エブリカ、電子マネー決済と通常ポイント付与を10月30日から再開

電子マネー決済は10月30日から順次再開
エブリイは2026年10月29日、停止していた「エブリカ」の電子マネー決済を10月30日から再開すると発表しました。通常の買い物ポイントも同日から付与され、税抜200円ごとに1ポイントが貯まります。
10月22日から安全確認のため一部サービスを停止していましたが、安全性を確認できた機能から段階的に戻します。広島県・岡山県・香川県のエブリイを日常的に利用する方は、店頭でエブリカ決済が使える状態に戻ったか確認してからチャージ残高を利用すると安心です。
通常ポイントと販促企画で再開日が異なる
ここで注目したいのは、10月30日にすべてのサービスが一斉に戻るわけではない点です。電子マネー決済と通常ポイントは10月30日、新ポイントデーなどの通常の販促企画は11月1日から再開予定とされています。
公式案内では、状況により再開するサービスや時期が変わる可能性も示されています。特別ポイントを狙う場合は、会計前に店頭表示やアプリの最新案内をチェックしてみてくださいね。
5%OFFの対象外商品と店舗に注意
サービス停止期間中の対応として実施されている「買い物合計金額から5%OFF」は、10月31日まで継続予定です。10月30日以降はエブリカで支払った場合も対象ですが、酒類、指定ごみ袋、ピンクラベル商品などは割引対象外です。
対象はエブリイ全48店舗で、業務スーパーと10月30日開店のエブリイ丸亀川西店は対象外とされています。割引とポイントは条件が別なので、値引き後の支払額とポイント付与を分けて確認するのが分かりやすいでしょう。
出典:エブリイ「エブリカ関連サービス」再開のお知らせ(2026年10月29日)、エブリイホーミイホールディングスの発表
SBPS、AI経由の買い物と決済接続を検証するシミュレータを開発

商品検索から決済連携までを疑似体験
SBペイメントサービス(SBPS)は2026年10月29日、AIエージェントを介した買い物を検証する「AIコマースシミュレータ」を開発したと発表しました。チャット形式で商品に関するキーワードを入力し、商品提示、購入手続き、決済連携までの流れを確認できる環境です。
利用者がECサイトを順番に操作する代わりに、将来は会話型のサービスが商品探しから購入までを支援する可能性があります。今回の発表は、その体験を加盟店やEC・カート事業者が事前に検証するためのものです。
UCPで加盟店システムとの接続課題を確認
シミュレータは「Universal Commerce Protocol(UCP)」を使い、SBPS側の疑似AIエージェントと加盟店側のサーバーを接続できます。UCPは、AIエージェントなどの消費者向けサービスと、加盟店や決済サービスを共通仕様でつなぐためのオープンなプロトコルです。
加盟店は、商品・注文データの受け渡しや決済連携に必要な改修範囲を確認できます。決済事業者が早い段階から検証環境を用意することで、AI経由の購入でも価格や注文内容を正確に引き継ぐ仕組みづくりが進むかが注目点です。
実決済ではなく、一般向け提供時期も未定
注意したいのは、現時点で消費者が利用できる決済サービスではないことです。チャット機能は生成AIや大規模言語モデルに接続せず、設定したキーワードとシナリオに沿って動きます。決済も疑似処理で、実際の資金移動はありません。
SBPSは今後、複数の加盟店やEC・カート事業者と検証を進める方針ですが、一般向けサービスの開始日や料金は発表していません。カード利用者にすぐ変更が生じるニュースではなく、オンライン決済の次の接点を探るインフラ動向として見ておくのがよいでしょう。
