カードのポイント還元だけでなく、電車の乗り方や訪日客の支払い方法にも変化が出ています。今回は2026年9月10日時点で確認できた、9月上旬のキャッシュレス関連の注目情報3件をまとめました。発表済みの将来計画と、すでに利用できるサービスを分けて紹介します。
今回の注目ニュース早見表
| サービス | 注目点 | 確認しておきたいこと |
|---|---|---|
| みずほ楽天カード | 楽天ポイントとみずほポイントで最大合計2%還元 | ポイント対象外・還元率が異なる利用あり |
| JR東日本・Suica | 2030年代初めの全駅対応を目指す計画 | 現時点ですべての駅で使えるわけではない |
| PayPay加盟店 | 9月3日からUnionPay App(銀聯QR)に対応 | 海外の決済アプリ利用者に向けた受け入れ拡大 |
1.みずほ楽天カード、2種類のポイントで最大合計2%還元
みずほ楽天カードでは、通常のカード利用で付く楽天ポイントに加え、同じポイント数のみずほポイントを受け取る「ダブルポイント」が案内されています。通常利用分が1%の支払いなら、楽天ポイント1%とみずほポイント1%を合わせて最大合計2%となります。
年会費は永年無料で、支払口座に指定できるのはみずほ銀行です。楽天カード側の案内では、みずほポイントの進呈には申込・契約の完了と口座振替設定が必要とされています。条件を満たした月の月初からの利用が対象となり、利用後の翌々月月初に進呈されます。
注目したいのは、付与されるポイントが2種類に分かれること。みずほポイントは楽天ポイントに等価交換できます。一方で、すべての支払いが2%になるわけではありません。ポイント対象外の利用や還元率の異なる利用があるため、普段の支払先が対象かを確認しておきましょう。
出典:みずほ銀行「みずほ楽天カード」/楽天カード「みずほ楽天カード」
2.JR東日本、2030年代初めの全駅Suica対応を目指す
JR東日本は9月8日、「Suica Renaissance第5弾」として、2030年代初めにJR東日本の全駅でSuicaを利用できるよう目指す方針を発表しました。
今回の話題は、Suicaの利用範囲を将来広げる計画です。すぐに全駅が対応するという発表ではないため、近々旅行する場合は、利用する駅や区間でSuicaが使えるかを従来どおり確認する必要があります。
旅行者の立場では、普段使っているSuicaを旅先でも使える範囲が広がるかが注目点です。今後は、具体的な対象駅や導入時期の発表を見ていきたいところです。
出典:JR東日本ニュースリリース・2026年9月8日掲載「Suica Renaissance第5弾」
3.PayPay加盟店で銀聯QRが利用可能に
PayPayは9月3日、海外決済サービスとの連携基盤「HIVEX」を通じて、UnionPay App(銀聯QR)がPayPay加盟店で利用可能になったと発表しました。利用開始日も同日です。
UnionPay Appは、中国本土・香港・マカオで発行されたUnionPayカードを登録して使うスマートフォン決済アプリです。今回の対応は、訪日客が普段使っている決済方法で、日本の店舗でも支払いをしやすくする取り組みです。
日本のPayPayユーザー向けのポイント上乗せ施策とは性格が異なります。飲食店や観光地の店舗にとっては、海外のお客さまを受け入れる際の利便性につながるニュースといえます。
出典:PayPay「新たに『UnionPay App』(銀聯QR)がPayPay加盟店で利用可能に!」
還元率とあわせて「使える条件」も確認しよう
今回の3件は、ポイントの貯まり方、交通での利用範囲、海外アプリの受け入れという、それぞれ異なる変化です。サービスを選ぶときは、見出しの数字だけでなく、自分の支払先や利用予定の場所で適用されるかまで確認すると判断しやすくなります。
情報確認日:2026年9月10日。今回は9月上旬の注目情報をまとめています。サービス内容や適用条件は変更される場合があります。利用前に各社公式ページをご確認ください。
