JALカードの審査、どこのブランドが作りやすいの?
結論からいえば、JALカードの審査難易度は「国際ブランド」よりも、実際に審査するカード会社とカードランクの影響が大きいと考えられます。
審査基準や通過率は非公開です。今回は公式の申込条件、発行会社、ネット上の体験談を踏まえた相対評価をします。私の持論や体感も踏まえていますので審査通過を保証するものではありません。カード会社は一般に勤務先・勤続年数・年収などの属性情報と、利用残高・延滞などの信用情報を総合的に確認します。
一例:JCBによる審査基準の解説
ブランド別の審査難易度
| JALカードのブランド | 主な審査会社 | 普通・CLUB-A | ゴールド以上 | 私の総合評価 |
|---|---|---|---|---|
| Visa | 三菱UFJニコス | 標準 | やや高い | 標準 |
| Mastercard | 三菱UFJニコス | 標準 | やや高い | 標準 |
| TOKYU POINT ClubQ | 三菱UFJニコス | 標準 | やや高い | 標準 |
| JCB | ジェーシービー | 標準 | 高い | 標準~高い |
| OPクレジット | ジェーシービー | 標準 | 高い | 標準 |
| Suica | ビューカード | 比較的申し込みやすい | 高い | やや低め~標準 |
| American Express | 三菱UFJニコス | 標準~やや高い | 高い | やや高め |
| Diners Club | 三井住友トラストクラブ | 設定なし | 高い | 最も高い部類 |
JAL・Visaカード

審査難易度:標準
普通カードは18歳以上で、日本に生活基盤があり、国内で支払いができることが基本条件です。本人の安定収入は明記されていないため、一般的な会社員だけでなく、学生やパート・アルバイトでも申し込み自体は可能です。
一方、CLUB-Aゴールドでは「一定以上の勤続年数・営業歴と安定収入」が条件になります。この「勤続年数・営業歴」まで明記している点から、ゴールドはJCBやアメックスより形式上の条件がやや細かい印象です。CLUB-Aゴールドの申込条件
私見では、普通カードは一般的な信販系カードと同程度、ゴールドはやや慎重な審査と考えます。

三菱UFJニコスは列記とした銀行系クレジットカード会社になります。
審査基準は若干優しいとは言えど、誰でも審査通過させてくれる訳ではありませんね。
JAL・Mastercard


審査難易度:標準
Visaと同じ三菱UFJニコスが審査を担当するため、VisaとMastercardの間に実質的な難易度差はほとんどないと考えられます。
「Mastercardのほうが通りやすい」「Visaのほうが厳しい」といった明確な根拠はありません。選ぶ際は審査より、利用できる店舗や付帯サービスで判断するのが適切です。
JALカード TOKYU POINT ClubQ


審査難易度:標準
クレジット審査はVisa・Mastercardと同じ三菱UFJニコスが中心です。東急グループ各社もカード会員としての入会承認に関わりますが、信用情報を使ったクレジット審査が通常のJAL Visa・Mastercardより明確に厳しいという情報はありません。
したがって、基本的にはJAL・Visa/Mastercardと同程度と考えています。ただし、過去に三菱UFJニコスやDCカードで延滞・強制解約があった場合は、社内履歴が影響する可能性があります。
JAL・JCBカード


審査難易度:標準
普通カードとCLUB-Aカードは18歳以上が基本条件で、安定収入は明記されていません。
ただし、JCBはゴールド、プラチナ、プラチナ Proまで用意しているため、ランクによる差が大きいブランドです。
- 普通カード:標準
- CLUB-Aカード:普通カードとほぼ同程度
- CLUB-Aゴールド:やや高い
- プラチナ:高い
- プラチナ Pro:非常に高いと推定
プラチナ Proの公式条件は「20歳以上・安定した継続収入」ですが、年会費77,000円で年間300万~500万円の利用を想定した設計です。そのため、明記された条件以上に利用実績や支払能力を重視すると考えるのが自然です。
JALカード OPクレジット


審査難易度:標準
クレジット機能はJCBが担当するため、通常のJAL・JCBカードに近い審査になると考えられます。
小田急電鉄もOPクレジット会員としての承認に関わりますが、それによって通常のJCBより大幅に難しくなるとは考えにくいです。
- 普通・CLUB-A:標準
- CLUB-Aゴールド:やや高い
過去にJCBで良好な利用実績があればプラス方向に働く可能性がありますが、逆にJCBで延滞や強制解約があった場合は注意が必要です。
JALカードSuica


