Deep Digging Series　№8　エポスカード

カードを個別に深掘りして紹介する「Deep Digging Series」今回は丸井グループ発行のエポスカードを紹介します。
このサイトでは何度かエポスカードを取り上げていますが、今回はより一層深掘りをして紹介していこうと思います。

このページを読んでわかる事

• エポスカードの魅力
• エポスカードの特徴
• インビテーションについて

エポスカードとは

エポスカードはファッションビルなどを中心に幅広い事業を展開している「丸井グループ」の子会社、
エポスカード株式会社発行のクレジットカードです。
年会費が永年無料な上、マルイ店舗での即日発行などが人気のクレジットカードです。
特にマルイ系列の店舗でお得になる為弱点層を中心に人気のクレジットカードです。

エポスカードの魅力とは

年会費が永年無料

エポスカードは年会費永年無料のクレジットカードです。
発行から解約まで一切料金は発生しません。

海外旅行保険が自動付帯

エポスカードの大きな魅力として挙げられるのが「海外旅行保険」の「自動付帯」です。
通常旅行保険には「利用付帯」と「自動付帯」の2種類があります。
利用付帯はカードで旅行代金を支払わないと補償されません。一方自動付帯保険はエポスカードで旅行代金を支払わなくとも自動で保険が適応される保険です。
年会費料のクレジットカードで海外旅行保険自動付帯のクレジットカードはエポスカードしかありません。

ETCカード・家族カード・プリペイドカードも無料

エポスカードは「ETCカード」「家族カード」「プリペイドカード」の発行が可能なクレジットカードです。またエポスカードの場合はそれらのサービスが全て無料で利用することが出来ます。
ETCカードが無料・家族カードが無料のケースはありますが「プリペイドカード」まで無料なのはかなり珍しいです。

ポイントアップサイトが超優秀

エポスカードは通常還元率0.5％のクレジットカードです。
還元率0.5％は決して高還元率なクレジットカードではありません。しかしエポスカードには
ポイントアップサイトが存在します。ポイントアップサイトとはサイトを経由してエポスカードで商品を購入した場合、追加でボーナスポイントが貰える仕組みのサービスです。
ボーナスポイントは最大で30倍、特に「Apple」や「ノジマオンライン」などのたまに使う事のあるサイト中心にラインアップされているのが特徴です。
またエポスカードのポイントアップサイトは運営母体がファッション系のおかげなのか多くのブランドがポイントアップ対象になっています。洋服を買う方やファッションに気を遣う方にとっては非常にありがたいサイトです。

カード積み立てが可能

エポスカードは「カード積み立て」が可能なクレジットカードになっています。
カード積み立てとはクレジットカードで投資信託を購入、また積み立てNISA登録をする事で非課税で投資信託を運用する事が出来ます。
20222年現在、カード積み立てを行えるクレジットカードは「三井住友カード」「セゾンカード」「JCBカード」「楽天カード」などいくつかのカード会社のみです。

エポスゴールドカードへのインビテーションがある

エポスカードは条件を満たす方にゴールドカードのインビテーションを送っています。
インビテーションとは招待状の意味を持ちインビテーションを獲得すると年会費永年無料でゴールドカードを所持する事が可能になります。
通常インビテーションの獲得条件は非公開になっています。一方エポスカードはインビテーションを大勢の方に配っている為あらかたインビテーション獲得条件が割れているクレジットカードです。
エポスカードほどインビテーション条件が認知されているクレジットカードはありません。

エポスカードの弱点

還元率が悪い

エポスカードの還元率は0.5％です。還元率0.5％というのは悪い数字ではないですが、最近は1％や1，5％のクレジットカードが多数誕生している為、カードをお得に利用したい方にはあまりお勧めできません。一方エポスポイントアップサイトを工夫して使いたい方にはおすすめです。

ショッピング保障が有料

エポスカードにはショッピング保障がありません。
ショッピング保障とはエポスカードで購入した商品が破損や盗難にあった場合に保証してくれるサービスです。エポスカードの場合は残念ながらこのサービスが有料になります。
年間利用料は1,000円の為月額は88円と言ったところでしょう。せっかく年会費が無料なのにショッピング保障のみゆ有料なのは少し残念な所です。

