピングマイル・プレミアム4,950円/年 2倍コース移行手数料6,600円/移行する年度
    毎年移行する場合の年額合計 7,150円 8,800円
    通常決済の付与 100円=1マイル 200円=2マイル相当
    継続に関する通常ボーナス 毎年初回搭乗1,000マイル(対象搭乗が必要) 継続1,000マイル(所定条件)
    管理方法 直接マイル積算 カード会社のポイントをマイルに移行

    初年度無料・入会キャンペーン・家族カード・特約店・税金や電子マネー等の低還元/対象外決済・端数は除外。ANA JCBなど他のブランドの移行費用は異なるため、この表の8,800円をすべてのANA一般カードに当てはめないでください。1.0%はマイルの付与率で、1%の現金還元を意味しません。

    100万・300万・500万円の獲得マイルと年会費差引後の試算

    1マイルを仮に2円で利用できると評価した編集部試算です。マイルは現金ではなく、空席・有効期限・必要マイル数・諸費用で価値が変わります。まず搭乗や継続のボーナスを含めず、買い物分だけをそろえて比べます。

    比較・条件一覧(表は横にスクロールできます)
    年間の対象決済額 通常決済マイル/共通 2円評価の相当額 JAL:年会費差引後 ANA:毎年移行・年会費差引後
    100万円 10,000マイル 20,000円 12,850円 11,200円
    300万円 30,000マイル 60,000円 52,850円 51,200円
    500万円 50,000マイル 100,000円 92,850円 91,200円

    例えば年間100万円なら、JALは10,000×2−7,150=12,850円。ANAは10,000×2−8,800=11,200円です。ANAの継続1,000マイルを2円評価で加えると13,200円となり、JALの「その年は飛行機に乗らない」ケースとの差は350円に縮まります。JALにも対象搭乗があれば初回搭乗ボーナスが加わります。

    1マイルの評価額を変えると、何円利用で年会費に届く?

    比較・条件一覧(表は横にスクロールできます)
    評価額/1マイル JAL:年7,150円を通常決済だけで回収 ANA:年8,800円を通常決済だけで回収
    1円 715,000円 880,000円
    1.5円 約476,667円 約586,667円
    2円 357,500円 440,000円

    計算式は「年間費用÷(マイル付与率0.01×1マイルの評価額)」です。これはカード間の勝敗や、年会費無料の高還元カードに対する利益を表すものではありません。比較対象のカードがある場合は、そちらのポイント価値や年会費も差し引く必要があります。

    年間決済額別に、どこを重視すると選びやすい?

    年間100万円なら、利用する空港・行き先と、交換に必要なマイル数を先に決めましょう。期限内に使えるかを考えることが、数百円の年会費差より大切です。日常のJALカード特約店やANAカードマイルプラスの対象店を使う場合は、上乗せ分を実際の支出に沿って加算します。

    年間300万円なら、普通カードからゴールドへ上げる理由を分けて考えます。JAL CLUB-Aゴールドの代表年会費は17,600円、ANA Visa/Mastercardワイドゴールドは15,400円。通常決済の付与率は1.0%が基本なので、利用額が300万円になっただけで自動的にゴールドの方がお得になるわけではありません。空港ラウンジ、保険、搭乗ボーナスが必要かで選びましょう。

    将来SFCを保有する方にとって300万円は、2028年4月以降のSFC PLUS判定で意味を持ちます。ただし、対象外決済や判定期間があり、一般カードを300万円使うだけでSFCへ入会できるわけではありません。JALはLSPを個人の生涯実績として積み上げる制度です。

    年間500万円でも、航空券の購入が少なければ上位カードの追加マイルが十分に得られない場合があります。JALプラチナのアドオンマイルは対象のJAL航空券等で効く特典です。生活費500万円と航空券500万円では、最適なカードが変わります。

    マイル移行をまとめるときの注意点

    ANAは移行する年度をまとめることで移行手数料の支払回数を減らせる場合があります。ただし、カード会社のポイント有効期限、年度の区切り、移行コース、所要日数を確認してください。移行を待ちすぎてポイントが失効すると、手数料を節約した効果以上に損をしてしまいます。

    公式で確認するポイント

    JALカードの比較表とショッピングマイル・プレミアム、三井住友カードのANAカード年会費・移行手数料、ANAカードマイルプラスの対象店、SFC新制度の対象決済を確認しています。個々の支払先の還元条件は別に確認してください。

    まとめ|自分の使い方に合わせて選びましょう

    通常付与率が同じなら、決済額が増えても年会費差は残ります。 100万・300万・500万円を同じ条件で比較し、マイル評価額も明示します。 ゴールド・プラチナは搭乗ボーナス、対象航空券購入、空港特典も別に評価します。

    まず、実際に利用する路線・日程・人数や、普段の支払いを一つ決めて比べてみてください。数字だけでは見えなかった違いが分かり、無理なく選びやすくなります。

    参考にした公式情報

    情報確認日:2026年10月14日。将来の制度は発表内容と開始時期を分けて記載しています。試算は本文の前提に基づく編集部計算で、実際の価格・空席・サービス継続を保証するものではありません。