審査難易度:比較的申し込みやすい~標準
国際ブランドはJCBですが、実際の審査会社はビューカードです。
普通カードの申込条件は「日本国内に住む18歳以上で、電話連絡が取れる方」と比較的広く、JALカードSuicaは高校生でも申し込める例外的なカードです。
そのため、入口条件だけを比較すると、一般向けJALカードの中では比較的申し込みやすい部類と予想してます。ただし、「交通系だから審査が甘い」とまではいえません。ビューカードや他社カードの支払い状況、借入残高などは通常どおり確認されます。
CLUB-Aゴールドでは安定した継続収入が必要になるため、普通カードより明確に難易度が上がります。



ビューカードは「謎審査」が偶に発生します。
審査落ちの方、なぜか通過した方などなど、SuicaとJALカードの組み合わせは便利な為、発行枚数が多いのも関係しているかもしれませんね。
JAL アメリカン・エキスプレス・カード


審査難易度:標準~やや高い
このカードはアメリカン・エキスプレス社の直接発行ではなく、三菱UFJニコスが発行・審査します。
そのため、一般にいわれる「アメックス独自審査」とは別物です。
普通カードでも、原則として次の条件があります。
- 18歳以上
- 本人または配偶者に安定収入がある
- 学生は申し込み不可
Visa・Mastercard・JCBの普通カードには安定収入が明記されていないため、
入口条件ではアメックスのほうが一段高いと判断できます。
- 普通カード:標準~やや高い
- CLUB-Aゴールド:高い
- プラチナ:かなり高い
ただし、会社員で勤続年数があり、延滞のないクレジット履歴があれば、普通カードが極端に難しいわけではありません。



VISA・MasterCardブランドで審査落ちしていると不利かも、、、
AMERICAN EXPRESS独自の審査では無い為、同じニコス系列のJALカードで審査落ちをすると若干不利になるかもしれません。
JALダイナースカード


審査難易度:高い
JALダイナースには普通カードがなく、最初からCLUB-Aゴールド相当です。公式の申込条件も具体的な年齢や年収ではなく
「ダイナースクラブ所定の基準を満たす方」とされています。JALダイナース公式情報
さらに、
- 年会費34,100円
- 利用可能枠に一律の制限なし
- プレミアムサービスを重視
- 三井住友トラストクラブ独自の審査
という商品設計から、JALカードの中では明らかに審査難易度が高い部類です。
ただし、現在のダイナースは昔のような「高年収の一部職業しか持てないカード」とまではいえません。安定した職業・収入と良好なクレジット履歴があれば、一般的な会社員にも発行される可能性があります。
私見による難易度順
普通カード同士なら、次の順番と考えます。
JALカードSuica
↓
JAL・Visa/Mastercard/JCB/TOKYU POINT ClubQ/OPクレジット
↓
JAL アメリカン・エキスプレス
上位カードまで含めると、次のイメージです。
JALカード navi・普通カード
↓
CLUB-Aカード
↓
CLUB-Aゴールド
↓
JCB/アメックスのプラチナ
↓
JALダイナース・JCBプラチナ Pro
最も重要なのは、VisaとMastercardの違いよりも「普通カードかゴールドか」、JCBとSuicaの違いよりも「過去にその審査会社でどのような利用履歴があるか」です。
特に普通カードとCLUB-Aカードは公式の申込条件がほぼ同じなので、CLUB-Aは年会費が高いからといって、ゴールドほど審査が厳しくなるとは考えにくいでしょう。
ここ数年でJALカードの審査傾向は変わった?
ここ数年でのJALカードの審査状況についてですが、私見としては「ステータスカードは審査通過率が上がってる」印象を受けます。
JALカードの審査基準や通過率は公表されていないため、「以前より審査が緩くなった」とは断定できません。
ただし、近年の申込報告を見ると、ゴールドカードの審査対象は以前より広がっていると考えられます。
特にCLUB-Aゴールドカードでは、20代や年収400万円前後、勤続年数が比較的短い会社員の通過報告も確認できます。ゴールドカード自体が一般化したことに加え、年収の高さだけでなく、支払い遅延や借入、多重申込の有無など、クレジットヒストリーを重視する傾向が強まっていると考えられます。
一方、JALカードSuicaを審査するビューカードは、現在も結果を予測しにくいカード会社です。高年収・長期勤続でも否決される一方、一般的な年収の会社員が通過するケースもあり、ネット上では「謎審査」と呼ばれています。
ただし、審査が無作為に行われているわけではありません。ビューカードでは、年収だけでなく、直近の申込件数、既存カードの利用状況、支払い履歴、カードを継続利用する可能性などを独自に評価していると考えられます。