エポスカードのカードデザイン

エポスカードは縦型デザインの先駆者です。
特にプラチナカードやゴールドカードの縦型デザインを日本国内で初めて採用したカードです。
縦型デザインかつカード番号は裏面に配置するデザインは統一感があって非常にスマートかつ機能的です。

エポスカードを他カードと比較

エポスカードの事をちょっと知ってもらった所でエポスカードの長所を紹介します。今回はエポスカードと同じ「年会費永年無料」のクレジットカードから3枚をチョイス、エポスカードと比較していこうと思います。
※　条件ありで年会費が無料になるカードは今回除きます。

比較カード
・エポスカード　エポスカード発行
・SAISON CARD digital　クレディセゾン発行
・JCB CARD W　JCB発行
・楽天カード　楽天カード発行

	エポスカード	SAISON CARD digital	JCB CARD W	楽天カード
年会費 （本会員）	永年無料	永年無料	永年無料	永年無料
年会費 （家族会員）	永年無料	永年無料	永年無料	永年無料
国際ブランド	VISA	VISA MASTER JCB AMEX	JCB	VISA MASTER JCB AMEX
獲得ポイント	エポスポイント	永久不滅ポイント	Oki Dokiポイント	楽天ポイント
ポイント有効期限	2年	永年	2年	2年
還元率	0.5％	0.5％	1％	1％
旅行保険 （海外）	最高500万円 （自動付帯）	無	最高2.000万円 （利用付帯）	最高2.000万円 （利用付帯）
旅行保険 （国内）	無	無	無	無
ショッピング保障 （海外）	無	無	年間100万円	無
ショッピング保障 （国内）	無	無	無	無

エポスカードの審査難易度について

エポスカードのカード属性は「流通系クレジットカード」です。
流通系クレジットカードとは主に商業施設が発行をしているクレジットカードを意味します。
流通系クレジットカードの特徴としては多くの方に使ってもらえるように「幅広い年代」「発行しやすい難易度」になっている事が多いです。
エポスカードの審査難易度は10段階中で3です。
エポスカードのお申し込み条件は「高校生を除く18歳以上の方」となっておりほぼすべての人が申し込み対象になっています。
一方「金融事故」を起こした方や虚偽申告をした方などなんだかのマイナス要因がある方は発行が出来ません。これも流通系クレジットカードの特徴です。
三井住友カードや三菱UFJニコスなどの銀行系クレジットカードはたまに温情発行してくれる場合がありますが、エポスカードはその点かなり厳しい対応をとることで有名です。

エポスカードの審査に通過するには

多重申し込みはやめる

エポスカードは自動審査です。申し込み者の情報をスコア化し、合計点数で発行条件を決めます。
多重申し込みはスコア化をする場合はマイナス要因に働きます。
よって多重申し込みの場合は自動的に発行難易度が上がるのです。
ですのでエポスカードの発行をする場合は多少「多重申し込み」に注意して発行しましょう。
※　ある程度（直近6か月で7枚程度ならセーフです。それ以上なら少し待って発行しましょう。）

キャッシング枠を設けない

エポスカードは消費者金融ではありません。
キャッシング枠を設けると途端に発行難易度が上がります。
特に他社ですでにキャッシングをしている方は要注意です。エポスカードを発行したい場合はキャッシング枠を0円にして申し込むようにしましょう。
※　キャッシング枠はカード発行後に申請することが出来ます。

属性別発行難易度

	キャッシング無	キャッシング有
無職	△	✖
主婦	〇	△
専業主婦	〇	△
学生	〇	△
新社会人	〇	〇
社会人	〇	〇
役員・公務員	〇	〇
経営者	〇	〇
個人事業主	〇	△

エポスカードは流通系クレジットカードですが立派なクレジットカードです。
無職の方や専業主婦の方、学生の方など収入が無い方はキャッシング枠を設けないければ発行出来る可能性があります。一方学生や収入のある主婦などは他社カードで延滞などを起こしていなければ発行出来るでしょう。それ以上の社会人の方などは問題なく発行出来るでしょう。
注意点
上記の表は金融事故や延滞などが無いのを前提に作っています。
他社カードで度重なる延滞や金融事故などを起こしている場合は発行が出来なくなる可能性があります

