JAL・ANA特典航空券が取れないときの予約ガイド|360日前・355日前の発売と空席の探し方

    カード・マイル特集 / 特典航空券・マイルの使い方
    情報確認:2026年10月14日

    「せっかくマイルを貯めたのに、希望する日程の特典航空券が満席で取れない」というのは、マイルを貯め始めた方が最初につきあたりやすい壁です。特に大型連休や週末の沖縄・北海道路線、ハワイや欧米の国際線は、発売直後に基本マイル枠が埋まることも珍しくありません。

    この記事では、JALとANAそれぞれの「予約開始日時(いつから予約できるか)」の正確なルールと、希望便が埋まっているときに空席を見つけるための現実的な検索のコツを整理します。

    JALとANAの特典航空券「予約開始日時」の比較

    国内線の予約開始は、JALが搭乗360日前の午前0時、ANAが搭乗355日前の午前9時です。いずれも日本時間。ANA国内線の「年2回一斉発売」を前提に予定を組む必要はありません。ANA国際線は2025年6月24日以降の予約・発券で片道特典にも対応しています。

    まずは、座席枠が開放されるタイミングを正確に押さえておくことが大切です。JALとANAでは予約開始の時刻や国内線・国際線のルールが異なります。

    比較・条件一覧(表は横にスクロールできます)
    区分 JAL(JALマイレージバンク) ANA(ANAマイレージクラブ)
    国内線特典航空券の予約開始 搭乗日の360日前 午前0:00から(予約開始日検索で確認可) 搭乗日の355日前 午前9:00(日本時間)から。国内線・国際線の予約開始ルールを区別し、提携航空会社は個別に確認
    国際線特典航空券の予約開始 搭乗日の360日前 午前0:00(日本時間)から 搭乗日の355日前 午前9:00(日本時間)から
    往復予約時の注意点 復路が360日前の発売前でも、片道ずつ発券が可能 復路も予約開始日になってから手配。国内線・2025年6月24日以降発券のANA国際線は片道予約も可能
    空席がない場合の仕組み 追加マイルで予約できる「特典航空券PLUS」あり(空席連動) 国際線・一部条件で空席待ち(ウェイティング)制度あり(※国内線は空席待ちなし)

    ※コードシェア便や提携航空会社特典航空券は予約開始日が異なる場合があります。詳細はJAL公式・ANA公式でご確認ください。

    希望の便が取れないときに試したい5つの検索テクニック

    1. 往復一括ではなく「片道ずつ」または「曜日を1日ずらして」検索する

    金曜日の夜や日曜日の夕方の便は真っ先に埋まりますが、土曜日の早朝や月曜日の午前便には基本マイル枠が残っていることがよくあります。また、行きはマイル(特典航空券)で取り、帰りの混雑便だけ早期割引運賃(セイバーやANAシンプル・セールなど)やLCCを現金で購入する「片道マイル+片道現金」の組み合わせも非常に実用的です。

    2. 同一都市の「複数空港」や「近隣空港」を含めて探す

    関西発着なら「伊丹・関西・神戸」、首都圏なら「羽田・成田」、九州北部なら「福岡・北九州・佐賀」のように、発着空港を広げるだけで空席が見つかるケースがあります。特にANA国内線特典航空券では、予約後の変更でも東京(羽田・成田)や大阪(伊丹・関西・神戸)の指定空港間で相互利用が認められています(※福岡・北九州・佐賀、広島・岩国の相互利用は2026年5月18日をもって終了)。

    3. 直行便が満席なら「乗り継ぎ旅程」を検索してみる

    乗り継ぎ旅程の必要マイル数は、利用できる対象路線と経由地のチャートで確認します。ANAには指定の2区間乗り継ぎチャートがありますが、任意の経由地で必ず直行便と同じ必要マイル数になるわけではありません。追加の施設使用料や乗り継ぎ時間も比べてください。

    4. 出発2週間前〜数日前の「直前開放・キャンセル枠」をチェックする

    発売日に満席でも、その後にキャンセルや座席の追加提供があり、空席が変わることはあります。ただし「出発2週間前に必ず開放される」といった保証や共通時刻はありません。日程を少しずらして検索しつつ、有償航空券の支払期限やホテルの取消条件も確認しておきましょう。

    5. 行き先を決めないなら「どこかにマイル」「今週のトクたびマイル」を使う

    「連休にどこかへ旅行したいけれど、特定路線は満席」という場合は、JALのどこかにマイル(往復一律7,000マイルで4候補から行き先が決定)や、ANAの「今週のトクたびマイル」(直前発表の対象路線が片道3,000マイル〜)を使う方が、少ないマイルで旅行できる候補が広がります。対象路線・空席・受付期間の確認は必要です。

    特典航空券の予約・変更で気をつけたい注意点

    • JALの「特典航空券PLUS」は必要マイル数と現金運賃を必ず比較する:基本マイル枠が埋まっていても追加マイルで予約できるPLUSは便利ですが、繁忙期は片道2万〜5万マイル以上になることもあります。現金の割引運賃で買った方が1マイルあたりの価値が高くなる場合は、無理にマイルを使わず温存するのが賢明です。
    • 予約変更のルールがJALとANAで異なる:JAL国内線特典航空券は予約完了後の便・日付変更ができないため、一度取り消し・払い戻し(手数料1,000円)をしてから取り直す仕組みです。一方、ANA国内線特典航空券は同一区間であれば前日まで(かつ予約便出発前まで)Webで日付・便の変更が可能です(シーズン差額マイルの調整あり)。

    公式で確認するポイント

    出典:JAL:国内線特典航空券 予約お申し込み / JAL:特典航空券の取り消し・払い戻し / ANA:国内線特典航空券 お申し込み方法 / ANA:国内線特典航空券 変更・払い戻し。旅客施設使用料(PFC)や国際線の燃油サーチャージ・諸税は別途必要となるため、発券画面で総額を確認してください。

    まとめ|自分の使い方に合わせて選びましょう

    国内線の予約開始はJAL360日前0時、ANA355日前9時(日本時間)。 片道・別日・近隣空港を比較すると候補が広がります。 直前の追加開放は保証されません。取消条件と有償便も比べます。

    まず、実際に利用する路線・日程・人数や、普段の支払いを一つ決めて比べてみてください。数字だけでは見えなかった違いが分かり、無理なく選びやすくなります。

    参考にした公式情報

    情報確認日:2026年10月14日。将来の制度は発表内容と開始時期を分けて記載しています。試算は本文の前提に基づく編集部計算で、実際の価格・空席・サービス継続を保証するものではありません。