PayPay他社クレジットカード利用不可に、PayPayカードの利用率は上がるのか？

今回はPayPayの話題を取り上げようと思います。
ここ数日のトレンド言えば「PayPay改悪」ですよね。
そんなPayPayの狙いとは？？他社クレジットカードの締め出し理由も含めて詳しく解説していきます。
是非最後までご覧下さい！

PayPayカード・PayPayカードゴールド以外は8月1日以降利用不可に

PayPayは8月1日以降、PayPayカードが発行する上記2券面以外の「カード登録・追加を停止」する事を発表しました。
これによりプリペイドカード、デビットカード、クレジットカード、すべての他社製カードが利用不可になります。
特に「プリペイドカード」に関しては大打撃を受けるでしょう。ポイ活ルートの役3分の1が実質死んだような物になるからです。

その他PayPayの変更点は？

他社製カードの利用停止で話題が持ちっきりになっているPayPayですが、実は他のカテゴリーでも改悪を行なっています。
それがSoftBankやYMobile等の携帯料金まとめて支払い経由でチャージを行う際のチャージ手数料の発生です。
チャージは月1回までは無料、2回目以降はチャージ金額の2.5％が加算されて請求される仕組みです。今まで携帯料金と同時にPayPayの支払いも行なっていた方にとってはかなりの痛手でしょう。
詳しくはPayPay公式サイトをご覧下さい！

＜まとめて支払いの手数料に関する文書＞

なぜPayPayは他社カードを締め出すのか？

なぜPayPayは他社カードを締め出したのでしょうか？
それは「PayPayカードを使ってもらいたい」からです。そんな事は皆さん分かっていると思います。
なぜPayPayカードを使って欲しいのか？それは単純、「手数料が高いから」だと個人的には考えています。これはPayPayに限った話ではありませんが、基本的にクレジットカードを使うと手数料をガンガン持っていかれる為、あまり店舗や事業者はカードを使って欲しくありません。他社カードをPayPayに登録して支払いした場合、PayPayにも手数料の支払い義務が発生してしまう為PayPayとしてはできるだけ他社カードを利用して欲しくないのです。

その点PayPayカードは自社のシステムの為別の企業とは言っても手数料等は他社カードよりも下げる事が可能です。
よってPayPayカードの優待特典を強化して他社カードを締め出す事でPayPayカードに移行させるのが狙いになるのです。

これはPayPayに限った話では無い

実はこれらの話はPayPayカードに限った話では無いのです。実際にau展開のau Payは月間のチャージ金額を制限しましたし、docomo展開のd払いは他社クレカ利用の際は全てポイント付与の対象外になっています（昔はなんでもポイント付いたんですよ、、）。そんな訳もあってPayPayが大規模な改悪をしている訳では無いのが現状です。

なんでこの時期？

ここで疑問になるのが締め出し時期の問題です。

なぜこのタイミングで締め出しを行うのか？それは「今年前期の目標にしていたから」と「PayPayカードへの移行キャンペーンの準備期間」だと私は予想しています。PayPayは2022年のサービス別QRコード決済利用率で堂々の65％となり、基本的には一強となった状態です。
「日本で最も利用されているQRコード決済」と言う絶対的な立ち位置に立ってから収益をあげようとしていると考えいます。

PayPayカード・PayPay後払い以外は使い物にならない

ここで重要になってくるのがPayPayの支払い方法ですが、他社カードルートが閉ざされるとなると残るのは「PayPay残高」と「PayPay後払い」ですね。
PayPay後払いはある程度の収入や支払い実績が無いと使い物にならない為、中高生などの学生さんや主婦の方はPayPay残高で支払う事になります。がこれがまあ使い辛い事、Charge & Payなんてめんどくさくて「やってられません」。よってPayPayカード以外の支払い方法はなくなるのが8月1日以降のPayPayです。

よく考えてみればどの決済方法もそう

この自社カード以外は使い物にならないのはPayPayに限った話では無いのが今のQRコード決済です。
今後のQRコード決済の支払い方法拡大に期待したいですね。

一応PayPayとPayPayカードのご紹介

PayPay改悪と言っておきながら、一応PayPayの広告表示件を持っているのでご紹介しておきます。
個人的にはここから8月1日まではPayPay関連のキャンペーンが充実すると予想していますので、気になる方は是非リンクからご覧下さい！
※
PayPayリンクは至って普通の物です。ご自身でお調べになった物と変わりません。