エポスカードのインビテーションについて

皆さんが気になっているであろう「インビテーション」についての解説をしていきます。
エポスカードに限らずゴールドカードなどを発行しているクレジットカード会社はスタンダードカードを長年利用してくれているユーザーや高額利用をしてくれるユーザーにゴールドカードへの招待状を送ってます。招待状経由でゴールドカードを申し込んだ場合はたいていの場合は年会費優遇などが受けられます。通常招待状の送付条件は公表されません。一方エポスカードの場合はスタンダード会員数が多い為招待状の送付数も多いです。よって招待状の送付条件が他社カードに比べて圧倒的に具体化されています。これから招待状の送付条件をなるべく具体的に説明していきます。
（注：全ての方に以下の条件が当てはまるという物ではありません。）

前提条件

入会から6か月以上経過している

エポスカードに限らず殆どのカード会社は入会6か月後までは皆さんの様子を見ています。
本当にカードを利用しているのか、また不正利用などを行っていないか確認しています。これはエポスカードも同様の措置をとっているようでいくら使っても入会から最低でも6か月間立たないと招待状送付条件には達しないようです。
※：ネット上にはエポスゴールド修行を初めて1か月で招待状が来たなどの書かれていますが、
　　実はメインカードとして利用はしていなかったもののエポスカードは持っていたケースが
　　殆どです。

招待状獲得条件　その「１年間で50万円の利用をする」

エポスゴールドカードは通常申し込みをしても年間50万円利用すれば翌年度以降の年会費が無料になります。よって年間50万円利用というのが1つの条件になっています。
※：ネット上には年間利用30万円でインビテーションが来たケースなどがありますが、
　　基本的に新規入会の方でインビテーションを獲得したいのであれば年間50万円程度を利用
　　する事をおススメします。

招待状獲得条件　その2「決済回数を増やす」

エポスカードのインビテーションは決済金額よりも決済回数を重視しています。
クレジットカード会社はエポスカードをメインカードに使っている方にインビテーションを送ります。
ですので高額決済を数回程度行うよりは、日常的に100円でもいいのでクレジットカード払いにする事でエポスカードにアピールする事ができます。
インビテーションを獲得したい方は是非カードを沢山使いましょう。

招待状獲得条件　その3「付帯サービスを沢山利用する」

エポスカードには様々な追加サービスがあります。
皆さんの為になるサービスから正直関係のないサービスまで様々です。
このサービスのなカには招待状獲得までの道のりを短くしてくれる物も隠れています。
今回はやっておくと良い追加サービスに関して紹介します。

サービス名	サービス内容	利用者への影響	招待状貢献度
ETCカード	ETCスルーが可能になる	便利になる	貢献する
TUMIKI証券積み立て	カード積み立てが可能に	正直関係ない	貢献する
エポスプリペイドカード	エポスカードでチャージ＆ペイが 可能になります。	便利になる	関係ない
カード利用通知サービス	SMS・メール等でカード利用時に通知が 来ます。	便利になる	若干貢献
いつでもリボ	全ての支払いがリボになります。	地獄を見る	貢献する
公共料金の支払い	公共料金の支払いを行います。 特定の支払いでポイントアップするかも	基本関係ない	貢献する
キャッシング	キャッシングを行います。	関係ない	関係ない
エポポイントUPサイト利用	エポスポイントUPサイトを使用します。	お得になる	貢献する
エポス優待サイト利用	エポスの優サイトを利用します。	お得になる	貢献する
キャンペーンの利用	その都度キャンペーンに応募します。	お得になる	貢献する

サービスによってはお得になったりますが、すべてのサービスがお得になるとは限りません。
特にリボ払い設定などは招待状獲得にかなり貢献しますが若者は地獄を見ます。
自分の置かれている状況やその時の金銭的余裕などを考慮してサービスをしましょう。

エポスカードは今キャンペーン中（いつでも）

エポスカードは新規入会で2,000ポイントをプレゼントしています。
新規発行をするだけでポイントをプレゼントしていますので興味のある方は是非調べてみて下さい！
注意点としてはカードを自宅配送にすると「ポイントプレゼント」になるのですが店頭受け取りにすると「2000円分のマルイお買い物券」になります。マルイで買い物をする予定のない方やポイント投資などをしたい方は注意が必要です。

総評

エポスカードは付帯サービスなどが非常に充実しているオールラウンダーなクレジットカードです。
通常決済ではあまりポイントは貯まりませんがマルイオンラインやエポス優待サイト等を上手に使えば非常に還元率の良くなるクレジットカードです。

エポスカードのリンクはこちら

https://www.eposcard.co.jp/index.html