Revolutメタルを1年使った本音|年19,800円に見合う人・向かない人

Revolutメタルを1年使ってきました。月額1,980円、年払いなら19,800円。金属カードの質感も魅力ですが、継続するかどうかは自分が使う機能で料金を回収できるかで判断したいところです。外貨両替、キャッシュバック、ATM、入金・送金の条件を公式規約と照らして整理します。

この記事は2026年9月28日に更新しました。本文中の「筆者の感想」と「規約で確認できる条件」を分けています。特典は変更されるため、申込時にはアプリ内表示も確認してください。

目次

1年使って感じた結論

海外で外貨を使う機会が多く、対象のカード決済も多いなら、メタルは検討する価値があります。一方で、無料プランの範囲内で済む人には毎月の費用が重くなりがち。筆者も海外旅行でATMを数回利用しましたが、ATM無料枠だけで年会費を回収したわけではありません。

パートナー特典の合計額を丸ごと「得した額」にするのも違います。以前から自分で払っていたサービスを置き換えられた分だけ数えると、判断しやすくなります。

まずは3プランを比較

項目スタンダードプレミアムメタル
プラン料金無料月980円/年9,800円月1,980円/年19,800円
外貨両替月次30万円まで無料枠。超過分0.5%、市場営業時間外は追加1%為替手数料無料為替手数料無料
ATM引き出しのRevolut側無料枠月次2.5万円相当月次5万円相当月次10万円相当
国内銀行送金の無料回数月次1回月次3回月次5回
カード決済のキャッシュバックなしなし対象決済の1%、月次上限5,000円

※表は日本向けのスタンダード、プレミアム、Revolutメタルの公式料金表の料金表を2026年9月28日に確認した内容です。ATMの運営会社による手数料、入金方法別の手数料は別に確認してください。

旧記事に残っていたスタンダードの外貨両替無料枠「75万円」は現在の条件ではありません。まず無料プランで使い、自分が月次30万円の枠を超えるかを見るのも手です。

金属カードの質感は魅力。ただしコストは別に考える

金属製のカードを取り出したときの重さや質感には、プラスチックにはない楽しさがあります。キャッシュレス中心でも「財布に一枚入れておきたい」と思わせるのは、メタルならではです。

公式料金表では、メタルプランの1枚目のメタルカードは発行料・送料とも無料。2枚目以降のメタルカードは発行料6,000円です。短期間で解約するときの条件もあるので、カード目的で加入する人は先に確認してください。

旧記事では重量や素材、選べる色を細かく断定していました。提供中のデザインは時期によって変わるため、ここでは申込画面で確認できる内容を優先します。

1%キャッシュバックで元は取れるか

メタルのキャッシュバックは対象となるカード決済の1%、月次サイクルで最大5,000円です。全ての支払いが対象ではありません。電子ウォレットへのチャージや金融関連の支払いなどは、特に条件を確認したいところです。

試算対象決済が全額還元される場合の目安
年払い19,800円を還元だけで回収年間198万円の対象決済
月払い1,980円を還元だけで回収月19.8万円の対象決済
月次の還元上限5,000円対象決済が月50万円で到達

これは計算上の目安です。対象外決済があれば還元は下がりますし、手持ちのカードでも還元を得られるなら、比較すべきなのは差額です。筆者は還元を評価していますが、「使えば必ずプラン料金が実質無料」とは言い切れません。

外貨両替と海外利用で見るべき点

メタルの公式料金表では、外貨両替の為替手数料は無料です。Revolutが提示する為替レートは市場データなどを基に同社が決めるため、「必ず市場で最もよいレート」という意味ではありません。実行前に、アプリに表示される受取額を確認します。

スタンダードは月次30万円を超えた交換等の取引に0.5%が適用され、為替市場営業時間外の法定通貨の両替には追加1%の規定があります。海外利用額が大きい人ほど、メタルとの差が出やすい部分です。

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ATMの無料枠は10万円相当。現地手数料に注意

メタルでは、月次10万円相当までRevolut側のATM引き出し手数料が無料です。超過分には2%がかかります。さらに、現地のATM運営会社が独自の手数料を課す場合もあります。

筆者は海外旅行で数回利用した程度でした。現金をあまり使わない旅なら、この枠だけを理由にメタルへ加入する必要はないと思います。引き出し前にATM画面の手数料も見ておきましょう。

パートナー特典は自分が使う分だけ評価する

メタルにはパートナー企業の特典が含まれます。ただし対象のサービスは国・プラン・時期によって変わります。アプリの「プロフィール」→「ご利用プラン」→「すべて表示」から現在の内容を確認できます。Revolut公式ヘルプも参考になります。

例えば、既に有料で使っているサービスを置き換えられるなら節約額に入れられます。もともと利用予定のないサービスの定価を全部足すと、実際の家計より大きな数字になります。以前の記事で挙げた個別の提携サービスと年間約13万円相当という数値は、契約時の提供内容と自分の利用実態で見直してください。

入金方法と送金の条件

カード入金はブランド・種別で手数料が違う

銀行振込による入金はRevolut側では無料ですが、振込元の銀行手数料が発生する場合があります。Visaのクレジットカードからの入金は1.7%、国内発行のMastercardクレジットカードは通常無料など、カード種別で条件が異なります。

入金方法Revolut側の主な手数料
銀行振込無料(振込元の銀行手数料は別途の場合あり)
Visaクレジットカード1.7%
国内発行のVisaデビットカード無料(対象外カードあり)
国内発行のMastercardクレジット/デビットカード無料(対象外カードあり)
Mastercardプリペイドカード1.3%(対象外カードあり)

海外発行カードやビジネスカードなどには別の条件があります。カードから入金した残高は送金やATM引き出しに使えない場合もあるため、現金引き出しを予定しているなら銀行振込で残高を用意し、アプリの利用可能額を確認してください。

国内銀行送金は月次5回まで無料

メタルは国内銀行口座への送金が月次5回まで無料で、超過すると1回220円です。国際送金では相手先や中継銀行の費用が加わる場合があります。実行前にアプリで表示される費用と着金額を確認しましょう。

空港ラウンジとSmart Delayについて

旧記事ではSmart Delayをメタルの常設特典として紹介しました。日本向けの過去の規約は確認できますが、今回参照した現行の料金・プラン案内だけでは現在の提供状況を確定できませんでした。ラウンジを加入の決め手にするなら、契約時のアプリ内表示と適用規約を確認してください。

どんな人に向いているか

  • メタルを検討したい人:外貨両替が無料プランの枠を超えやすく、対象決済が多く、実際に使うパートナー特典がある人。
  • 無料プランから始めたい人:外貨利用やATM引き出しが少なく、手持ちのカードで十分な還元を得ている人。
  • プレミアムも比較したい人:外貨両替の無料枠は必要でも、1%のキャッシュバックや金属カードまでは必要ない人。

筆者なら、直近3か月の決済額、海外利用額、使う特典を並べて差額を計算します。金属カードの所有感はそれとは別の楽しみとして評価したいです。

紹介リンクから申し込まれた場合、筆者に報酬が入ることがあります。特典や条件は申込画面の表示を優先してください。

公式資料:メタル料金表/プレミアム料金表/スタンダード料金表/パートナー特典案内(2026年9月28日確認)。

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